「流行から自由になった私」というよりも「流行に見捨てられた私」というのが現実ですが、反対の視点から考えると私の年代では人に不快感を与えなければ、もう流行とか人目をあまり気にする必要はないという事です。
それで、髪の乱れを抑えるために買ったベレー帽が気に入ってまた4個目を買いました。今度はちょっと大きめで使いやすい焦げ茶です。モヘアのように毛足が長いのでとても暖かく柔らかいので被り方にも変化を付けやすくて気に入っています。それにベレー帽をかぶるようになってちょっとおしゃれになったかも。
4個のベレーはオレンジ色、ダルメシアン柄、黒、焦げ茶で、色や大きさ、雰囲気がそれぞれ少しずつ違うし、ちょっと人目に付く帽子です。おかげで服装との組み合わせを鏡の前で確認したり、帽子の形や色に合わせてヘアスタイルや口紅の色を変えたりするようになりました。
これまでは庭仕事のために日よけの帽子は被っているだけでしたが、ベレー帽を買ってから毎日散歩に被って出ていたら、ヘアスタイルがまとまりやすくなることに気が付きました。白髪を染めて髪を傷めてしまったことから白髪染めをやめて以来、だらしなく見えてはいけないと思ってショートヘアにしてカットにはこまめに行こうと思っていました。それがちょっと遠いヘアサロンに通っていたのでつい行きそびれてあっと言う間に2か月が過ぎて、その間にショートカットの髪は伸びきって軽いくせ毛は好き勝手にはねて目も当てられないありさまになっていました。
そんなことが何度かあって、とりあえず乱れたヘアスタイルを隠そうとしてベレー帽を被り始めたのが最初でした。でも、ベレー帽をピタッと被って1時間の散歩をするとその間に頭から出る熱気が帽子の中に籠って髪のふくらみが抑えられていい感じにまとまるようになりました。つまり、1時間かけて美容院の「ぬるいおかま」に入ってセットされているような状態になるのですね。(笑)
それにデパートの帽子売り場で品質と価格を確認するためにいろいろなベレー帽を観察してきましたが、中にはいろいろなカットのビジューを鏤めてあったりして15000円を超えた値札が付いていてびっくり。でも、ビジューなら私だって持っているわと思って真似するためにその付け方をよく観察しておきました。(笑)
家に帰ってから、ビジューもあったけれど小さな飾りが付いたベレーもあったわと思い出して、手持ちのブローチやイヤリング、ボタンなどをベレーの上に置いてみました。ん、悪くないかも?まあよく言えば「個性的?」悪く言えば「キテレツ?」って感じですかね。(笑)
でも、使えなくなっても愛着があって捨てることが出来ないアクセを再利用するにはいいアイディアかもしれませんよね。今はまだ「キテレツ」なアイディアしか思いつきませんが、もう少し考えていい感じになるように工夫しようと思います。こう考えるのも実物を見てきた効果ですね。
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