暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

突然変異の紅色のバラ

2014年07月28日 04時38分40秒 | 自分らしい庭作り

この家に元からあった四季咲きの大輪の深紅のバラは道路から生け垣越しによく見えて、和風の家と庭によく似合って気に入っていたのですが、生け垣や他の木と近すぎてお互いに悪影響を与えていたので、昨年末思い切って掘り上げ、もっといい場所に植え替えてやりました。その時、『枝変わり』と言って突然変異が起きていた枝がどれだったかを確かめるのを忘れて株を移植のダメージから守るために強い剪定をしてしまいました。

四季咲きのバラとは言っても実際には高温多湿が嫌いなバラは夏は花を咲かさない方がいいという事だったのですが、全く咲かさないのはちょっと寂しくて小さな蕾が出来たところですぐに切ってせめてもの楽しみに家の中に活けていました。その一枝をじっくりと観察していたらこれが私が気に入っていた突然変異が起きた枝だと気が付きました。

本来の花よりも花びらの枚数が少な目で色も深紅とはちょっと違って紅色が強く出ています。そして一番違うのは花びらの先端がきゅんととがってとても整った姿をしている事です。これが秋にもまた咲くかと思うととても楽しみで、この夏を何とか無事に越させて、両方の花を見たいと思っています。


家事を済ませたら涼しいお座敷でティータイム

2014年07月26日 09時43分08秒 | 暮し

あちこちのインテリアブログを見て素敵な暮らしに憧れるばかりではダメですね。もっと積極的に自分の暮らしに取り入れられるところはないかと考えようと思います。

でも、この季節はもうインテリアなんかどうでもよくて、ともかく涼しい暮らしをすることが何よりも大切、というのが私の本音です。だから余計な装飾なんか必要ないとばかりにすっきりと室内を片付けお掃除しやすく小ざっぱりと暮らしています。

そして、我が家の場合、暑い季節の午前中は一階の西側にあるお座敷で過ごすのが一番涼しい暮らし方です。それで家事を手早く済ませて扇風機とノートパソコンをお座敷に運び込み、アイスコーヒーを淹れたら9時から早々にティータイムです。

夫は障子を開けたお座敷でパソコンをしたりDVDを見ている私の姿は門扉のあたりから丸見えだから障子を閉めてエアコンを入れなさいと言う。(たしかのこの上の写真の右側が門扉のあるあたりですから見えますね。)それでは丸見えにならないようにと、簾を掛けてみたら今度はそれがみっともないと言います。洋風スタイルの家ならともかく我が家は和風の外観で、和室に簾は伝統的なスタイルではないの?と思うのですが。ともかく夫がうるさく言うので大人しく言う通りに簾は外しましたが、無料の自然の風が気持ちよく入るからこの部屋でパソコンをしたりテレビを見たりしているというのにね。

お座敷の西の窓の前から側から東側の台所を見たところ(↑)です。朝日でまぶしい台所が一番奥に見えています。私が座っている位置からはこの台所の窓から一直線に風が通る作りになっているのがとても気に入っています。

そして、この人目につかない西側の窓にかけた簾(↑)に関して夫は特に文句は言わないのでそのままに。窓の外は小さな畑で、簾越しにトウモロコシやトマトのシルエットが見えるのが私のお気に入りです。ただ、床の間に置いたたち吉の青磁の花瓶が重苦しいイメージなので明日は涼しげな深川製磁の水墨画風の白い花瓶に変えようと思っています。

無駄に電気代を払うのが嫌な私は、その分のお金でもっと他の事が出来るのになあって思いながら暑い二階にいる夫に冷たい昆布茶を運んであげました


夏の暮らし方のアイディア

2014年07月25日 11時11分44秒 | サービスヤード

 

いよいよ本格的な暑い夏がやってきました。高温多湿の日本の夏は人間だけでなく植物にも辛い季節。それで「花達も夏休み」ということで家の南側に置いていたゼラニュームの鉢植え達を家の北側で風通しがよくて朝日と夕日が少しだけ当たるサービスヤードの片隅に移動させ「避暑地での生活」をさせています。せっかく咲いていた花ですがこの際全部切り詰めて夏らしくさっぱりとクールカットに。当分の間は肥料は与えず水やりだけにしてこの暑さをしのぎます。鉢の中が蒸れないように鉢の底に煉瓦を敷いたり鉢スタンドに入れて隙間を作ってやりました。

バラ作りも野菜作りも初心者なので失敗ばかりしています。バラはせっかくついた蕾が見る見るうちに萎れたり、前日はキレイだったはずの葉があっという間に虫に丸坊主にされたり。野菜は野菜であちこちで虫食いの葉がボロボロになっていたり。
それで、野菜は動かせないのでどうしようもありませんが、せめて鉢植えのバラ達は朝日が当たる東の庭で育てています。毎日たっぷりと水をやり週に一回の割合で薬を撒いていたら蕾が出てきました。散歩するともう完全に花が終わったバラの庭とまだあちこちにチラホラ花が咲いている庭とがありますが、花が終わったお宅のバラは多分一季咲きのオールドローズなのでしょう。病気に強いとのことですが、手間暇かけて春一回しか咲かないではちょっと割りに合いませんし、寂しいですね。私は四季咲きばかりを買っていますが、この夏の暑さにもめげずに小さな蕾を付けている姿を見るととても健気でかわいいなあと思います。バラにとって一番苦手な高温多湿な時期には花を諦めたほうが株のためにはいいので、蕾がちょっと開いたところですぐに切って家の中で楽しむ事にしています。

ただ、この暑い夏に頑張って実を付けるキューリやトマトには追肥しました。まだまだこれから長く収穫するために力をつけておかなくてはね。私も早朝の散歩と日中の庭仕事を毎日の日課として続ける事で夏の暑さに負けない体力作りをしようと思っています。

また、夜中の温度が25度近くになってきたので腐敗が心配なので朝ごはんは夜から仕掛けておくのは当分中止です。今朝からは朝起きたらすぐにお米を洗ってタイマーをセットしてから散歩に出かけました。4時半までにセットすればいつもの時間に炊き上がると思うので、私の枕元に置く目覚まし時計はこれまでより30分早く4時にセットし直しました。

 


主婦業休業宣言

2014年07月19日 09時21分29秒 | 暮し

昨日、冷蔵庫の冷たい水をついがぶ飲みして急激な腹痛を起こし体調を崩してしまいました。それでも今朝は日課の散歩だけはヨロヨロと出かけてきましたが、私にしては珍しく食欲もなくご飯とみそ汁、お漬物を少しだけという朝食をよく噛んで食べました。

と言う訳で今日は一日夫に『体調不良による主婦業休業』を宣言してエアコンとテレビのあるお座敷にパソコンと本と熱いお茶とクッションを持ち込んで一日篭ってゴロゴロする事にしました。家の一番西側にあるこの部屋は午前中は一番涼しい部屋なのでエアコンは必要なく自然の風だけで充分快適に過ごせます。

テレビに疲れたらパソコンを開き、パソコンに飽きたら寝転んで本を読むという豪華三点セットです。そして、座卓を東、西、南の三方から風通しのいい位置に移動させて壁にクッションを置いてもたれかかってパソコンをしながら熱い昆布茶を飲んでいると、思わず「あ~あ、極楽ゴクラク~」って口をついて出てくる感じです。

お座敷のぬれ縁から見えるように昨年は柊木犀の内側にインパチェンスを植えていましたが、日照不足のため段々花が咲かなくなってしまったので今年は柊木犀の外側で日当たりのよさそうな場所に植えました。園芸店の片隅でボロボロになっていた苗を30円で7株買って植えたもので、まだ小さくて花もほとんどありませんが、大分葉の色もよくなってきました。うまく育てば晩秋まで花が咲き続けるはずなので、これからせっせとお手入れして立派な株に育てなくては・・・などと寝っころがって庭を眺めつつ考えています。

まだお腹の調子はいまいちですが、たまにはこんなのんべんだらりとした日があってもいいですよね。


深い喜びを感じる事

2014年07月14日 16時21分47秒 | 暮し

このところミシンを出して縫物ともいえない程度の縫物をちょこちょこやっています。これまでいろいろな形の鍋敷きを作ってきましたが、また新しいタイプの物を縫っています。

作った物は使い古したタオルで作った単純な鍋つかみであっても、もう捨てようかと思った帽子をリフォームする事であっても、家にある物を工夫して最後まで大切に使い切るという事が私の喜びなのです。

何事にも手早い夫ですが、彼が台所に立つとむやみやたらとキッチンペーパーを繰り出してアチコチふきまくります。いくkらその方が早く片付いても私はそれを見ているのが嫌です。簡単に新聞紙で汚れを取ってから洗剤を付けて洗えば済む事なのに一体何枚のペーパーを無駄にするんだとムカムカ・・・。私は物を使い捨てるのが嫌なので、食品は密閉容器に入れて保存しているので殆どラップを使わないし、小型のタオルハンカチを沢山手作りしたり100円ショップで買ってあるのでそれをナプキンやタオルの代わりに使うせいで花粉症の時以外はティッシュを使うことがありません。

夫はこういうけち臭いやり方を笑い、たいした節約にはならないといいますが、現代の社会生活ではごみを出さない事はとても大切な事だと思います。そして、物を作る喜びで心が満たされ、自分が自分らしく生きていると感じられて深い満足感を得ています。