暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

物を使い切って得られる深い満足感

2014年09月30日 04時19分53秒 | 暮し

 裏が白いチラシを集めて切り揃え、メモ帳を作るのが20年ぐらい前のマイブームだった私。でも余りにも熱心に作り過ぎて、10数冊が積み上げられた時からさすがにこれ以上は必要ないと作るのをやめました。

ところが先日衣装ケースに貼るラベルとしてそのメモ帳の紙を使おうと引き出しを探したのですが、出て来たのは自作のイラストの表紙を付けた4冊だけ。これは思い入れがあるのでそう簡単には使えず、普通仕上げのメモ帳を探すのですが出てきません。

私は確かに散かし屋ですが、それは室内の表面に事で引き出しや箱の中は割とキチンと整理整頓する方なので「どうしてこんな物がこんな所に?」と言った混乱はあまりありません。

ということはつまり、あれだけあったメモ帳を知らないうちにコツコツ消費して、ついに使い切ってしまったのです。そうと分かると何だか心の底からジワ~ッとした喜びと深い満足感が湧き上がってきました。

丁度その日の夕方にはいつも作り溜めているエコたわし用の黄色い極太のアクリル毛糸も最後の一枚を編み上げて使い切ったところでした。この毛糸は何と長女の出産祝いに頂いた物で42年前の物でした。当時の私にとってはアクリル毛糸はわざわざ手編みする程の価値がない毛糸だったので、ベビー用品としては使い物にはならない嵩張る邪魔な物として天袋に放り込んだまま忘れていました。。

でも、数年前にアクリルたわしの事を知って試しに一枚天袋から出して編んでみたらなかなか使い心地が良くて、以来この死蔵された毛糸を生かそうとせっせと編んでは消費してきました。新しい間は食器用として使い、古くなったら鍋の底やシンク用として、最後は五徳などをごしごし磨いてお役目終了としていました。

その毛糸をついに使い切ってしまったら何とも言えない寂しさと満足感とそれを贈って下さった方(もう誰から頂いた物かも覚えていない薄情な私)に心から感謝する気持ちが湧き上がりました。

物を捨てられずに物があふれた汚家に悩む人、すっきりと断舎利に励む人、人生いろいろですが、物を使い切る事がどんなに深い喜びを与えてくれるのかを知ったよい一日でした。


 


『取りあえず箱』でいつもお部屋スッキリ

2014年09月29日 05時58分18秒 | 片付け

「ちょっとゴテゴテと置き過ぎかも?」と思う自室に置いたインテリア小物、「洗濯するにはまだ早い、もう一回着ようかな?」と迷っている衣類、「あともうちょっとやりたいけれど、もう夕食の支度をした方がいいかな?」みたいな制作途中の手工芸の材料や道具類、などなど少し気を抜くと自室にはすぐ出しっ放しになってしまいがちな物を、取りあえず片付けるために手ごろなサイズの段ボール箱を『取りあえず箱』と決めて、押し入れの一番使い易い場所を収納指定席にしました。

これで片付ける時間がない時は一時的にこの中に放り込んで押し入れをピシャリと閉めてしまえば、『取りあえずはいつもお部屋スッキリ』を維持できそうで嬉しくなりました。

でも、ここ数日自室はよく片付けているので今はここに入れる物はないな~と思っていたら、さっそくありました。一日の寒暖の差が大きかった昨日、昼間にちょっとだけ着たカットソーはまだ洗うには早すごるし、いったん着た物をタンスに入れるのも抵抗があります。仕舞い忘れた夏服に気が付いて早く片付けようと思ったら受け入れ側の衣装ケースの中の整理がまだ出来てなくてしばらく出しっ放しにするしかなさそう。というわけでどちらもいったん『取りあえず箱』へとなりました。

むむむ・・・、やっぱりこのシステムは私の暮らしに必要アイテムのようで、箱の中にどんどん物が溜まりそうで自分がコワイです。これ以後はあまり溜め込まないうちに早めの整理を心がけて、この箱にはいつもスペースがあるよう気を付けようと思います。


冷庫凍用のシール容器、常温保存用の瓶も統一

2014年09月27日 03時32分06秒 | アイディア

春にたけのことわらびの甘酢漬けを作って瓶詰保存していますが、これがなかなか便利です。常温で保存できるし、何度でも開閉出来るので使う分だけ取り出せるのが一番の魅力です。これまでに4回ちらしずしやいなりずしの具に使って後1回分が残っているだけになりました。半年以内に食べ切れそうで、ちょうどいい量でした。

今年は「甘酢漬け」元年といってもいいぐらいです。らっきょう酢を2本使い切ってらっきょう、レンコン、レッドオニオン、冥加、も甘酢に漬け、昨日収穫した新生姜も全部甘酢に漬けました。たくさん出来たのでたけのこの水煮用に買った一番大きい保存瓶が役に立ちました。らっきょうもこのサイズでよかったのですが、夫が専用のハンドル付の保存瓶を買ってくれたのでせっかくだからそれに入れています。ラッキョウは匂いが強烈なのでこの瓶はやっぱりずっとらっきょう専用にするのがよさそうです。今年もラッキョウを植えましたが、二人分なので少しあれば充分です。だから消費して量が減ってきたら嵩張る容器からもっと小さな保存瓶に移し替えて嵩張る専用容器は物置に仕舞うということにします。でも、今はまだたくさん入っているので床下収納に入れてあり、ハンドル付は取り出しやすくて便利です。

これ以外の保存瓶は蓋の大きさが統一され別売りされている瓶を大中小と揃えています。これと同じく蓋が別売りされているちょっとおしゃれなWECK以外はもう買わないつおもりです。

冷凍庫の整理も進んでいます。同じ容器に入れて立てて並べ見易い位置にラベルを貼っています。ラベルはたくさんあるのでどんどん使おうと思います。ジップロックよりも厚手のシール容器のほうが冷凍庫の匂いが付きにくいので2種類のシール容器に統一していきつつあります。本当は冷凍庫というのは隙間なく食品を詰め込む方が冷凍効率がいいそうですが、そんなに入れたら我が家では消費しきれないとわかったので無駄な空間があってもいいから容器に入れる事にしました。規格外の大きな容器には朝食用のアジの開き、塩サバ、塩鮭などの干物をストックしています。これから入れる予定の一番大きな容器はパンのストック用です。あとは氷とかアイスクリームぐらいにして春は山椒、夏はトマト、秋はクリ、冬はおもち、という季節物など四季折々の食品夏は家庭菜園の野菜、という感じにしてよく食べる食品を入れて回転率が高い冷凍庫にしたいです。


シンクの上で使えるまな板を作る

2014年09月26日 16時13分17秒 | アイディア

昔使っていたプラスティックのまな板は良い品でしたが、大きくて重くて使い難くかったのでずい分前にもう少し小型で軽いまな板に買い替えました。でも、まだ充分に使える物なので「また出番があるかもしれない」と考えて大事に仕舞い込んでいました。なかなか素敵なダンシャリアンになれないステラレネーゼな私なのです。でも、仕舞い込まれた物=死蔵された物=不要な物ではいけないな~と悩んでいました。

今朝ふとあのまな板を広すぎるシンクの溝にはめ込んで使えないかしらというグッドアイディアが閃きました。でも出してみたらシンクより数センチ長くてそのままでは平らに置けません。それで丁度いい長さに切る事にしました。100円ショップで買って来たパイプ用ののこぎりではそう簡単に切れませんが、あんまり頑張ると肩を傷めそうなので一気に切る事はやめて根気よく毎日少しずつ切っていこうと思います。

夫はそんな事をするより新しく買えばいいのにと言うのでお店で見てきましたが、私が欲しいサイズはありませんでした。うちのまな板は古いけれど確か当時は2000円近くした厚手のある立派な物なので何としても使えるようにしてみせます。

これをシンクにはめ込んで使えるようになったら、まな板の上で切った野菜くずなどは、即下に置いた生ゴミ入れに落とせますし、まな板分だけテーブルが広く使えて台所仕事が快適になるだろうと思います。我ながらとてもいい考えだと思うので早く使えるように毎日少しずつ切っていくつもりです。