自分らしさを取り戻した暮らし方

夏の間に換気扇の掃除、ワックスがけ、窓掃除、カーテンの洗濯などこれまでは年末にやっていた大掃除を少しずつやってしまったのと、１２月か１月にバラの植え替えを予定している関係から今年は一年草の種まきをしない事にしたおかげで何だか暇で、美しい秋をしみじみと楽しみながら本来の自分らしい物作りをするゆとりが出来ました。

青空を見上げてツバメの渡りを観察をしたり、近くの農園にブドウ狩りに行ったり、豊かな自然の中にある図書館までドライブして本を読んだり、ガマズミやヤマごぼうの実を近くの山に取りに行って玄関に活けてみたり。

早朝５時半から１時間の散歩に出たら、まだ明けやらぬ東の空にはついこの間見た時は月と金星と木犀が一列に並んでいたのに昨日見たら金星の下に月と木星が三角形に並び替わっていてびっくり。思わず「水金地火木土天明海！？」なんていう事を思い出していました。

また夫が育てた生姜が収穫出来てひね生姜はすりおろしたり薄切りにして冷凍、新生姜は甘酢漬けやシロップを作って全部加工処理してしまいました。また買ってきた服を自分好みにリフォームしたり、などなど物を作る事を楽しみ熱中出来て本来の自分らしさを取り戻せたことが何よりの喜びです。

今日は食事の支度以外の家事はしないと決めている「フリーデー」なのですが、スーパーがセールの日なので食品の買い出しとＤＩＹのお店に寄って園芸用土や肥料を買ってこなくてはなりません。今年は種まきこそしないけれど球根を植え付けの準備をしなくては。バラの植え替えが以外の秋の園芸を始めなくては来春に間に合わなくなりそうなので。

今年の一番の収穫は自分の暮らしを一日おきに「家事デー（やらねばならぬ事をする日）」と「フリーデー　（やりたい事をする日）」に分けてメリハリのある暮らしを始めた事だと思います。家事デーには掃除、料理、買い物、洗濯、部分的な丁寧掃除、と思いつく限りの家事に精出して頑張り（とは言っても途中で何度も休憩しつつですが）、フリーデーは自分らしい作る楽しみをたっぷりと味わう日、外出する日、ダラダラとサボってもいい日、として楽しむ事が出来るようになりました。