クリスマスからお正月にかけて、アメリカの主人の実家へ帰省しました。
冬のイリノイ州、到着時の早朝の気温は-10℃。
昔、大寒の北海道のスキー場で、吹雪に合った時に体感した温度じゃないですか!
兎に角寒かった。
雪と言うより氷の世界で、どこもかしこも凍っていました。上空からの大陸。池とかも凍ってます。
今回は小さなハマーをレンタルして、空港から家まで走らせました。
大体の道路は、塩やお湯がかけられ除雪してあるので安全ですが、小さな私道に入ると、しっかり氷が張っていて、スケートリンクを走行しているようでした。
樹木も氷を被って、クリスタルなクリスマスツリーになっています。とてもきれい。
先週は、氷の重みで電線が切れ、一区域が半日ほど停電してしまったそうです。
あちらは暖房もお湯もキッチンも、オール電化。
こんな時の為に、小型発電機を置いているお宅が多いそうですが、最近は停電後の復旧も早くなり、うちの実家では「だいぶ前によそにあげたよ。」だそうです。え、ほんとに大丈夫なのかな。
その後の一週間は、暖かい日が多かったのですが、途中吹雪に見舞われ停電にも遭いました。室温はどんどん下がり、ふとんにくるまってしのいだ三時間。
初めてのアメリカの冬は、想像通り、美しくて厳しいものでした。