カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

「ローマ人の物語」

2007-12-29 23:58:40 | 本本本
ローマ人の物語 塩野七生著 2002年 ★★★☆☆

友人から借りて、10巻まで読んだー!!!
といいたいところですが、今9巻の終わりあたり、年内中に読み終えられるかなあ
ユリウス(カエサル)シーザーのところ。

それにしても、文庫本の1~を読み進めてきて、ロ~マ人のすごさが分かった!!
これって紀元前の話、なんだよなあ。
科学や技術面では圧倒的に発達したけれど、たとえば「哲学」とか「芸術」だと
その頃の人たちで今も有名な人は数多くいるですよね、尊敬

「物語」といいながらも、実は主人公のいない史実に基づいた解説?本。
読み進められるか心配だったけど、塩野さんの登場人物に対する興味と息遣いが
リアルに伝わってくる仕上がりとなってます。
(それでも読みながら寝ちゃう回数がすごく多いけど~笑)

ローマ(イタリア)好きな人。
地中海エリアの歴史や人物に興味のある人にオススメです(全31?巻)

誕生日おめでとう!

2007-12-26 17:30:49 | スピッつぶやき

自分!!です。なんのこっちゃ

なんか、日付が変わる前にフライングで連絡がきたり、日付が変わったとたんに
メールがきたり。。。 
今日も「おめでとう」の言葉をかけてくれる人たちがいて、
これってほんと~に幸せなことだなあ、って 感謝、です
みんなに会えてよかった!!と叫びたい。
誕生日を忘れて「よお!生きてるか?」って普通のメールを送ってくる男友達には
ガツンと言っちゃっていいのかなー。今日はなんの日、フッフ~♪♪

でもでも。
毎年連絡をくれる母親と親友、それに彼。その人たちからの素朴なメッセージが
やっぱりいちばんうれしい。特に彼が隣にいてくれるこの幸福感ったら~
めぐり会えたことに、ありがとう。そばにいてくれて、ありがとう。キャ。

今日のイベントは、ここから。
まずはダンナと早ごはん。pm5時半より。
最近オープンしたばかりのフレンチ。お手ごろ価格でなによりシェフたちが素敵
こないだ取材に行ったらいろいろ出してくれておいしかったので、ぜひガッツリとね。

その後19時半より、ダンナは異業種交流会、私は友達とベリーダンスへ。
今日から新たな振り付け(カルメンに合わせて)が始まるので期待しまくり

誕生日のシメはバンド演奏会~pm22時より@ワインバー。
友達と計5人、ハワイアンバンド!!でもやるのはクリスマスソング
わたしの担当はキーボード、コーラスにパーカッション。はや~、たのしみ~
インディーズで一位をとったこともある、某グループの人もボーカル参戦。
こりゃわっくわくだね!たのしんでやろ~☆

28歳のわたし、目標に向かってがんばれますよおに。
そして全力投球没頭、キラキラ思いやりをもって人と関われますよおに

そうそう、自分へのプレゼントに迷って。。。みなさん、あげたりしますか
ちょっといいスパ?エステ?有名店チョコ?うーん。どれもピンとこない。
たぶんいちばん欲しいのは・・・さざなみOTRライヴチケット!!間違いない。


草野マサムネさん、お誕生日おめでとうございます!!

2007-12-21 11:02:47 | スピッつぶやき

今日はー、お誕生日ですね!!!!
おめでとうございます。

どんな写真にするか迷ったのですが、お気に入りのこれにしました

あさの柔かな光で キラキラ輝く植物。

逆光=うしろから光があたることによって、真正面から光が当たるのとは
またまったく違うかおを見せてくれる、自然のうつくしい姿です。

スピッツの曲もそうなの、かもーと思ったり

何気ない日常も、どこかに埋もれている日本語も、ちょっと光をあてる角度を変える。
裏側を覗く。時間帯をえらぶ。そして色を考える。そんな風にして
若葉のように鮮やかな、逆光のように黄金色の曲たちができあがる・・・気がする。

人生もそうかもしれないなあ。
光を当てて見える影。それが立体感を生み出し、「雰囲気」をつくりだす。
ふかく、いい味をした人の顔に 言葉でいい表せない「こく」があるのは
光も影もごちゃまぜになった 温かい立体が透けて見えるからなのかも。


マサムネさん、メンバーのみなさん。ツアー中、移動が多いし緊張の連続だと思うのですが
どうぞおからだをおだいじに、無事にツアー終えられることをお祈りしてます!

yuccoo


※追記
メルマガからwebのクリスマスカードが届きました
みんなのメッセージ、相変わらず素朴でめちゃいいかんじ

「海外にでれば、なんとかなる。」

2007-12-18 19:02:03 | 本本本
愛し過ぎなくてよかった 内館牧子著 ★☆☆☆☆

上海から日本への帰任が決まった友達から
「もういらないからあげる。私も人から貰ったんだけど、読んでないの~」と
譲り受けた本。
今回引越しするにあたって、「人にあげる前にいちおう読もう!」
手にとってはみたものの。。。。。。。。

あまりに時代を反映しようとしすぎているせいか、なんなのか
登場人物がステレオタイプ、先の読める展開、深みのない会話・・・・・
ごめんなさい、ものすごく辛口評価になってしまいました。
う~ん、ありきたりすぎて物足りないぞ。
海外生活をしてる者としては、留学生の描き方も極端な感じがしました。

!!!!っていまググってみたら、ドラマ化されてるんだー。
おまけに漫画化もされてるみたい。世の中には需要があるのかなあ。不思議。

「ぼく、おたりーまん」これが好きな人、いるのか?。。。
と暗澹たる気持ちになったけど、けっこう売れてるみたいですね。
わからない世の中。だから面白いって思いたいな!

今回の本はどなたにもオススメしませ~ん!


暖をとる

2007-12-16 17:59:09 | yuccooのつぶやき
週末、引越し。(上海市内)

窓から公園が見渡せる、前のマンションも好きだったのだけど
今のマンションも住めば住むほど好きになる予感・・・

住むところ、といえば
好きな人や気になる人のお家って、どうして気になるんだろう??
小学生のときには放課後さりげなく(本人的に)つけたりしました。こそっと。
(学年がいっこ上だったので、知らなかった)
今の世の中では「ストーキング」と呼ばれかねない行為
彼が何気なく蹴った(蹴ってしまった)小石を拾ってぽけっとにいれたり。

相手が少しでも接触したものは、なんでもうれしかったんですよねー
スピッツのファンになってみて、ものすごくファンになるってことは
言葉は悪いけれど小学生の頃の片想いみたいだな、なんて思うことがあります。

具体的直接的行為に走れないモドカシサとか、本人を目の前にしたときの
恥じ入り具合とか(これは妄想・笑)自然に自分を表現できない具合とか。
つまりはこれを「憧れ」と呼ぶのでしょうかー。

それにしても、寒い!!!!!
エアコンってどうして上についてるんだろう。下についてた方が効率的だと思う。
あ、夏は足元が冷えやすくなっちゃうけど、でも冬場は下から暖をとりたい
おこたつが恋しいな。実家のぬくもりの象徴。

『うしろにまわした六本目のゆび』

2007-12-12 21:08:53 | 本本本

プラネタリウムのふたご いしいしんじ著 2003年 ★★★★☆

しずかでおだやかな、あたたかい空気のながれる本。

登場人物のやさしい心根、思いやる気持ちが たおやかな文体で静かに静かに語られます。
おとなでなければ理解が難しいような 社会の問題や人間関係もでてきますが
深刻すぎず、誰もが体験するであろう孤独やひととのつながりが
じんわり心にしみわたってきます。

ちょっぴりファンタジーな設定なのに、深い内容に考えさせられることも、しばしば。
夜寝る前に、ちびちび読むのが楽しみな本でした

夜の闇、天空をいろどる星たち、童話や絵本のような文章が好きな方におすすめです。

ツアーグッズ

2007-12-11 16:33:18 | スピッつぶやき

最近、スピッツ関係で想うこと

日本出張のダンナに頼んだ「旅の途中」を忘れられた!!

ツアーの後半戦の日程が知りたい!!

パーカーだけじゃなく、スタジャンも追加生産を!!

ライブレポ、書いてくださっている方たちありがとう!!たのしい。

ツアーグッズ、写真も見たいぜ!!
    個人的には激安ビニールバッグと、オフィシャルブックが気になる。

最近スピッツ聴いてないねえ。
(上海市内での引越しが、今週末に迫ってるため)

今日も白い霞のなかに、どんより沈む上海。公園がすぐ隣のロケーションから
また公園(半分くらいの大きさ)が隣のマンションへと移ります。
緑がないとね!!! それにしても、すごい街中になるから
生活が想像つかない。(東京だと有楽町とか渋谷とかな感じ)
たのしい毎日になりますよーーーーーにっ パンパンっ

「諦めてはいけない」

2007-12-09 09:33:01 | 本本本

MONSTER 浦沢直樹著 1998年 ★★★★☆

今回は特別、マンガでごじゃりまする。
これ、すっごく気になっていた時期があったんだけど、怖そうで怖そうで怖そうで
手が伸びなかったもの。(血に弱いの~ どうにも、こうにも)

知り合いの人が貸してくれたので、だんなが出張でいないけれど勇気だして
読み始めたら、と・ま・ら・なーーーーい!! さすがマンガ。さすが浦沢直樹。
読み終わったときは朝の5時・・・ああ、やっちゃったあ。

旧東ドイツ時期の人格実験に基づいた、政治色の濃い作品。
ストーリー的には「あれ、あのときの企みは結局どこに繋がってたの?」とか
若干整理されてないものを感じるものの、脇役を固める人物たち
ひとりひとりの個性の描き方が秀逸ですね。

何が人間を狂気に駆り立てるか、とか希望を摘み取ってしまうのか、
闇と明るさが対照的に徹底的に描かれている。
ぐろい描写もあるし、主人公のドクターテンマは始終つらい立場にいるハズなのだけど
その人間的に温かい交流が底辺に流れる 救いがあるのだね。

「20世紀少年」も読んでみたい。「恐怖」が描かれてそうだから
今度はゼッタイだんながいる時に読みます!! ひさしぶりにトイレが怖かった~笑

幼少期における経験が人格に与える影響の強さについて考えたい人、
旧東ドイツ、チェコ、人間の恐怖やカリスマを感じたい人にオススメです。

スターゲイザー

2007-12-05 21:00:07 | 色色衣

                 遠く
                   遠く



                         あの光まで


                                  届いてほしい






        ひとりぼっちが切ない夜        星を探してる


           明日    君がいなきゃ 困る 困る





みなさんご存知、「あいのり」の主題歌になってましたねーー☆
私はリアルタイムで見てて「スピッツ、うまいなあ。マッチしとる!!」と感心はしたものの
こころを動かされることはなく。。。

ライブ映像を見てから、かな?好きになり始めたのは。
あとはだんなと「あ!それ、ちょっと!こま~るぅ~♪だよ」とふざけたりするくらいで

写真は飛行機からみた、ひかり。飛行機で見る朝陽や夕陽は 本当にだいすき。

同じ太陽、同じ光のはずなのに、神々しいものを仰ぎ見る気持ちになります。

 

『ここを天国と呼ぶのならどこを地獄と呼ぶのか』

2007-12-03 20:12:04 | 本本本
ワイルド・スワン ユン・チアン著 1993年 ★★★★☆

凄まじいノンフィクションの大傑作。

1900年代の中国(つい最近だけれど)はこれほどまでに揺れ動いていたのか!と
驚愕の念を隠せない。

もちろん日本も世界大戦を経験、侵略・略奪・殺戮し殺戮されるとゆう
悲惨な時期はあったものの、1970年代にはだいぶ社会が安定していたことと思う。

中国共産党への批判も多分に込められているけれど
全世界では1000万部を記録した、大ベストセラー。

緻密な描写、高級幹部だった両親を持ったことによる情報量の多さ、
そして支え続けた家族愛。。。 どんなに残酷な時代であってもそこに逞しさと
信念と愛を忘れることなく 生きていた人たちがいたのだな。すごい。ほんとうに。

ここ数年、日本に対するデモとか反日感情うんぬん、色色言われているけれど
中国共産党のしたことの方が遥かに凄惨な結果を生んでいることがよく分かった。
飢餓者だけで数千万人・・・・!!!!! この数字、すさまじすぎる。。。
中国政府の「反日」は日ごろの鬱憤を晴らすよい道具なんだなあ
日本も真面目に受け取っちゃいけない。もちろん、私も。

そして中国人民に対しての理解が深まりました。
なぜそうゆう考え方をするのか。行動をするのか、ね。

近代中国の真の姿、中国人の考え方、毛沢東時代について、そして
自分の生きている時代の幸福さをあらためて知りたい人にオススメです。