このところ次々と愛用していた物が壊れて使えなくなってちょっと滅入っています。これからはこうやって否が応でも愛した人や物とのお別れをしなくてはならなくなるのでしょうか。
その寂しさからくる反動か、ついにぎやかにたくさん作り過ぎる料理に関して考え直し、二人暮らしの適量という事を考えようと思うのです。もちろん車で10分の所に住む4人家族の長女一家におすそ分け出来るほどたくさん作る場合は別ですが、それほどの材料がない場合が危険なのです。
例えば天ぷらはあれもこれもといろいろな野菜を使いたくてその結果作り過ぎてしまって、二人で一度に食べ切れずはずもなく大量に残ってしまって、何日もかけて残り物を食べざるをえなくなります。
考えてみれば、これまでは卵1個を冷水で解いて天ぷらの衣を自作していましたが、卵を1個使うせいで衣がたくさん出来て、その結果大量の天ぷらを揚げざるを得なくなっていたのでした。つまりこれからはもう自作はやめて市販されている天ぷら粉を使うようにすれば必要なだけの衣が作れるのです。
何でも手作りしてそれで「丁寧な暮らし」をしているつもりでいましたが、もう年金生活の二人暮らしなのですからもう少し合理的に考えて無理なく無駄なく暮らさなくてはいけないなあと思いました。