このところしょっちゅうタンスの引き出しの中を点検してこれからの寒さに耐えられない薄手の服やニット類はどんどん出して衣装ケースの方に仕舞っているせいか、タンスの引き出しには程よいゆとりがあって一目ですべてが見渡せるし、しわにもなりにくいのでとてもいい気分です。
それで冬本番用のセーターは10枚ぐらい入っているかなと思って数えてみたら12枚ありました。最近買ったのは1枚だけで、家事をするときには必ずカッポーギを着るのが習慣になっている私は古い服がなかなか傷まず、いつ買ったのかも覚えていないセーターばかりをいついつまでも着ています。これって良い事なのか悪い事なのか・・・。。(~~;
考えてみたら、寒い時期の外出には必ずダウンのコートを羽織るので下に着るセーターは薄手で充分だと気が付いて、外出用として薄手のベージュとグレーの2枚を残し、厚手でしっかりした黒とベージュのウールのセーターは普段着におろしました。外出用に黒がないのはちょっと不安なので今年は薄手の黒のセーターを買うつもりです。高価なカシミアはまだ一枚も持っていませんが、これは軽くて暖かいけれど繊維としてデリケートで毛玉になると聞いて手を出さずにいます。いくら高級品でお洒落でも毛玉が出来るような服はいりません。私としてはお値段的にも機能的にもアンゴラで充分だと思っています。
厚手のカーディガンはいくらお洒落で高価だったと言っても本当に寒い時期の外出用としては使えません。ただ、少し厚手の黒のカーディガンは不祝儀用としての役目があるため普段着には下ろせず外出用のカーディガンという分類のままです。
どうしても厚手のお洒落なカーディガンを着たいなら車で移動出来る時か、外ではウィンドブレーカー的な薄手のコートを着て屋内で着替えるつもりでいればいいでしょう。
シンプルなカーディガンならそう高くはないと思うのですが、どうでしょうか?私の年齢からするともう黒と言う色はきつい色で、こげ茶かグレーのほうが顔映りがいいかもしれません。
只、今は「フランス人は10着しか服を持たない」なんていうミニマリスト的な信条を持つ人が増えたのでグレーのカーディガンなんていう定番はバーゲンには残らないのかも。
冬は暗くて地味な色合いの服装になりがちなので顔映りのいいスカーフを、と買ってはみるものの、失敗ばかりしていつも使うのは同じスカーフという事が多くて情けないです。
一番よく使うのは自作のヒョウ柄のストールですが、二番目は 明るめの茶系の大判ストールで、そのプリントはなんと軍服!とても大胆な柄ですが、人目に触れやすい端が華やかなフリンジが模様になっていて意外と着易いのです。これはノンブランドですが、ローラアシュレーやカルバンクラインのスカーフと比べるとずっと出番が多くて、またこういう物に出会えると冬服を着る楽しみが増えていいのだけれどといつも思います。