カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

手際よく

2009-01-31 09:28:44 | 本本本(★★★★☆~)
 父の詫び状  向田邦子著 1981年 ★★★★☆

瑞々しい感性の文章、という表現はアリキタリなのだけど、本当にそうゆう感じ。

すごく有名な人だけれど読んだことがない人、っているよね。
私にとっての向田さんはそうゆう人で。

4,5年前のお正月番組で彼女そのもの、についてのドラマを観たことがある。
主演・山口智子。シャッキリと日常を気持ちよく生きているなあと一気に尊敬。
その年の目標に「向田邦子のように、面倒くさがらず生活する」と書いたのはいいけれど・・・
結局根が怠け者の私は、「ま、いっか」「後でやろー」と、あっとゆうまにダラけた覚えがある。

その後も結局本を手に取ることがないまま、月日は流れ流れてこのあいだの年始。
鹿児島でまた再会することになった。

写真の中の彼女はとっても美人で洗練された雰囲気。
山口智子はドンピシャ適役だったんだなあ。

この本はエッセイ集で、これでもか!ってくらい、
彼女の観察眼と記憶力と豊かな文才が発揮されてます。どこかもの寂しげでもあり。
彼女が愛したとゆう「じゃんぼ」を食べたかったなぁ。また食べに鹿児島に行こう。

向田邦子さんを初めて手に取る人、
家庭の日常生活の中の悲喜こもごもに触れたい人におすすめです。



OTRがすべて終わって

2009-01-29 18:55:09 | スピッつぶやき
久しぶりに書いたときに限って記事の全部が消えちゃうとゆう・・・orz

気を取り直して、もう一度!!!!

スピッツのみなさん、スタッフのみなさん、本当に本当にお疲れ様でした!!!

どの公演に行った人も満足したと思う。生きていてよかった、来れてよかった、って。
少なくとも私はそうだったし、もう、もうスピッツが大好きで堪らなかったよーーう
本当にありがとう。そしてそのパフォーマンス、本当にすごいです。
アリーナの大型公演でも一体感とか半端なかったみたいだし。

しばらくのあいだ、ゆっく~り休んでくださいね

中国は今旧正月の一週間やすみ。思う存分ぐうたら堕落しまくった生活送ってます、わたし…。

それにしても。
2度大晦日とお正月を味わえるのは、中国に住んでる醍醐味だね
爆竹の嵐、至るところで一斉に上がり続ける打ち上げ花火。火薬のにおい。好きだっ!!

「会社とはおでん鍋だ」

2009-01-25 16:26:28 | 本本本
神様からひと言 荻原浩著 2005年 ★★★☆☆

タイトルからは想像できないけれど--れっきとしたコメディ!!

リアルな体質の古い食品メーカー勤務経験がある身にとってはちょっとリアルすぎて
あの胃の痛かった日々を思い出し…たことにより、★ひとつ減少。ごめんね。
でもその経験をしてない人にとっては、痛快サラリーマンコメディだと思う。

そして真摯に会社の真髄をあらわしているのがいい。

社会や会社の矛盾、理不尽さ、無駄・・・そうゆうものの中で揉まれるってのは
忍耐や適応力やなんかを培うこと。すごいエネルギーがいるよね。
私はそこをギブしてもう自由気ままに生きていける道をなんとか探したのだけど
大部分の人にとっては頷ける所が多いんじゃないだろうか。

濃ゆ~いキャラの脇役に支えられて、前へ前へと進んでゆく主人公。
熱意やがっつりした気力とは無縁の主人公がそれでも進んでゆくさまが、いい感じ。

最近元気が足りないなぁって人、サラリーマン社会を覗いてみたい人、
読後感がスッキリしたコメディを楽しみたい人におすすめです。

恐怖心

2009-01-24 15:16:27 | yuccooのつぶやき
恐怖心。について友達yumiとこのあいだ語ったとき、ぱっと思いついたのは
イニシャルG。笑 えっと、ゴ○○リです、家の中で出たりする。
そのくらいしか思いつかない自分ってシアワセものってゆうかなんてゆうか。
なーんて漠然と思っていたのだけど。

先日、殺人鬼の出てくる夢を見た。

半端ない数の人が殺される。マンションの入り口で、ばたばた人が倒れ
血まみれの死体がゴロゴロ転がっている。凄まじい惨状。殺戮。
殺人鬼は「2」と自ら名乗っている。

そんな時、自分の部屋に戻ってパソコンを開けて見ると・・・

おびただしい数のサイトが開きまくっている。しかも全部グロい画像や殺人関係!
消しても消しても開き過ぎていていつまで経っても消し終わらない。
誰かが部屋に入ってこれをやったことは歴然。ダレか。。。

そこまで考えて、サーーーっと青ざめる。ブルブルブル。。。。
夢の中だけどめっっっっちゃ怖かった。心の底からの恐怖。

背後から現れる殺人者。長身長髪の若者。

血まみれの手で私の手首を強く握りながら言う。
「君だけは殺したりしないから、安心して」   …いっそ殺してくれ。

「僕、なんで『2』なのか分かった?今僕大学院生だからさ、
インを逆さまにすると、ほら、IN→NI で、に、でしょ?」と、ニヤリ。

ここで夢終了。

殺人者の名前について・・・なんで夢の中でそんなことを思いついたのか!?
自分にビックリ。

そして、ここで味わった「恐怖」の感情がその数時間後には現実のものとなった!


起きたら。。。。な、な、なんと、
居間の天井に備え付けてある、重さ20キロはあるかというランプ(一種のシャンデリア?)が
突然落下してたんですっ!!台座ごと!!ガラスは砕け散り、
下にあったテーブルはメッキメキに裂け・・・・

こ、これ、もしいつも通り座ってたら自分に突き刺さって足貫通してたよね?!
万が一頭や首に当たったら、もう、もう、即死だったよね?!

あわわわーーーーー・・・・・ こ、こわい。。。

今まで家の中で「ザッツチャイナ」な出来事ってあんまり起こったことなかったけど
ここに来てドカーン!っと生命の危機に関わる事が起こっちゃったよ。

ああ、そう、この「生命の危機」だね、今回心底味わった恐怖心の源。


あ~、それにしても命拾い危なかったぁ。みなさんもお気をつけて。笑
そして「夢は感情の予行練習」みたいなやつ、当たってるなあと感心。
練習したところで怖いものは本当に怖かったけどっ

その望みは宇宙の魂から生まれた

2009-01-20 07:18:49 | 本本本(★★★★☆~)
アルケミストー夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ著 1988年 ★★★★★

いつでも読めるように、手元に置きたい!! と読んでいる途中から強く思った本。
もう、あまりのどんぴしゃっぷりに激しく心の中で頷きすぎて
読み終わった時に抜け殻のようでしたよ…濃密に共感しまくりました。

ちなみに「アルケミスト」とは錬金術師のこと、
「夢」ってゆうのは夜見るものではなく、自分の望みの方のあれです。

屋久島で感じたことが、体験したことが書かれてるっ と息を呑むほどびっくり。
誰もがいままで恐らく味わったことのある「そんな予感」や「前兆」について
丁寧に分かりやすく分かりやすく繰り返し書かれている。

自分が中学生の時になりたかったもの。憧れていたこと。運命。

自分の運命を追求する、愛する人を引き止めてはいけない。
目は魂の強さを伝える。

この2つもぐっと来ました。そうだよなあ。愛ってそうゆうことなんだよな。
実は彼が彼の運命を全うしようとしたら、相当命の危険が伴う。
もう帰って来ないかもしれない不安、一人残される不安…そうゆものに勝たなきゃ。

そして誰かを判断するときには身なりやしゃべり方とかじゃなく
目、目を見ていたらいいんだな。すごくシンプルでうれしい。
いつでも人の目をまっすぐ見れるように魂を磨いてゆこう。

人生の岐路に立っている人、最近勘が冴えているかも、とゆう人
最近ついてないなと感じる人、将来の指針を自分の中に見出したい人におすすめです。
 

旅日記

2009-01-12 23:42:30 | 旅人になるなら今なんだ

今回の旅では九州に行ってきました。
九州といえば福岡、福岡といえば・・・マサムネさんの生まれ育った故郷!!

時間があったら母校のあたりをウロウロしたいなぁなんてゆうミーハー心も
ちらっとかすめるも、結局博多滞在は着いた日に数時間、帰る日に数時間。
ラーメン食べて切符買ったり充電したり郵便局行ったり・・・としている内にあっとゆうま。
ホンモノの実物に会えなかったらあんまり意味がなかったのかもね、自分。

とゆうことで、他にはどこに行ってたのかとゆうと。
自然たーーっぷりなコチラ↑の風景が見れる所に呼ばれていました。

それは、鹿児島。屋久島。

12月26日に飛行機と4日分の宿だけおさえ、28日にパパっと博多上陸。

鹿児島では一泊1500円の宿に泊まって大きな出会いアリ。
これだからバッパーの旅、やめられないんだよなあ
この宿は屋久島から帰って来たときも泊まって、酔い潰れておこたつで寝た夜(朝)も
そのくらい寛いで過ごせたところ。
1ヶ月泊まったら3万円だからね、そうゆう暮らしもいいかもしれないよね!困ったときには。

屋久島はまた夏に行きたいな~
水遊びを思いっきりしたい。


すべては繋がっている

2009-01-09 19:39:01 | 旅人になるなら今なんだ

みなさん、明けましておめでとうございます。

気づけばなんだかとても時間が経ってしまいました。

怖いくらいによくあたる、と思っていた2008年の占いが 最後の最後で的中し
「壊すべくものは壊し、この先新たに始まる、5年10年続く何かの
スタートになるでしょう。それはいいこと・悪いことの範疇を超えた出来事です」
との言葉どおりのことが起こりました。

これで大満足 そんな風に思っていたものを、長年かけて作り上げてきたものを、
粉々に打ち壊すのは 本当に身が引き裂かれるような悲しみと苦痛を伴う作業でした。

胸が痛くて痛くて。
なんど号泣したか分かりません。
どうしてこんなに苦しいことが私に起こるんだ、と目の前が真っ暗になって
この先の人生の希望がまったく見えなかった。絶望した。


そんな私を救ってくれたのは、旅だった。


「神聖な」「ヒーリングスポット」「呼ばれる場所」
ただ気持ちの趣くままに辿りついた島が、実はそうゆう場所だったのでした。


そこで偶然に出会った人、雄大な自然・・・。

すべての「縁」が、「おさまるべきところにおさまる」ことが、
「全ての出来事は起こるべくして起こること」とゆうのを教えてくれた。

そのままを受け入れて、そこから一歩踏み出す。

全力で色々訴えかけ、多くのことを教えてくれた自然。
この年末年始あの場所で学ばせてもらったことを一生忘れることはないと思う。

あの場所で出会い、おなかを抱えて笑いこげ、涙を一緒に流した旅の友。
あなたたちとの縁が私を救い、励まし、希望の光を見せてくれた。
旅に出る前どんぞこだった私が年越しには幸福感と笑いに包まれながらハグしてまわる。
yuccooに出会えたことは宝物だよ、と言ってもらえる。旅立ちの前は想像できなかった。

ほんとうにほんとうに、ありがとう。

何度お礼を言っても言い足りないくらい、こころから愛を込めて感謝しています。

そして。

嗚咽や号泣せずには思い出せなかったその出来事にも
今はもう感謝しつつあります。

それがあったからこそ、出会えた場所、出会えた人。自分で体感して学んだこと。
その存在があまりに大きくて。切ないほどかけががなく大切で大切で。

全ての事は巡りめぐって繋がっている。

それがよいことなのか、悪いことなのか。 それは誰にも分からない。

それは、その後の自分の行動と心がけ次第でどうとでも変わってくる。


心を開いて、受け止めて、消化して、いつかは温かいものを人と共鳴しあう。
人と与え合い笑い合い涙し、そして癒しあい励ましあい信頼しあう。

尊敬できる大好きな場所と大好きな人たちに出会えたことを最後にもう一度感謝。

ありがとう!ありがとう!ありがとう!!!!



そして、この記事を最後まで読んでくれたあなたにも、ありがとう。
あなたにとって2009年が色々な意味で実り多きものになりますように。応援しています。

LOVE、yuccoo