カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「ツキコさんは、いい子ですね」

2009-12-28 23:05:20 | 本本本(★★★★☆~)
センセイの鞄 川上弘美著 ★★★★★

最近ことに涙もろいのだけれど、もう、この本はヤバい~!!!
途中から泣きどおし。
こころに染み入る優しい空気。包み込むような温かな目線。

センセイと月子さんのお話。と言っても卒業してから20年近く経っていて
センセイはもうすぐ70歳にお年が掛かろうか、とゆう立派な年齢。

すっと芯がとおっていて遊び心があり、多少のことでは動じない頼もしいセンセイ。
地味ながらに自分のちからで健気に生きている月子さん。
その2人が近所の呑みやさんで再会するところからすべての物語が始まる。

月子さんも30後半の設定なのだけど、小さな嫉妬や期待がいじらしくて可愛らしい。
恋をする女性ってのはいくつになっても変わらないんだろうなあ。

後半からは泣き通し。こころの琴線に触れたみたい。

たまにセンセイの台詞がしっくりこない部分もあったけれど
こうゆう純愛が好きです!だいすきです!きっぱり。

寝たの浮気したの不倫たの病気だの、そういった大袈裟な恋愛物語に疲れ気味な人、
しみじみと熱燗をカウンターで傾けたい、そういった気分の人におすすめです。



同じ空の下のどこかで

2009-12-21 17:54:24 | スピッつぶやき

マサムネさん、お誕生日おめでとうございます

42歳の日々、健康で健康で素敵なきらきらした日々になりますよおに。


とゆうのも、私が昨日から熱出していて今日はついに39度を越えました~ぎゃぼ~ん
ひょっとしてインフル?!明日も熱さがらなかったら病院行ってみよう。


マサムネさ~ん!!いつまでも健康でいてね

今晩、この光のどこかで大切な人たちにお祝いしてもらってるのかなあ

マサムネさんの幸せを一方的ながら願っています。

のだめ!のだめ!のだめ♪

2009-12-19 11:34:23 | yuccooのつぶやき

我が家にのだめ旋風が巻き起こったのは、5,6年前。
音楽好きの母がどこかで聞きつけて漫画を購入、それを読んで一気に千秋様ファンに

絵がどんどんうまくなっていって、ほぉ~ぎゃぼ~っとすっかり釘付けに!
その反面、のだめは笑えるんだけど可愛さがイマイチ分からない状態(あくまで絵の好みですね)

だったのが!!!!

上野樹里、どうです、このかわゆさっ
ドラマ観てようやく「のだめって可愛かったんだ~そりゃ黒木君やリュカも惚れるわな」と
ようやく納得したのでした上野樹里の演技力、すごし

ドラマの再放送が午後4時からやってたんで観て。
昨日の夜はヨーロッパ編も観て。
なんどもじんわり感動~

やっぱり、何かに本気で向き合うっていいな。
励ましあって、思いやりあって信頼しあえる。そんな仲間たちがいるっていいな。

じつは高校2年生までピアノを続けていた私。
ピアノの先生は音大に行かせたかったみたいで、私も中学生くらいまでは「将来は音楽の先生!」なんて思ってたけど
いつの間にか自分の技術も熱意もそれほどじゃなかったことに気づいてしまって。
新しい世界への好奇心が勝った感じだったなあ。あの繊細な世界。

こないだダンナと一緒に観てたら・・・
「似てる!のだめから才能取ったらyuccooだね」っておいおーい!!
確かにたまにお風呂何日も入らないけどさ…食い意地張りまくってるし奇声もあげるけどさ
のだめから才能とったらなんもないじゃ~ん


映画版も今日から公開ですね!観にいこっかなあ

それと。
「青空の下で笑っている人でさえ
灰色の空を苦しいほど知っている」  。。。水晶のかけら。。。

この歌詞を思い出すできごとがありました。
中学時代からの仲良しに、はたから見ていたらyuccooの人生は一点の曇りなく見える、って。
愚痴らないから、暗い顔を見せないから、だからそうとばかりは限らないよね。
苦しい思いもツライ思いも、自己嫌悪も劣等感もニガイ思いもいっぱいあった今まででした。
でも前を向いて歩いていこうね。
きっとこの先も「順調」とは呼べない出来事が待っていると思う。でも、歩いていこう。不器用ながらに。

そんな風におもった、小さな午後~

「そんな感じだった」

2009-12-19 00:10:58 | 本本本
不倫と南米 吉本ばなな著 2000年 ★★★☆☆

一冊でも圧倒的に大好きな本があれば、その著者の他の本もチェックしてみる。
そんな風に読書をしている私ですが、吉本さんもそれに当てはまる。

一番好きなのは王道中の王道でお恥ずかしい限りだけれど「キッチン」
透明感のある、あの読書タイムの衝撃は今も忘れられない。

ところが、続く本がなかなか、これがどうして、あまり肌に合わないものが多い。
この本もそんな一冊。残念ながら心の奥底までは響かなかったけれど
でも南米の暑くて熱い空気や、そこはかとなく寂しい気分がじんわり表現されていた。

旅行記とは違う視点でアルゼンチンやらやらを覗いてみたい人。
ばななワールドが好きな人におすすめです。

ルキンフォー2

2009-12-13 15:30:09 | さざなみCD



          ルキンフォー どこまでも続く

          
          デコボコの道を       ずっと歩いていこう




    

んふふ、この曲を聴いて「始まった!」と思うスピッツファンの方、最近多いんじゃないでしょうか?
ライブDVDに付いてきたCDの第一曲目が、これ。始まった途端に胸がきゅんってする。


平らじゃないんだよなあ。デコボコなんだよねえ。

「春の歌」の出だし部分もずいぶんと険しい道。人生はラクなことばかりじゃないよ、ってことなのかな。


「山があったら登ってみる」
これは桃井かおりさんが言っていた言葉。
気がつけばラクに流されてゆく自分を激励するために、たまに思い出している。
思えば「climb every mountain」もとても好きな歌。

2009年、私はいくつの山に登れたかなあ。登ってないなあ。愉しいことばかりしちゃっていたような。
いや、でも、気持ち的には今までにない位の深い谷からよじのぼってきた。
ルキンフォーしたがら。

Looking for で「探している」だけど、最近は似たような言葉
Looking forward to 「楽しみにしている」を使うことが多い。

みなさん、来年のスピッツツアー、楽しみですね!
I'm really looking forward to seeing those guys in live again!

「つぐない」

2009-12-10 07:10:12 | 本本本(★★★★☆~)
ポーの話 いしいしんじ著 2005年 ★★★★☆

時代も国も分からない、どこかのおはなし。大人のための御伽噺。寓話。そんな感じ。

あっとゆうまに穏やかでやさしく、自然の厳しさも混じる「いしいワールド」へ。
独特の語り口から目が離せない。この先どうなってゆくんだろう。
明るい太陽の下で、ではなく 夕暮れ時から夜にかけてじっくり読みたい。
なにもかも呑み込んで流れる河のように、ポーも物語も流れてゆきます。

ところどころ示唆的な会話がなされ、それが作者の伝えたいことなのは分かるのだけど
時にストレートに何度も表されすぎて鼻白むことも。
さりげなく散りばめられているのが好き。とはいえ大事なことを幾つも教えてくれる。

いびつだけれど美しい。欠点も多いけれど、愛おしい。切なさがどこかに漂っている。
そんな、スピッツに通じなくもない世界感と言えてしまうかもしれない。

つぐないとは何か、この世に生を受けて生きてゆくとはなんなのか。
幻想的な世界の物語にどっぷりと浸りたい人におすすめです。

またもやスピ夢~♪

2009-12-05 12:47:01 | スピマサ夢

今目覚めたところのyuccooですあ~よく寝た!

昨日はともだちと3軒はしごして終電で帰って来て、トンガリを覗き
その後まただんなと呑みに行って4時頃就寝。。。

僭越ながら、夢でスピッツと出会えたのでメモメモ
いっこめの夢にスピッツ登場~

うち(3LDKくらいある広いマンション←現実とはおお違い)に
なぜかテっちゃんとマサムネさんがいて、愉しくお酒を飲む!というもの

マサムネさんは普通だったんだけど、テッチャンはかなりお酒が廻ってるみたいで
布団も絨毯もないフローリングの床にぺったり張り付いて寝ちゃって。
突然「うおっ。つめてーじゃねーかよー」と飛び起きて、一同大爆笑!
ま~みんな、ほっといたんだね、毛布もかけずに。ははは。ごみん。

次の夢は、夕陽がめちゃきれいに見える山奥のホテル(色のきれいな湖や海も近い)
に家族や友だちと連泊しているもの。この夕焼けが、言葉にならないほど綺麗で。。。
「あ、今日ももう夕陽が沈んだ!」とあせっていると
少し遅れて雲一面に広がる夕焼け~…きれいでしたあ。
5回くらいは見たから5日くらいは宿泊してたのかな(笑)

すべすべの石で水切りしたり、透き通る水の底に熱帯魚を探したりパラダイス

でもその夢を観ながらも「スピッツとの家呑み夢を忘れたらもったいない~!」と
思い続けている自分がいて。

でで、そのまま3つ目の夢に突入!!!!

上記のホテルからとりあえず一番近くの町まで車で向かう(日本)
そこでトンガリのマサムネさんの日記を見たら、なんとちょうどほんの数日前に
その町に来て街歩きをしていたことが判明!!

いや~ん、タイミング逃したぁ。。。と思いつつ無印良品に行くと。。。。

いたーーー!!!いました、ついに念願のマサムネさん!!!!
(あくまで夢です。笑)

キャップをかぶってめがねという姿のマサムネさんを追いかける
階段をくだってゆくので、なかなか追いつけない。
階段をくだり終わって角をふっと曲がったあと・・・見失う

で、なんだかんだあって結局は…追われていることに気づいていながら
逃げることを断念したマサムネさんに追いついて、後ろから手首をにぎる!
(これ、ちょう失礼ですね~ドラマじゃないんだから笑)

「今、ちょっとお話できますか?」とこれまたキャッチの人のようなセリフを吐く私。
「えーと、マネージャーに相談してくるんで、ちょっと待っててもらえますか」とマ。

マネージャーには「じゃあ、これがサインね」とすでに書いた物を渡されて(おい!)
「はい、400円。400円で生スピッツに会ったことを証明できるんだからいいわよね~」
と合理的なんだか、ちっちゃな商売なんだか、とにかくびっくりしながらも払う。
600円のお釣りがいっぱい用意されてたのが印象的(私も1000円札で払いました)

や~このあたり、つっこみどころ満載ですね

でで、支払いを済ませてマサムネ氏とご対面~!!!
ちょうどパイプ椅子が並んでいるところにいたんだけど、マネージャーから
「間に椅子を二個隔てて座ったら許可」というもの。仕方なし。

距離を隔てつつ喋りかけてみる。
何はなしたっけなぁ~。スピッツにも歌にも関係のない、フツーの話題だった。
〆のはなしは「かけてるめがね、度数はどのくらい?」という
友だちにしても「それ死ってどうすんの」と冷たい目で見られそうな質問

しか~し、きちんと答えてくれました。おまけに、そのとき私はメガネをかけていて
んじゃあ、っつー感じで交換っこ(←現実で友だちとよくやる)
「このメガネ、つるの部分をもうちょっとネジゆるめたら~?きつい感じがする」
との私の感想に「それでかー、なんかメガネかえてから頭痛してたんだよね」
とのことでした。なんか乱視が入ったメガネですた

その後別のひとたちも気づいてしまい、「じゃこんなところで」と去ってゆきました。
友だちに報告メールを打とうと思うんだけど手が震えて「会えた!」すら打てなくて
あー実は緊張してたんだなぁって、その時になって心底実感。なんかリアル

っと長~い夢劇場にお付き合いいただきありがとうございました

実際にはマサムネさんって目が悪いのかな?
それすらも知らないっスーしらべよー。


とある夜の初体験

2009-12-01 20:07:38 | yuccooのつぶやき
田舎の一般的普通庶民家庭出身の私と彼ですが、ごくまれに素敵な所でお食事することがあります。

先週のとある夜、だんなに目を掛けて下さっている会社のトップを越え
ニューヨークに本部?のあるグローバル部門のトップも終えたおじさま(67歳)にお食事にお誘い頂きました。
上海にいた頃から何かとお誘い戴き、ときには3人で10万円以上のお食事をご馳走になることも
日本でお会いするのは初。どんなところかワクワクしながら久しぶりに(笑)メイクを済ませます。

指定場所は赤坂と六本木と麻布の中間あたりのタワービル。
37階に行くにはまずエレベーターに乗る時点で呼び止められます。そう、不審者はエレベーターも乗れません。

37階に着くと…足元、ふっかふか。総絨毯です!!
クロークで荷物を預かって頂き、まず案内されたはラウンジ。

。。。東京タワー、でかっっ すぐそこに見える~ (写真は残念ながら撮っておらず)

そこで待つ内に彼とおじさまも登場。まずはビールを飲んだ後、席へ移動。

これが、また、広々とした個室でございます~。大きな窓からは東京タワーうっとり…

メニューにはもちろん金額なんて野暮なものは載っておりません!
フレンチイタリアン、両方あるとのこと。迷った挙句、食い意地が勝ってシェフのスペシャルコースに。(フレンチ)

全部で7皿+デザートビュッフェ。。。いやあ、フォアグラが2回も出てきたよっオマール海老が最高においしかった

初体験その1 会員制レストランでのお食事
ここは一時期小泉首相もよく使われていたそうで。ひ~!完全個室だし一流シェフのお料理が食べれて。
すでに会員になられている方の推薦があって初めて会員になれるそうです。私は一生むり…!


お食事をしながら楽しいお話がてんこもり。
私は基本的におじさま苦手なのですが、この方は本当にいやみがなく、自慢話をせず、説教をせず、の
素敵なお方で話していて時間があっとゆう間に過ぎてしまう、稀有な人柄のもちぬし
仕事の面では「モンスター」という異名を持つほどの切れ者、ということですが私に会う時は気さくモード。ありがたや。

初体験その2 世界の富豪たちのお話

おじさまのお友だちのお話を聞く。ソフト●ンクのソンさんやベガスの大富豪のお話(クライアントらしい)
タイの王室のお話(お友だちらしい)でゴルフには一人につき4人キャディーさんがつくお話、
ローマの美術館を借り切ってオペラ歌手が歌ったお話、
イスラエルのお友だちの所へ遊びに行ったら「ちょっとイタリアン食いに行こうか」と
シチリア島までそのお友だちの運転で自家用ジェット機で飛んだ話…

す、すごすぎます!! しかもそのどれもが楽しいオチつき
私には夢のような贅沢三昧の世界を垣間見れて、なんだかこころがふわふわしちゃいました。

そしてこうゆう素敵なおじさまを知っているからこそ、
普通のおじさんが小さなことで分かりやす~く偉そうに自慢話とかをしてると
冷たい目で見ちゃうのよね~と、痛感。いかんわね。


初体験その3 フランスと戦って金賞を取ったワインを戴く

30年ほど前に、フランスのワインとアメリカのワインが対決。
あまたの数のワインの中から最優秀賞に選ばれたワイン。最近雪辱戦があり
またもや堂々たる1位を取ったそうな ワイン詳しくないけど、本当においしかった~

ちなみに、デザートビュッフェというのはワゴンに乗せたホールケーキがば~んと部屋まで運ばれてきて
「どれになさいますか?」と聞かれるんですね~
きらきらと輝く6種類ほどのケーキ…「ぜんぶ」って答えちゃうよね~


初体験その3 食べすぎで戻す
お食事中の方、ごめんなさいっ!! 二日酔いでも呑みすぎでも乗り物酔いでもなく
【食べすぎ】で、戻しちゃいました・・ 大食いで名を馳せた私ももう若くないのねっ

しかも胃袋はまんぱん過ぎてそこまで辿りついてなかったようで、
「おえっ」ってのがなく、下を向いたら するする出てくる~!!(汚い話でごめんちゃい

おなかがいっぱい過ぎて駅までの道のりまともに歩けないくらいの満腹さだったから
しょうがないよね~仕方ないね~しかしショックでした~
こどもじゃないんだから、自分の限界を知っておきましょう(笑)


教訓:注文の時点で欲張りすぎないこと。
   どんなにおいしいものも、せめて腹12分目にとどめておくこと。
   苦しすぎておいしさ忘れるのは残念すぎるからねっ。食い意地をあらためる時期がきたんだな