カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

ワタリ

2008-06-27 21:32:28 | スーベニア

       寂しい黄昏に 泣ける贅沢
       電車の窓から 見かけた快楽  
       寂しい黄昏に 泣ける贅沢
       ガクに収まった 世界が軋む


       愛されるような 道化になった




       それでも 掟を破ってく
 
       黒い海を 渡ってゆく




Aメロが印象的ですごく好き。かけっ放しにしてお掃除とかしてると
なぜかいつもその部分だけ聴こえてくるフレーズがある。この歌の場合は
「♪寂しい黄昏に~~~快楽♪」ってところ韻を踏んでるから、なのかな??
それとも若干ウィスパーボイスだから?
ただ単純にその歌詞が好きだから、かもね 寂しい黄昏で泣けたらホント最高。

「夜を駆ける」みたいに、掟や定めは 破ってくものなんだな~~

いいぞいいぞ!!(ヤジ飛ばし・笑) 





「運がよければ」

2008-06-24 11:29:15 | 本本本(★★★★☆~)
神様がくれた指 佐藤多佳子著 2000年 ★★★★☆

まず、主人公の男性の職業がふるっている。
「スリ」
スリが主人公の小説は初めて読んだ。漠然とした不安と緊張感を持ちながら。
相手にバレる可能性がある上に捕まる可能性もあるし、それに加えて
別な犯罪に近寄っていく、なんとなく危険な香りが漂う出だしで。

でも次第にこの主人公の気立てのよさ、人間的魅力とゆうものが
じわじわじわじわこっちに食い込んでくる。スリって犯罪・スラレた方は
本当に悲惨。カードを止めたり帰りの電車賃がなくなったり…
それなのになんとなく主人公を応援してしまう、好きになってしまう、
この作者は人好きのする人物造形にかなり技術があるとみました!

ハラハラしたい人、人間が誰しもかかえる矛盾とその輝きをみたい人にオススメ。

「あの子はええ目をしとる」

2008-06-22 17:46:05 | 本本本
バッテリー あさのあつこ著 1996年 ★★★☆☆

何巻も連続で出ていてずっと気になっていた本。
ひさしぶりに自分で買いました(古本屋で100円で、だけど)

読み始めてびっくり!!
爽やかなスポ根、少年同士の温かな友情、そこから生まれる感動・涙。。。
そういった期待(予想?)は見事に裏切られて 流れてるのは苛立ち・もどかしさ。
思春期の少年ってこんな風に母親や無邪気なものに対して無性にイライラしたり
まだ大人じゃない自分にあせったり・・・していたんだよなあ。

なので主人公が楽しくあはあは笑う場面ってのはほんのわずかで
あとは少し重いくらいの空気感。ずしっと手ごたえのあるブランデーケーキみたい。

真剣に周囲と向き合ってる思春期の男のこの心情を知りたい方にオススメ。

さざなみOTR後半戦 オンラインメンバー申し込み開始!

2008-06-19 23:57:31 | スピッつぶやき

昨日からオンラインメンバーズの会員は、さざなみOTR後半の先行が
申し込みできる模様!私は昨日あわててE-plusの会員になりましたぷひ~

場所はどこにするのか、いまだに悩み中
ちょうど帰国予定(親友の結婚式)のときに、ちょうどいい場所がにゃーーひ!

ふぬぬぬ。。。これはまた名古屋か大阪インにしないと、かも

そしてなんとしても当たってほしい~~~
明日は仕事がないので、思いっきり念と愛をこめて、ポチっとするぞ~

あーんど、このサイトを見に来てくれた方で後半戦参戦予定の方も、
どうぞどうぞどうぞ当たりますように。パンパンッッ

ところでこの写真。
「夜を駆ける」にしようかな?とも思ったんだけど、ちょっと違う気がして。
なんとなくスピッツっぽい気持ちで撮影したはしたが行き場がなかった~
なにか「コレ!」ってのがあった人は教えてくださいまし

どんどん歩け!

2008-06-16 09:13:25 | 本本本
平成お徒歩日記 宮部みゆき著 2001年 ★★★☆☆

私が宮部みゆきさんの作品で「エッセイ」要素があるものを読むのはこれが初めて。
テンポのよい文章は小説のときと相変わらず。
ところどころ混ざるカタカナもなんだかよいアジが出ています。(←こんなカンジ)
本当に文章うまいよなぁ。ほれぼれ~。
お人柄がよいのも伝わってきます。

江戸時代の旧所名跡を徒歩(かち)でぐるぐる歩いちゃおう!とゆう企画を基に
編集部の方々と日本全国津々浦々歩き回る道中話なので、歴史に興味がある方は
なおさら面白く読めそう。私は~。。。日本史ぜんぜん知らないのだあ。
もっと勉強しておけばよかたね、そしたらぐっときてたと思います。

江戸時代に、宮部みゆきさんに、興味のある方にオススメです。

こっくり日和。

2008-06-13 14:09:47 | yuccooのつぶやき
こっくり、といっても「こっくりさん」のこっくりじゃないよ

昼間なのに朝や夕方みたいなちょっと暗い空。
打ち付ける雨の音。
心なしか静かにゆっくりと過ぎる時間。

そんな日は家でまた~り自分の好きなことをゆっくりしたい。
そんな日には「こっくり」したものが自分的にしっくりくる。

じっくり淹れたお茶、ココア、こころの琴線に触れる物語、甘めのつよいお菓子…
やさしいこくっとしたものたち。

ちなみにうちの彼は「こっくりとした色」って言われても何か分からないんだそう。
そう??最近でてきた言葉だったっけか。

引きこもるちょうどいい言い訳ができたみたいで、心置きなく家にいれるのも好き。
ヘッドホン付けてスピッツやらやらちょっと切ない目のしっとり曲を聴きながらね

そうゆうわけで、たのしく梅雨をのりきろうね~♪



「死ぬのは恐くない。会えなくなることが恐いのだ」

2008-06-10 12:41:13 | 本本本

象の背中 秋元 康著 2007年 ★★☆☆☆

末期ガンで余命半年と告知された、中年サラリーマンが主人公。

すべてが「俺は…」と一人称で語られる場面で構成されてるから、
ひとりで廻してるビデオ(独白つき)を見ているような気分で読んだ。

ところどころに出てくる主人公の「男」としての身勝手さにひくひく!
それが無ければ死を目前にして生きる主人公の心に迫る葛藤や気持ちが
すーーっと胸に入ってきた気がする、残念
ぐっと涙がこらえきらない場面も途中途中あるのに、
肝心の手紙や最後のページで泣けなかったのが如実にその辺を物語ってます。

個人的には本編の後ろに載っている「秋元康×児玉清」の対談が面白かった

余命半年と自分や身の周りの人が宣告されたら?延命治療を断るって?
人生の期限を知らされた時に生きる時間を大切にする想いを味わいたい人にオススメ。

恋は夕暮れ2

2008-06-07 14:43:36 | 空の飛び方

  

          恋は昨日よりも       美しい夕暮れ
        
          恋は届かない        悲しきテレパシー



          恋は 待ちきれず      咲き急ぐ桜


          恋は 焼きついて      離れない瞳




この曲が聴きたくて聴きたくて 何度もカセットテープを廻した高校時代の夏の夕暮れ。

窓から見える、あかいろに染まっていく空が 変化しながらどんどん澄んでゆくその色合いに
この歌と好きな人への気持ちがぴったりきて 切ないったらなかったなあ。

片想いをこんな魅惑的な言葉で彩るスピッツにひたすら感心しまくっていたあの頃。
そんなちょっぴり(かなり、か)感傷的にさせる胸きゅんな歌。

アルバム「空の飛び方」は好きな曲が多いのだけど、その中でもかなりの上位に食い込んでるよ、
大・大・大~~~好きな曲です こうゆう恋をすることはもうないだろぅけどね(笑)

いつかライヴで聴いてみたい!ちゃんと聴くまでは僕は死ねない!!