「まずは自分たちのために、自分のやれることをやり切る」

オシムの言葉ーフィールドの向こうに人生が見えるー
木村元彦著　2005年　★★★★☆

貸してくれたのは、スマートで切れ者の雰囲気をビンビン出してる美人なネエさん。

彼女いわく「最後にもう号泣っす！yuccooちゃん！」とのことだったので、期待大！
サッカー好きの彼の影響で前よりは分かるようになったけど、そこまで詳しくない私。
たのしめるかちょっと不安だったけど、いや～。。。オシムってすごいね！！

彼の魅力、彼の実力。彼の苦悩。
そういったものが、ぎゅっと入っている一冊
もう途中から涙腺ゆるみっぱなし

おまえはいま、全力で生きているか？

おまえは本気で人と関わっているか？

おまえは夢ばかりみていて、やれることをやっていないのではないか？



そんな問いかけが胸に迫ってくる。

オシム語録と話題になるほど、ウィットに富んだ深い発言をするオシム。
３月には退院できるとゆうことで、またサッカーの神様と彼が対話する日が来るのを
心待ちにしています。彼が監督するサッカーの試合が見たい！！むっちゃ見たくなった

自分を信じ、自分の可能性を信じて努力することの難しさ。挑戦しつづけること。
すごく自分の栄養になる本でした。

自分にカツを入れたい方、凄腕の指導者の手腕を覗いてみたい方
誰かが死んでゆくから、失恋だから、流す涙以外の涙を味わいたい方にオススメです。

ウララちゃんの大きな木

　

　　　　　　　　　　　　いつも　僕の手をにぎり


　　　　　　　　　　　　つれて行ってくれたよね



　　　　　　　　　　　　大きな木が一人　　　　　　　　待っていたあの場所へ


　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　木の実がなるころに　足で草かき分けて

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕ら日が暮れるまで　　　　　いろいろなものを見た



　　　

はずかしながら、昨日初めて聴いた「ウララちゃんの大きな木」作詞：草野正宗　作曲：三輪徹也！！

すごく情緒的、ノスタルジックに溢れる歌詞と　フォーク歌謡曲の雰囲気が
さらに懐かしい気持ちにさせる、なかなかに切ない曲だなああ

てっちゃんのリコーダーがまた、素朴でやさしい音色。


本当はもう少し落ち着いた色のほのぼの夕焼けがよかったのだけど、ちょうど手元にある
「大きな木」がこれだったので、この一枚が見事当選
色修正とか何もせずにこの色だったの、まのあたりにすると鳥肌ものだったよー

それにしても、インディーズ時代の曲ってどのくらいあるのかな？
ざっくざっく知らない曲が出てきて、昨日はすっごい興奮のるつぼでした！

「その位なら、あんなに騒がなければいいのに。」

上海游記　江南游記　芥川龍之介著　2001年（1925年）★★★☆☆

芥川龍之介、と聞くと実は「堅苦しいかな」不安だったけど、これはもーー面白かった！！
特に私が今上海に住んでいる、とゆうのが大きいのかも、とは思うのだけど。
すごく愉快でウィットに富んだ観察眼を持った人なんだなあと
その筆の確かに加え観察力・洞察力がずば抜けているんですね～。

芥川龍之介が感じた80年前の上海と今経済的に目を瞠る急発展を遂げつつある上海。
町の面影はずいぶん変わったけれど、人そのものは案外変わっていない。
世界各国に「チャイナタウン」があるくらい、人数が多いだけでは
括りきれないパワーとカオスに満ちた町。

上海に興味がある人、芥川龍之介の視点に触れたい人にオススメです

ときどき分からなくなる

「はっ」と心にぐぐっとくる瞬間。

そのいろ、その光、そのやわらかさ。

その影、そのかたち、その表情。。。。。。


そんなふうに、こころの赴くまま風のふくまま　何かを追いかけてシャッターを押す。

デジタル一眼レフはフィルムの頃と違ってすぐ見れるし、自分での微調整が可能だから
随分と待たなくていいし自分のイメージ通りの写真を簡単にアウトプットできるようになってきたんだよね。

いま、ってゆうかずっと撮ってから「この写真はスピッツっぽい！！」って感じている写真があるのだけど
それがどの曲にピタっとくるのかが分からない。う～～ん、考えても考えても分からない。
でもスピッツが流れているような気が、している（撮影者の贔屓目かも、だけど（笑）

そこでここで聞いて見ることにしちゃおっか！って思いついた～！！

カメマサ始まって以来初の試みですが、こんどその写真を載せたいと思います。
「うーん。特にない」なんてゆう本音の意見からなにからなにから率直な意見が聞けたらうれしいな。

今からわくわくっ！

ちなみに今回の写真も、ちょうどいい歌がぴたっとはまらなかった一枚
でも個人的には好きなのだ。なんとなく物憂げな曲線たち。

「人類の歴史は掃除の歴史なんだって。」

三月は深き紅の淵を　恩田陸著　2001年　★★★☆☆

４部構成からなる「三月は深き紅の淵を」とゆう本を巡る、４部構成のはなし。
１部ごとにそれぞれ登場人物・設定が大きく異なっていて
まるで色んな形・材質の破片を見ているような、質感の違う話たちです。
恩田さんって無類の読書好きなんだな～ってのが行間からビシバシ伝わってくる！

本の内容に触れたいのだけど、未読の人に分かっちゃうと面白くないのが難しい所。
さら～っと書くと私の中では以下の感じでした

１部：掴まれＯＫ
２部：おお！そっちに向かったか。とゆう意外性あり
３部：やや失速
４部：はじめだれるも途中からいきなり全速力で最後終了

第4部は「麦の海に沈む果実」とゆう恩田さんの本と関連があるみたい。
それにしても、むむう、なぜ。
恩田さんの本はそこそこ面白く読めるんだけど、残念ながらなぜか心に響いてこない
本が多いなあ～。登場人物への感情移入や惹きつけられる感じがたりないのかも？

恩田陸さん自身について興味がある人、
文章そのものの魅力について語るのが好きな本好きの人　にオススメです

超有名大物俳優に遭遇！！の巻

今日！ってかさっきーーー！！

偶然お会いしてしまいましたっ


場所は上海市内のとあるホテルのロビーバー。

ゆったりした造りなので、となりの席とはかなり離れてます。

そのソファーに座る後ろ姿。

。。。。まがいもなく！！

ミルヒー！！！！！！！（注：上海で映るBSでは最近再放送してるの）

席を立ち上がるときに写真をお願いすることに。

あああ。こんなに心臓がばっくんばっくんしたのはひさしぶり。
ってか声をお掛けするのに、こんなにキンチョーするなんてええええ
何年かぶりに全身全霊で劇的緊張しました。
これがスピッツだったら声をかけれないかも？？！yuccoo！

勇気をふりしぼって最初のひとこと。

「竹中直人さんですよね？？」

ちょっと疲れた表情ながら快く一緒に撮ってくれました！感激ー

ものすごく感じよく、なんとミルヒー（シュトレーゼマン）の真似まで！！！

なんていい人なんだあああ

たしか「しこふんじゃった」で初めて認識したのかな。
なんにせよ、感動です。すごいです。うれしかったです。感謝、感謝～

自分でもビックリするほど、舞い上がって興奮状態。
きっとスピッツだったら（また仮定中）はなした内容とか覚えてなさそお。。

ぶっとんだー。

なんだかオンラインメンバーになった影響なのか、きたぜ、マサ夢。

時はさかのぼり、私は大学２年生。
初めてのスピッツライブに大いに感動し、即「スピッツバックダンサーズ」（！！）
に応募、見事合格
（からだめっちゃ硬いから、万に一つダンサーが必要でもホントは無理）

それで、ライブで寸劇をするんですー！
私の脳内のどこで、そんな発想になったんだかあ。笑

ちょうどその時は敵に襲われた姫？をマサムネレンジャーたちが救う話！
私はレンジャーのひとりなんだけど、ちょっとやられたりしちゃって
マサムネレンジャーが助けてくれたよ　身のこなしが颯爽！！！

で、終わったときに。
yu「お疲れさまでーす！！おこさん、いかがですか？？？」
マ「ああ、もう３週間たってちょっと人間っぽくなったきた」


!!!!!!!!!!!!!！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
一部ファンの方はあまり気乗りがしないかもしれませんが、
私はすっごーーくハッピーになりました！マサムネ’ｓ　ベイビー！

その後ミルクの話や、オムツ替えの世間話とかして夢は終了。
ふわわ～
ベイビーの下りは「そんな風に隠し子がいたらいいなあ」とゆう私の願望が
如実に現れてるなー。うん。才能豊かなマサムネさんの、こども。

でもこないだ、エイベックスで働いていた人とその話をしてたら
「本当に才能がある人は、自分の遺伝子を残すよりも、今生きてる自分の人生を
輝かすことの方を選ぶ人が多い。だから芸術家にはゲイが多いのだよyuccoo」
と諭さちゃいました　なるほどね～。。。。
（注：決してすべての芸術家がそうだとゆう意味ではありません）

レンジャーで戦った疲労感と、ベイビーの幸福感の
両方が余韻でただよっていた目覚めでした。かたっぽ、マサ夢にな～あれっ

オンラインメンバーズに加入の巻

つつつつつつつつつつつつ、ついに！！！！！！！！！！！！

人生で初、ミュージシャンの方々のファンクラブオンライン版に入っちゃったよお

オフィシャルページの「ニュース」欄を覗くと・・・

●スピッツのオンラインラジオ、配信中！　とか
●"Report"　アップ！　とか

なんだかそそられる事柄多く起こっちゃってるんだもんねー

それが見れる幸せ・・・・

一気に見るのはもったいないので、ちびちび見てます。小出しです。
大きな幸せに弱いタイプ。笑

いっぽ、踏み出せた気がしてうれしい。
自分の少しの勇気と手間だったのだけど。記念日はバレンタイン！

＠トンガリヴィレッジ＠とゆういわゆるSNSもあるので
そちらも時間のあるときに入り浸ってしまいそうな予感。あーやばいぞ。

MIXIでは日記を書いてないけど、今度は書いちゃおうかな
リアルなお友だちが一人もいないってのが寂しいような気軽なようなふわふわ感。

こちらに来ていただいていた方で、「もう村にいるよ！」って方がいましたら
ぜひぜひご一報ください　名前はそのまんま、yuccooなり。

人生は固ゆで卵。

ハードボイルド・エッグ　荻原浩著　2002年　★★★★☆

ビーチ沿いで、プールサイドで、飛行機の中で。
そんなリゾート旅行のお供に持って行った本。
そしてそれにこれほどピッタリな本はあろうか？とゆう気持ちの良い読書感。

随所に散りばめられたギャグにくすくすニヤニヤすること数え切れないほど！
この方のユーモアセンス、や言葉選びの軽やかさ、テンポのよさは秀逸。

いちおう（？）探偵ものなので、ちょっと血の場面もあったりするわけだけど
とても気軽に温かな気持ちで読める。ハラハラもするし、ホロリとする場面もある。
荻原さんって、ゼッタイゼッタイ会って喋っても面白いんだろなあ。なんて
ちょっぴり憧れてしまった

他に読んだことがあるのデビュー作「オロロ畑でつかまえて」
うちの母の大のお気に入り。ほんっとに大爆笑してたなー。笑
あと「コールドゲーム」と「僕たちの戦争」、後者はかなり面白かった。

荻原浩作品が初めての人に、
さくさく楽しく読めつつも最後にほろっとしたい人にオススメです

メンバーさかさま

ご無沙汰していました～！！

こちらは春節（旧正月・チャイニーズニューイヤー）で一週間お休みがあったので
ちょっと南の方にいって　今朝もどってきました。

海辺から渡る風にうとうと。。。　レンタバイクでびゅーん。。。
足元にすりよってくるノラネコに小魚あげたり～　と大満喫！
観光と呼べる活動はほとんどしなかったな。そゆうのもまた、ああ、たのしかった。

で、昨晩の深夜便に乗って　今朝上海着。
３０度マイナス１度の世界へカムバーック。
そこで疲れが出たのか、洗濯を終えたらam10時pm3時まで
我ながらよくねた～～　＆スピッツが夢に～♪


場所は大きなアリーナみたいなところ。

まずはメンバーのアー写撮り、見学ターイム

ここで、なぜかメンバー全員が「３点倒立」でポーズ！！！！
みんなかなり上手に、おでこを支点としてきめ顔作ってたよ。なんのこっちゃー。笑

夢の中の私は、隣にいた友人と「すごい、すごい」と感心することしきり。

その後はいよいよスピッツのライブ！！のはずが、まずは司会者？から説明が。
「今日は会場に大勢のファンが詰め掛けてまーす！その中でスペシャルなのは・・・」
と紹介があった、そのファンの人たちとは。。。

なぜか氣志団ルックに身を固めたヤングたち！！
手にはロープ！！（いわゆるカウボーイみたいな）

つまり、花道にスタンバって、メンバー捕獲大作戦が繰り広げられる！！爆笑

なんだか、今まで想像もしなかったことが創造されて出てくる夢。へんてこ～

結果的には、スピッツは歌わず（なぜか急遽キャンセル）
怒りに燃えた群衆が一斉蜂起、会場は一瞬にして混乱の渦に巻き込まれ
危うく死者が出る勢い。と、歴史上の出来事風でした、ほんとに
ホンキで怖くて「夢なら起きなくっちゃ！！」って。

起きてよかったー　ふわ～あ。５時間昼寝したのは、ひさかたぶり

さささ。荷物をほどいて　夕食の食材を買出しにゆこう。