暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

恐る恐るリネンのキッチンクロスを出す

2014年10月27日 04時41分16秒 | 暮し

私は布が好きな人間なのでたくさん持っていますが、キッチンクロス類もかなりあります。でも、いくらたくさんあっても汚い物は嫌なのでこまめに洗濯していつもきれいにしています。ところが夫は汚れを見つけるやすぐ眼に付いた手近な布で拭き取るという癖があり、おかげでローラアシュレイのタオルハンカチだろうが、大切なリネンのキッチンクロスだろうが、お構いなしに台布巾代わりに使われてしまいました。そんな事をされたらいくら洗濯しても決して落ちない汚れが付いて大切な布は台無しなります。それが私には涙が出るほど悲しくて悔しくて・・・。以来夫の目に付き易い場所にはいいクロス類は決して出さず、天袋に仕舞ったままで使えませんでした。

そして最近、もう出しても大丈夫だろうか?夫はちゃんと理解してくれただろうか?とビクビクしながら出すべきか出さざるべきかと悩んでいたのはリネンのキッチンクロスのことでした。

かって私の中では「リネンブーム」があって、木綿の何倍もする高価なリネンのキッチンクロスをチビチビ買い集めたり、リネンの布を買って縫ったり、刺繍したりして楽しんでいました。ちょうどその頃単身赴任を終えた夫が家に帰ってきて、週一回の勤務という事もあって単身赴任で身に付けた家事スキルをこのまま忘れてしまっては勿体ないと(私がそう思った)家事を手伝って貰えるようになりました。もちろん助かる部分も多いのですが、この「家事スーパーマン」は後先を考えずにともかく素早く用事を片付けてしまうのです。身近にあればローラアシュレイのハンカチだろうが、素晴らしい風合いのリネンだろうが彼にとっては単なる布きれでしかなく、それでサビだろうが、ガスレンジの汚れだろうが見境なしにガシガシ磨いてくださるのです。(大泣き)

それでも私はムカつく心を必死で抑えて、彼の手伝ってやろうという有難い気持ちを損ねないように、軽く「こういう汚れは洗っても落ちないから・・・」と釘を刺しておいたのですが、そんなやんわりした言い方で覚えている夫ではありません。仕方なくこれまでは大切な物は夫の目が届かない天袋に大切に仕舞い込んでおりました。

でも、食洗機がないこの家では手持ちの小さな木綿の布巾でチマチマと食器を拭いていては埒があきません。それに「家にある物は何でも使え」が最近の私のモットーです。それでこの際思い切ってあのコレクションを出そうと一大決心(?)をしました。

と言ってもまず最初にした事は傷んだ下着や木綿のパジャマでウェスを作る事で、それをレンジ横に置き、ひどい汚れはこの使い捨ての布(ウェス)で拭き取って捨てるよう夫にお願いしたことでした。それに夫にも使い易い位置にちょっとした手拭になる物(多少汚れても漂白すればきれいになる白い布巾や小さなタオル)を掛けておく、などという事前の夫対策を施しておきました。

その上で私の大切なリネンコレクションを夫に見てもらい(鼻先に付きつけ))「これはいつも冷蔵庫の布巾掛けに掛けていて、絶対に食器を拭く以外には使わない高価なリネンの布巾なのです」と教え込みました。(まあ犬の躾けと同じような感じで、「わかったわねっ!」と私「ワン!」と答える夫と、妄想してみると楽しい)

という具合で恐る恐るリネンのキッチンクロスを台所に掛けていますが、今のところは無事です。


作りおき惣菜とダイエットと早朝まとめ料理

2014年10月25日 04時40分08秒 | ダイエット

お惣菜の作り置きというテーマの本が書店の店頭に数種類も並んでいて、私も作りおきに興味があるので一度図書館で借りてこようと思っていますが、さて野菜嫌いの夫とただ今「もうこれっきりにしたいダイエット」がテーマの私にふさわしいお惣菜ってどんな物があるのでしょうか。

これまではたくさん作って冷凍庫室で中期保存するか瓶詰保存して長期保存するかでしたが、これからは作り置いて冷蔵室で短期保存というのもよさそうです。

私は朝が明るい間は毎朝5時から1時間の散歩に出ていましたが、今はまだ真っ暗なのでこの時間には料理か片付けか掃除などの家事を始め、6時半になったら朝食の席に座るのを習慣にしています。前日にたくさん買い物をしたら、その翌日はこの早朝の時間を利用して目一杯まとめて食材を洗ったり、切ったり、湯がいたりして下拵えや料理をしてしまいます。こうすると3個のガスの口を一度に全部使うので18畳のLDKも朝食ごろにはほんわかと暖まり、生ごみも洗物も一気に片付き午後からはのんびりと好きな事をやれます。だから夕食の支度は時間のかかる煮物などはすでにできているので温め直すか、直前でないとまずい揚げ物を揚げたり、サラダに使う野菜の水切りをする程度です。

すぐにやる事を思い付かない時は取りあえず味噌汁を作る準備と大き目の鍋にお湯を沸かし始めます。それから冷蔵庫の中をよく見て早く消費すべき食品をあれこれ出して何とか惣菜になりそうな物から作り始めます。手を動かしているうちに頭が冴えてきてグッドアイディアが浮かべばラッキーだし、思い付かない時は片付けとか拭き掃除とかをしていますが、こういう時にお惣菜の作り置きについていろいろと知っていたら役に立ちそうで、早く本を借りてこようと思っています。

 


冷蔵庫を合理化してダイエットは今回で最後にしよう!!

2014年10月24日 03時22分08秒 | ダイエット

これまで何度やってもリバウンドしていたダイエットに今回は本気で取り組んでいます。標準体重を7キロ近くオーバーしても平気でいた罰が当たって、ただ今ひざを痛めて通院中です。(~~;夫には毎日ガミガミと叱られ(涙)、通院する時間と費用との無駄遣いに、「ああ損した~」と深く反省してやっと本気でダイエットに取り組む気になりました。

一か月で約2キロ減量出来ましたが、これからあと5キロ落とすのは至難のわざでしょう。膝のためだけでなく脂っこい物を食べた後に時々感じた内臓の鈍くて重い痛みのためにも、もう絶対に痩せなくてはいけないと本気で取り組んでいます。膝の痛みが薄らいできたら筋肉と骨のための運動を日課にして、また以前のようにアイポッドを聞きながら楽しく散歩しようと思っています。

肥満の原因には間食の習慣の他に、夫が冷蔵庫の中を調べもせずに勝手気ままに買ってくる食材が私の献立の邪魔になり、それを早く片付けたくてつい無理して食べていた事にもあります。それで夫には買い物は冷蔵庫の中を点検してからにしてね、と釘を刺し、私も夫にも分かり易いよう冷蔵庫の収納をやり直しています。

一番先に取り組んだ冷凍室の中はシール容器を統一して綺麗にギッシリと立てて並べ、前面にラベルを貼ったので中身が一目でわかるようになりとても使い易くなりました。ただし、立てておくためには常にギッシリと並べて置かなくてはならないので、シール容器は中身が空でも並べておく必要があってここがちょっと問題かも。中に小さな籠を置いてフリースペースとして雑多なサイズの容器を入れてもいい事にしているので空間が出来て容器が倒れそうになったらここから出して並べたらよさそうです。取りあえずは元から冷凍室にあった食材を統一した容器に移し替えて一刻も早く消費してしまおうと思っていますが、それが終わったら中身をよく考えて定番の食品を中心に冷凍していこうと思っています。

例えば、頂き物の珍しい物や高級食材を勿体ないからと冷凍してチビチビ食べる(毎年戴く高級辛子めんたいだけは無理ですが)のではなく、新鮮な間に贅沢に食べ尽くしてしまおうと思います。冷凍庫の中はそんな物よりも毎日の食習慣や夫の好みを考え食べ慣れた食材を常備する場所と考えて揃えて食材の回転を速くした方が合理的だと思っています。

冷凍室の片付けが終わったので今は冷蔵庫の整理について考えています。チビなのでこれまでは高い場所の奥の方には何が入っているのかが見えなくて食べ忘れ、ダメにする事がよくありました。それで、細長くて奥行きのあるトレーを4個買って高い場所に並べました。私は封を切った食品や食べ残した料理を冷蔵庫入れる時は必ず量に応じてサイズの決まったシール容器に入れ替えているのでたくさんある時は積み重ねて奥行きのあるトレーに乗せる事にしました。これで冷蔵庫の奥や高い場所にある物でも簡単に取り出せるようになったし、トレーごと引き出せばお掃除も素早く簡単に出来るようにもなりました。

残ったのは野菜室とドアポケットの収納の合理化ですが、ずい分前から野菜室は使い残して小さくなった野菜を手前に並べた4本のペットボトルに立体的に収納するというシステムに変えて今もその通りにやっています。それまでは大きな野菜の同士の隙間から底に落ちていたのを使い忘れて傷ませていたのですが、このシステムのおかげで無駄なく使い切る事が簡単になりました。最近の冷蔵庫ならこんな事がないように二段式になっているようですが、我が家の古くて安物の冷蔵庫にはこの方法が今も一番よさそうです。現在の野菜室の問題はペットボトルの飲み物や調味料が場所を取り過ぎている事で、肝心の野菜がたくさん入りません。これはまだ手を付けていないドアポケットを整理する事から始めなくては解決できないのでこれから取り掛かるところです。


ここに住んで2年半になりました。

2014年10月23日 09時45分57秒 | 暮し

ここに住んで2年半近くになりました。元の住まいに比べると格段に田舎なのですが、実際には交通の便は元の家よりいいぐらいで、高速道路、高速バス、新幹線、JR,空港ともにアクセスは抜群です。旅行に出るのにこんなに最適な場所に住めるとは夢にも思いませんでした。

でも、この家に住んで一番嬉しい事はわざわざ時間とお金をかけて遠出しなくても、家の近くで充分に楽しめる事です。美しく整備された団地の中の散歩道は四季折々の花が咲き、一歩団地を出れば昔ながらの田園風景が広がります。またすぐ近くに個人の所有物ながら無料で開放されている日本庭園や近隣の住民に図書館を開放している大学もあったり、複合ショッピングセンターや各種病院もあったりして日常生活で必要な物は大抵何でも揃っています。だからいつも、ここの暮しにない物って高級商品を売るデパートぐらいのものだなあと思います。そして、高級商品ってリタイアした我が家には関係ないな~と思うのです。(笑)

近くにある複合ショッピングセンターには書店もあるので時々覗いて最新のブック情報を得たり出来て活字中毒の私には大きな喜びです。先日、仙台行の飛行機を待つ空港の売店でジェーン・スーの著作で面白そうなのがあったので、読みたいなあと思って値段を見たら1400円もしました。

私は一読しただけでは覚えきれない実用書以外に本にお金を使う事はないので、題名だけメモして後日図書館で詮索したらやっぱりちゃんとありました~♪ここの図書館は貸し出し延長が2週間もあるし、予約した本を待機させてくれる時間も同じく2週間あって、用があってすぐに借り出せない時返せない時などにとても便利です。人気のある本らしく10人を超える人が予約して順番を待っていますが、気長に待とうと思います。私は長年図書館にお世話になってきたのでそのご恩返しにと思って本の修理をするボランティアをやっているので、その活動日に合わせて本を借りたり返したりしています。

 


子供の頃の楽しい経験は一生を通じて忘れない宝

2014年10月13日 04時11分39秒 | 暮し

孫二人が泊りがけで遊びに来ました。クラブ活動で夏休みもろくろくに休めなかった中学生とは本当に久しぶりのふれあいでした。ビデオを見たり、お買い物にいったり、3人でいなりずしを作ったり、トライフルをデザインしたりしてワイワイガヤガヤと楽しく過ごしました。そして両親が迎えに来てお土産のトライフルやお稲荷さんを紙袋一杯に持って帰って行きました。

一緒にケーキを焼いたり、お稲荷さんを作ったりで台所にもたくさんの道具を出していたり、トライフルが映えるようにきれいな脚付きのグラスを出したりしたので洗い物が大変な事になってしまいました。女の子ですからたいした料理でなくても食器の組み合わせや彩りを考えて簡単にテーブルセッテングしました。自分の家だけでなく親戚の家で過ごす事も子供にとっての大切な経験ですから時間がある限りは一人前の扱いをしてあげたいのです。

正直に言って、人が集まると何だかいつも専業主婦の私一人が忙しくて楽しむ暇もなくて損だなあと思う時もありますが、現代の仕事に忙しく生きる主婦にはないゆとりをもっているのでもあるのですから頼りにされている間が華かもしれませんね。

それにしても、ちょっと人が集まると家ってどうしてこんなに散らかるのでしょうか。もう小学5年生と中学1年生になったので出して遊んだ物は程々に片付けて帰ってくれたのですが・・・・。

考えてみれば、子供にとってはきれいに片付いた部屋では何もできません。いろんな道具を出して工作したり、お料理したりしなくては何も経験できずに成長してしまって結局何も出来ない人になってしまいます。子供って壊した、散かしたと言っては親に叱られつつ、泣いたり笑ったりしながらの毎日を栄養にして成長していくのだなあと思います。

ブログではよく小さな子供がいてなかなか家の中が片付かないと嘆く方がおられますが、片付けた端から散かすのが子供ですもの、当然ですよね。これにお仕事を持っている方が殆どの時代です、本当に現代の主婦って偉いなあと感心するばかりです。

ただ、子供の頃の楽しい経験は一生を通じて忘れない宝物でもあります。その輝きはいつまでも失われることなく人生を明るく照らしてくれる光です。道を外れそうになった時、そんな宝や光がきっと正しい道に導いてくれると私は信じています。