カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

日本人

2008-07-28 15:26:31 | 本本本
世界の日本人ジョーク集 早坂 隆著 2007年 ★★★☆☆

小説の合間にこういった本を読むのもひとつの楽しみ。

といっても自分ではずえ~ったいに買うことはないんだけど。
(読み返すことがなさそうだから)

ともあれ、文化比較論とかが好きな人にはたまらん内容の本書です。
世界でこっそり日本人がでてくるジョークを集めたもの。
世界(と言い切っていいのか分からないけど)の人々からみた
ステレオタイプな日本人像がまる分かり。相当面白い!

中国人がオチになっているものも紹介されていて、個人的に超ツボだった
ジョークのあらすじを書いちゃいますね。

酔狂な大富豪が「青いキリン」がほしいといった。莫大な金を出してもよいそう。

イギリス人はどうやったら見つかるのか議論をした。
ドイツ人は図書館へとこもった。
アメリカ人は軍隊を派遣して探した。
日本人は品種改良に成功した。
中国人は青いペンキを買いに走った。

うぷぷぷ。国民性をキレイにとらえてます!お見事。
上海の友だちにこの話をしたら、中国人は…の時点でみんなオチが分かってたよ(笑)

海外旅行をして国民ウォッチングが好きな人、
世界から見た日本人像に興味のある人にオススメです。

飛んでゆけたら。

2008-07-26 23:58:13 | yuccooのつぶやき
今日は夏のイベント第一弾の日ですね~
連日最高気温が37度前後の上海からすると、野外でライヴなんて考えたくもないけれど
日本では涼しい風が渡ったり、夕暮れ時にセミの鳴き声が聞こえたり…

きっと情緒と情熱あふれるステージが繰り広げられてるんだろうなあ

籠の中にいる蝶々、わたし。
仕事・家庭・学校。。。いろいろな枠の中で生きているから
こんな風に羽ばたけないときもあるよね。
おかげ様で食べ物に困ることはないけれど。

今日は結婚記念日のお祝いに行ってきました(私が日本にいる間にホントの記念日は過ぎた)
たまにはおめかしして出かけるのも、いいものです。
お気に入りのアクセサリーとワンピースでテンションアップ!!
デザートが選び放題で!欲張っていっぱいたべたらもーーーおなかいっぱい~
苦し過ぎてしばらく寝れなさそうだよ~
スピメンはちっとも太る気配がないよね、ハチキレンばかりに食べることはないかな??

冬眠、の逆でえーっと夏眠?したいくらい、毎日毎日暑いアツイ~
ここ何週間も25度以下になってないんじゃないかな??

ああ、取り留めのない今日のわたし。(今日も?)
 満腹は 思考力を 奪います (今日の一句)

                おわり

「トツゲキー!」

2008-07-22 12:30:22 | 本本本
陰悩録ーリビドー短編集 筒井康隆著 2006年 ★★★★☆

まずは、wikipediaでリビドーを参照してみると、こんな感じ。
「リビドーとは、日常的には性的欲望または性衝動と同義に用いられることが多々ある」

つまり、まあ、乙女が口にだすのを憚ってしまうような、
あれやこれやが赤裸々にものすごくユニークな着眼点から描かれている短編集。
その目の付け所がすごい。本当に、スゴイ!!
そして、笑える。

大学時代の友だちをして「yuccooは下ネタだいすきだよね」と言われる私だから?
なおさら?なのかも?だけど バスの中で怪しくニヤリ。思わずクスリ。
ユーモア満載で全然やらしくない所も、作者の力量や器の大きさを見た気がします。
マサムネさんの「エロス」を日常的に浴びているスピファンには
おそらく嫌悪感を持つ人はいないであろう、爽やかエロだ!と、
内心確信してまス、ふふふ。

いやらしくないちょいエロ奇想天外の世界をこっそり覗いてみたい人、
ぶっとんだ発想に触れてみたい人にオススメです。

若葉&アー写

2008-07-20 19:37:51 | スピッツ新曲関連

若葉=スピッツの34thシングルの名まえ。

映画「櫻の園ーさくらのその」の主題歌でスってよ~!おくさん!!

ライブドアのニュースで、マサムネさんのコメント読めますコチラ

「エンディングに爽やかな印象を残している」・・・う、うぐっ
この一文がある、ってことは、もしやもしやもしや
ハチクロの時にみたいに最後の最後のエンディング用?!
できれば劇中ず~~っと流れてほしいなあ
願わくば「タイタニック」のセリーヌディオンみたいに

「櫻の園」自体はすご~く名まえが有名だけど、見たことがない話。
えっと、秋に公開ってなってるからちょうど見れるかも??!わくわく

して、お次はアー写。
もうみなさん気づいてるかもしれませんが、いちおうコチラ
みんなの格好が夏っぽくない。。。と嘆くのは私だけでしょか。
女性ファッション誌みたく年中ノースリーブやTシャツでお願い!とは言わないけど
せめて半袖orジャケットなしの姿が見たかったでス~ 欲張りで、ごめん。

色やボケ感はすっごく好き

なんにせよ、青春のカホリが濃厚に漂いでるであろう新曲、めっちゃたのしみー!!

「どうせ死ぬのだったら」

2008-07-17 11:02:23 | 本本本
一応の推定 広川純著 2006年 ★★★☆☆

こちらも、知り合いの人から頂いた本。
まったく予備知識がなく読み始めるのは不安でもあるけどわくわくもするね~。
装丁とプロローグで、ミステリーの匂いが濃厚でしたが、マサにそうでした。

定年間近の保険調査員の男性が主人公。
私、感情的な人間なので(笑)感情描写とかはすきなんだけど
ミステリーってどうしても状況描写が多くなります。なので途中若干
集中力が途切れた…、落ち着いた文体にも単調な印象を受けてしまった。

が!調べてみたらこの作品、デビュー作らしいです。60歳の方の。
松本清張賞を受賞されてのデビュー、すごいですね。

傷害保険の裏側、ゆるやかなミステリーに興味のある人におすすめです。

初☆四国

2008-07-10 05:03:27 | 旅人になるなら今なんだ

どうもです~♪
本日から日本へ10日間ほど戻りまス

送別会が盛り上がって帰宅が深夜2時になり、旅の計画を詰めていたら3時になり、
家の片付けとちょっと準備をしていたら4時だよーー キャー。

大阪インアウトで、メインは四国!!イエ~イ

うどん食べまくるぜっ
温泉つかりまくるぜっ
お寺まわりまくるぜっ

っと気合満タン メインは友だちの結婚披露お泊り会@愛媛なので
それもたのしみーー♪♪ 泊りがけで披露宴って珍しいよね(笑)
おまけに会費が3000円 どんな熱い夜になるのかわっくわくー

そのあとちょっとプラプラして、高松の友だちの所に寄って
大阪で健康診断して旅は終了。

大阪でのメインイベントは…スピッツブロガーでちょっと集まっちゃおうというもの!!
ひゃ~~いつも言葉だけでやりとりさせて頂いていた方たちの
肉声聞けちゃいます!顔も見れちゃいます!こりゃすごい~
ご都合あわせて頂いて本当にありがとうございます感謝。

さささ、準備もうちょっとしてもう寝まス~☆


流れ星2

2008-07-07 20:18:26 | 花鳥風月


          流れ星   流れ星

          すぐに消えちゃう  君が好きで



          流れ星   流れ星

          本当の神様が    


          同じ顔で僕の窓辺に 現れても




ジョグするときには全く向いてない、その対極にあるような曲。
部屋を暗くして しっとりしっとり自分の心に向かうスパイラルで聴きたい。
あ、逆か。ちょっとクラーイ気分の時に、聴きたくなります。PV、私的に笑えてきます
ここ最近はこの曲よりもルキンフォーを聴くことの方が多くなったなあ。

今日は七夕~
日本では何かイベントとかがあるのかな?
スピッツの影響で七夕=浴衣 みたいなイメージがあるけど
実際のところ花火とか夏祭りはもう少し先だったような?

中国は旧暦でお祝いするので、日本と一ヶ月半くらいずれています。
笹とかお願いごと、とかもないから雰囲気が違うよーい。
スピメンはどんなことをお願いしたのかなあ そっと短冊覗き見したい。




「私は田村くんにたくさんパワーをもらっています」

2008-07-06 15:28:42 | 本本本
ホームレス中学生 田村裕著 2007年 ★★★☆☆

実際の話、彼の真実の人生なので星なんかをつけては悪い気がするような
誠実さを持って描かれている本。
ネタっぽい章と心に迫ってくる本音の章と、緩急がつけられていて読みやすい。

私は移動中に読んだのだけど、それでも涙や笑いがこみあげてきて困りました。
近所の人や親戚、先生や友達、家族との深く温かい交流の部分は特に丁寧に
描かれていて、作者の人柄の良さや素直さが伝わってきた。

試練がある、逆境がある、必ずしもいつも前向きではない。
それでも素直で人を妬まず、人懐っこくまっすぐで。素敵だな~

文章は…実際のところ。。。最初の数ページで何ヶ月もほったらかしにしてた位。
でも読み始めちゃうとそれほど気にならず、ほっ。

あ、もう有名だと思いますがホームレスしてたのは1ヶ月くらいの期間なので
中身の半分位はホームアリ高校生のおはなし。爆笑エピソードもあるよ。

リアルな誰かの人生の苦境を垣間見てみたい人、心の交流にほのぼのしたい人、
大阪的笑いセンスのある文章を読みたい人にオススメです

嬉しいご報告

2008-07-03 22:40:27 | スピライブ!!

やったーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

オンラインメンバーでの先行抽選、当たりました

うれしい。。。。。 しみじみ嬉しいです!

前半行けなくてもやもやしていた気持ちが
ここで弾けそうです。ひゃあああ。なんたる幸せ!!!

一緒に祈ってくださった方に心より感謝☆ そして神様、ありがとう。
これからも日頃の行いをよくするよう、つとめます!

ちなみに和歌山公演です。

行かれる方がいらっしゃったらゼヒ教えてください

「よくきたなあ」

2008-07-01 17:49:26 | 本本本(★★★★☆~)
しゃべれども しゃべれども 佐藤多佳子著 1997年 ★★★★★

まず、登場人物がいい。

なんとも味があって、実際にいたら私もぜひお近づきになりたい、と思う主人公。
そうそうそうそう!!と頷きたくなるツッパリ加減の人、さっぱり威勢のよい祖母。

そして文章がいい。

テンポがいい、キレがある、ユーモアのセンスがある、そしてあったかい。
軽快で心地好い音楽が低音に流れているのを感じ、世の中が暗くなるような事件も
不幸になる気もしない。とにかくハッピーで潔い感じ。

テーマもいい。

自信ってなんだろう。人から好かれるってなんだろう。
ちょうどなんだか自信が足りなくて、ウロウロ路頭に迷いそうだった時期に読んで
溜め息が出そうなほど素敵な登場人物たちとその世界にどっぷり浸かりました。

落語のお話なので、脳内主人公がちりとてちん・草々!
屈折してなくやさしく不器用でちょっと古風にとことん落語好き、と☆

ネットでちょいと検索してみたら、映画化されてるんだ~
気になる主人公は…知らずに読んで先入観を持たない方がいいかも。

からっと適度な自信をもって、悩んだって自分や周りの人を好きで好きで
そんな風に生きてゆきたいなあと思っている、軽めの本を読みたい人におすすめ。

も~ひさしぶりの文句なし星5ツ、進呈!!パチパチパチ

佐藤さん、しあわせな読書タイムをありがとうございました♪