暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

無意識に出来る買い物と料理はストレスフリー

2016年03月31日 20時13分23秒 | アイディア

同じ買い物をするならポイントがたくさん付く日、割引のある日にするだけでなく9時前に店に着くように行けば、50%オフのシールが付いている食品を片っ端からかごに入れることが出来ます。せっかく安く買っても賞味期限があと2,3日しかない食品なので腐ったり、傷んだりする前に帰ったらすぐに下処理、下拵えしてしまいます。レンジで軽く加熱したり、すぐに冷凍したり、使い忘れないように冷蔵庫にメモを貼っておいたりします。

実は私は新聞に入ってくるチラシは一切見ません。買い物は、その前日までに冷蔵庫の扉にメモしておいた物を買うために行きます。もちろん以前はチラシをよく見てお買い得品を買っていましたが、安いからと言って買い込んだを食べ切れなかったり、ストックが収納を圧迫したりするのが嫌になって以来、ストックは常に同じ場所に同じ物を1個だけ置くようにしました。

だから5%オフの日に買い物に行く前日に収納をチェックしてスペースが空いているところがあれば次に何を買えばいいのかがすぐにわかります。それにたいていはストックを使い始めたらすぐに冷蔵庫の扉にメモしているので忘れることはほとんどありませんが。これも習慣化しているのでストックを使い始める=次に買うようメモするという行動は無意識です。(笑)

お店に行って半額シールが貼ってあると冷蔵庫の在庫とは別にして無意識に買うものがあります。油揚げ、菓子パン、あげはん、上乾のちりめん、煮物用にカットされたかぼちゃ、ニンジンなどです。かぼちゃとニンジン以外はすぐに冷凍(油揚げは細い短冊切りにしてから)してしまいます。

ニンジンは細い根が出始めたら古い証拠なのですぐに使います。使い道を思い付かなくても、ともかく皮をむいて5ミリぐらいの輪切りにしてすぐに熱湯に入れて数分煮て火を止めます。(余熱で柔らかくなるので放っておけばいい)夫がニンジンを嫌うのはその匂いと他の野菜と同じ時間火を通しただけでは柔らかくならないからだと気が付きました。それで2,3回分の惣菜に使えるようともかく火を通して臭みを取り除き柔らかくしてから冷蔵庫にストックするのが習慣になりました。同じように青菜とかもやしもサッと湯がいて冷蔵庫に入れておきます。
こういう物があるとサラダに入れたり、青菜とごま和えにしたり、味付けして冷凍してある油げと煮びたしにしたりしてお惣菜の一品があっという間に出来上がります。

カットしたかぼちゃは少し高いのがネックになっているようでたいてい数パックが売れ残って半額になっているので買えるだけ全部買います。固いのでカットしてあると扱いが楽なのですぐに煮るか、ポタージュ用のピューレにしてしまいます。

カボチャとニンジン、玉ねぎを一緒に圧力なべで柔らかく煮込んだ後、ミキサーにかけてピューレにしてから冷凍します。パン食の時に解凍して牛乳、スープストック、バターなどを足して熱々のところを食卓へ。ニンジン嫌いの夫の為の野菜料理として冷凍室には常備しています。冷凍庫に入りきれないほどたくさん出来場合は長女宅にお裾分けして喜ばれています。

只今頭の中はグラフィックのことで一杯で、無意識で掃除して無意識で買い物して無意識で料理しています。(笑)

 


無意識に出来る家事はストレスフリー

2016年03月28日 08時17分44秒 | アイディア

夫の暮らし方が比較的規則正しいので、私の暮らし方にも大きな影響があります。リタイアして毎日家にいる彼の時間に縛られて暮らすのは窮屈ではありますが、家事に関しては夫の暮らし方が有難い部分が多いのも事実です。

つまり朝食を終えた夫がお風呂掃除を始める前に洗面所にモップをかけて埃を浴室に落とし込んでおくとか、彼が自室に戻るまでに彼の部屋の換気をして埃を払い掃除機をかけ終わるようにしなくてはならないというような事です。(夫はいったん自室にこもると決して掃除をさせてくれないので)こういう面倒なルールに従っていろいろ試してみて、今の一番合理的な掃除の仕方の順番が決まりました。

いったんやり方を決めてそれが習慣になると苦痛なく考えなくても決められた箇所を抜かりなく掃除出来るようになりました。だからイヤホンでポッドキャストを聞きながら手を動かしているといつの間にか掃除は終わっていて、時々「私は本当にちゃんとお掃除したのかしら?」と不安になってもう一度トイレの中をのぞき込んだりしていますが。(笑)

こんな風に苦痛なくデイリーな掃除が出来るようになると、時間があれば気軽にオプションとしての窓拭きとか、引き出しの中の整理とかもやろうかなという気が起きます。

それに昨年から毎日の暮らしを一日おきの「家事デー」と「フリーデー」に分けて以来、家事デーには思いつく限り目一杯の家事をしてフリーデーをより楽しもうというスタンスになりました。

いろいろな家事が無意識で出来るようになると趣味などの他のことに気持ちが集中出来て毎日の暮らしはとても自由で楽しく感じるようになりました。


一筆箋

2016年03月26日 08時40分22秒 | アイディア

最近知り合った華道の先生からの華道展の切符が郵便受けに入っていました。開催日近くに私は別の用事で出かける予定があって、そうそう何度も夫をほったらかして出かけるわけにはいかないので丁重にお礼を言って切符はお返ししたのですが、その際家にあった一筆箋を同封しました。相手の好意に対する感謝の気持ちをささやかに表したかったからです。

100円ショップで買ったことは一目瞭然なので気楽に受け取ってもらえるでしょうし、見た目が綺麗な物をもらって嫌な気持ちになる人とはまずいないでしょう。ちょっとしたメモ用紙の代わりに使える消耗品ですから特に好みを問わないと思います。

若いころはあまり頓着せずに人に物を差し上げていましたが、相手の健康面とか好みとか家族構成をよく知っている場合を除くとなかなか難しい物だと分かってきました。特にまだ知り合ってから時間がたっていない相手に何かお礼をする時にはお店で買ったもの以外はやめておいた方がよさそうです。私もいただいて困ったことが何度かありましたし。

今度お店に行くことがあったら、相手の雰囲気を想定して数種類の一筆箋を買おうと思います。いろいろなデザインがあったはずだし、見た目が綺麗なので買い物が楽しみです。ついでにそれを入れる少し大きめの封筒も買って用意しておこうと思っています。いつ必要になるかはわからないのなので包装は外さないで趣味と実益を兼ねたコレクションという事にしてもいいかも?


和風の家の良さ

2016年03月24日 12時52分46秒 | 暮し

3月に入り、朝食後の台所で食器を洗っていたら東の窓から明るい朝日が入ってくるようになりました。この家に引っ越してきてこれが一番嬉しかったことかもしれません。元の家では窓に背を向けて壁に向かって料理したのでいつも手元が暗くて、照明を点けなくてはならないのがとても嫌でしたから。

そして、この東の窓から廊下伝いに一直線に真向かいにある西の窓に向かって風が一直線に吹き抜けていく間取りも好きです。我が家は家の一階だけでなく二階も同じように一直線に風が吹き抜ける間取りになっていて私はこれがとても気に入っています。

数年前に、日本の家は欧米の家と比べて湿気で傷むのが早いのではないかと夫に話したら、その日から毎日自主的に朝家中の窓を開け、夕方早くにそれらを閉めて回るようになりました。お天気が良い日が続くと窓だけでなく押し入れや物置の扉まで開けてくれるので、私もそれまでのように「人目につかないから」といい加減に物を突っ込む事をしなくなり収納の中まで整理整頓されてきました。

それにこの家には深い軒があることも気に入っています。日本は湿気が多く、梅雨もあるので家が濡れやすく、その分傷みも早いのではないかと洋風の家を見るたびにいつも思っていたので、いくら壁の塗装材がよくなったからと言っても庇が狭い家というのは好きになれませんでした。家の好みとしては今風の洋風建築に憧れますが、そういう意味では洋風建築より和風建築のほうがやっぱり日本の風土に合っていると思います。


私にとっての「上質な暮らし」とは

2016年03月19日 16時16分19秒 | 暮し

団地を一歩出るとこんな風にまだ冬枯れの野が広がっていますが、少しずつ春の芽吹きも始まっています。これからの変化を毎日眺めながら散歩するのが日課っていう暮らしを楽しんでいます。

これまではお買い物、外食、旅行、など楽しそうで華やかな世界を見せてくれるブログに目がくらみ、私は自分の生き方を見失いそうになりましたが、いろいろなブログを見ているうちに私は我が道を行く事で「上質な暮らし」を探っていきたいと思うようになり、ここにきてやっと進むべき道が見えてきたように思います。

昔と違って現代では趣味にお金と時間を掛ける気があれば、何事に関しても○○教室とか○○の材料、○○の道具が揃っていると思います。

それを家にいて一人でやろうとすると、指導者も材料や道具を売る業者も儲ける事が出来ないので歓迎されません。確かに熟練した指導者がちょっと手助けする事で生徒の作品の出来上がりはぐんとよくなるでしょう。そしてその指導者自身にもそのまた上の指導者についてワンランク上の技術を学ぶためにお金を時間を使い・・・ときりがありません。

でも、これまで独学でコツコツ勉強してきた私が分かった事は、先生について勉強する人は莫大な時間とお金を使って豊かに上手になっていく人なんだなあと思いました。

私は無駄足が多くてなかなか進歩しませんでした。でも、苦しくても進歩がのろくてもコツコツと勉強を続ける人でありたいと思ってきました。だから教室に通う時間を試行錯誤する時間に、授業料は本を買うお金に当て、立派な道具や材料は家にあるもので代用してきました。お金と時間は本当に大切な事や必要な物に使いたいと思っているからです。

その結果としてみすぼらしい物しか出来なかったとしても、それが自分らしい生き方から生み出された精一杯の作品だとして満足しようと思います。こんな暮らし方を誰も褒めてはくれないと思いますが、私なりの「上質な暮らし」を目指して単調な日々の暮らしの質を大切にしようと思っています。