しゃべれども しゃべれども 佐藤多佳子著 1997年 ★★★★★
まず、登場人物がいい。
なんとも味があって、実際にいたら私もぜひお近づきになりたい、と思う主人公。
そうそうそうそう!!と頷きたくなるツッパリ加減の人、さっぱり威勢のよい祖母。
そして文章がいい。
テンポがいい、キレがある、ユーモアのセンスがある、そしてあったかい。
軽快で心地好い音楽が低音に流れているのを感じ、世の中が暗くなるような事件も
不幸になる気もしない。とにかくハッピーで潔い感じ。
テーマもいい。
自信ってなんだろう。人から好かれるってなんだろう。
ちょうどなんだか自信が足りなくて、ウロウロ路頭に迷いそうだった時期に読んで
溜め息が出そうなほど素敵な登場人物たちとその世界にどっぷり浸かりました。
落語のお話なので、脳内主人公がちりとてちん・草々!
屈折してなくやさしく不器用でちょっと古風にとことん落語好き、と☆
ネットでちょいと検索してみたら、映画化されてるんだ~
気になる主人公は…知らずに読んで先入観を持たない方がいいかも。
からっと適度な自信をもって、悩んだって自分や周りの人を好きで好きで
そんな風に生きてゆきたいなあと思っている、軽めの本を読みたい人におすすめ。
も~ひさしぶりの文句なし星5ツ、進呈!!パチパチパチ
佐藤さん、しあわせな読書タイムをありがとうございました♪
まず、登場人物がいい。
なんとも味があって、実際にいたら私もぜひお近づきになりたい、と思う主人公。
そうそうそうそう!!と頷きたくなるツッパリ加減の人、さっぱり威勢のよい祖母。
そして文章がいい。
テンポがいい、キレがある、ユーモアのセンスがある、そしてあったかい。
軽快で心地好い音楽が低音に流れているのを感じ、世の中が暗くなるような事件も
不幸になる気もしない。とにかくハッピーで潔い感じ。
テーマもいい。
自信ってなんだろう。人から好かれるってなんだろう。
ちょうどなんだか自信が足りなくて、ウロウロ路頭に迷いそうだった時期に読んで
溜め息が出そうなほど素敵な登場人物たちとその世界にどっぷり浸かりました。
落語のお話なので、脳内主人公がちりとてちん・草々!
屈折してなくやさしく不器用でちょっと古風にとことん落語好き、と☆
ネットでちょいと検索してみたら、映画化されてるんだ~
気になる主人公は…知らずに読んで先入観を持たない方がいいかも。
からっと適度な自信をもって、悩んだって自分や周りの人を好きで好きで
そんな風に生きてゆきたいなあと思っている、軽めの本を読みたい人におすすめ。
も~ひさしぶりの文句なし星5ツ、進呈!!パチパチパチ
佐藤さん、しあわせな読書タイムをありがとうございました♪