東京……

今日の昼ごろ、
御茶ノ水駅から中央線に乗って東京駅で降り、山手線に乗り換えようと下りエスカレーターに乗ったんです。
大きなキャリーバッグと、登山リュックと、トートーバッグと、傘を持って。
いま、歩行防止のためにエスカレーターの幅を狭めているんですね、東京都内の混雑する駅では。
エスカレーター、狭いんです。
エレベーターはどこにあるかわからないんです。
プラットホームは人だらけなんです。
もう一度言いますけど、荷物、多いんです。
で、エスカレーターの左側に乗って、右側にキャリーバッグを置いて下りていたら、ダンダンダンと派手な靴音を立てて右側を歩いてきた30代ぐらいの男に舌打ちされ、「どかせッ！」といきなり怒鳴られ、前後に人がぎっしりいたから、「どかせられませんね」と言ったら、降りぎわにトランクを押し除けて振り返って、
「は？ なにわざとぶつけてんの？ ざけんなッ！」
と再び怒鳴られ、山手線ホームに向かうまでの数分間つけられました。

山手線に乗って渋谷に向かう車内でも、20代の女にキャリーバッグを睨みつけられ、40代くらいの男に舌打ちされました。

見ず知らずの人に殴られたり、線路に突き落とされたり、傘で目を突かれたりすることもあるから、東京の電車に乗る時は要注意ですね。

大きな荷物を持った人や、乳母車を持った赤ん坊連れの母親や、障害を持った人が電車に乗るのは、許されない雰囲気なんですね、東京の中心部では。

東京……
電車の中の人がみんな眉間に皺寄せて、不愉快さを露わにしてる。
東京で大きな地震が起きたら、生き残れないと思う。
東京、怖い。

実現不可能な夢

丸半年でいいから、
温泉宿の自炊部か、山小屋か、小さな島で、
知っている人に会わないで長編小説を書きたい。

今は、無理、どう考えても。

ねこのおうち

長い出張や自主缶詰の日々の中で、
ねこたちの待つ我が家が蜃気楼のように浮かぶことがある。
そんな時は、
猫が居なくなったら、それは家と呼べるのだろうか？
家とは猫が居る場所である、
と断言したい心持ちになる。

『ねこのおうち』にサインする時は、「ねこの周りには平安が漂っている」と書き添えています。

昨夜、河出書房新社の担当編集者の尾形龍太郎さんに聞いたんだけど、『ねこのおうち』売れてるみたいです。

テレビで『ねこのおうち』を何度も推してくださっている光浦靖子さん、ありがとうございます。

未読の方、是非読んでみてください。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024721/

長い出張

今朝は、目覚めて1分間ぐらい自分がどこにいるのかわからなかった。

移動し過ぎ。

昨日は、東京の河出書房新社で、「死にたくなったら電話して」で第51回文藝賞を受賞した李龍徳さんと対談し、御茶ノ水のビジネスホテルに宿泊した。
今日は午前中、御茶ノ水から渋谷に移動し、今夜泊まるビジネスホテルにキャリーバッグを預けて東京駅に戻り、チケットを取ってあった13時発の東北新幹線に乗ろうとしたら、山形新幹線内で人身事故が起きて発車が25分遅れ、郡山での講演の開始時間を15分遅らせてもらった。

郡山市内の中学3年生を対象にした久米賞・百合子賞（福島県郡山市にゆかりのある作家、久米正雄と宮本百合子を顕彰した文学賞）の授賞式で記念講演を行い、懇親会に参加した。

東京に戻り、山手線に乗って渋谷へ。
今日明日は、渋谷のビジネスホテルに宿泊。
25日午前中は、「教皇と東日本大震災被災者との集い」に参加し、午後は東京ドームで行われる教皇ミサに参加。

26日は、渋谷周辺で打ち合わせ。

27日、28日、29日は岩手県の三陸鉄道で撮影を行うCSドキュメンタリー番組の仕事、30日は東京の麻布中学・高校で講演、12月1日はいわき市立草野心平記念文学館で講演、2日は仙台なので、当分のあいだ、小高には帰れない。

大きなキャリーバッグと登山リュックと目の前の仕事の資料が入っているトートバッグという大荷物を持ち歩き、傘をさして、ビリヤードの球のような移動をしている。

東京へ

今日は、『死にたくなったら電話して』で第51回文藝賞を受賞した李龍徳さんと対談するために、東京へ。

未発売の新作長編を昨日読み終え、
いま、『死にたくなったら電話して』を4分の1まで読み進めたところです。

わたしは、読むのが遅いのです。

あと2冊あるが、2冊読み終えるのは無理かもしれない。

いま、常磐線の中です。

今日も仙台、明日も仙台。

仙台に通っています。
仙台パルコ3階のスタバで、ボクシーズの鈴木拓さんと、浜通り舞台芸術祭についての打ち合わせを行いました。

風邪は、七割方治りました。
歯は治療中です。

小高⇆仙台の常磐線の車内でせっせせっせと仕事をしています。

写真は、常磐線の逢隈ー岩沼間の車窓から見える阿武隈川。

解けない、終わらない……

千秋楽から1週間経つというのに、
いまだに「ある晴れた日に」の緊張が持続していて、
何時に寝ても、朝6時には「初日だ！」と目覚めてしまう。

これが、なかなか、つらい。

いつになったら、緊張が抜けるんだろう？

午前3時の歯痛

風邪が治ってきたら、歯の痛みがぶり返してきた。
風邪のつらい症状で歯痛を紛らわしていた、と言えなくもない。

いまは、歯痛。

ズキズキする歯痛。

そうだ、そういえば、
昨日の朝、東由多加が夢に出て来た。

20年前に54歳で死んだのに、74歳くらいになっていて、なんだかほっとした。
わたしだけ20も歳をとって、東が享年のままだったら、びっくり、がっかりされたり、もしかしたらわたしだとわからないかもしれないから。

午前3時だ。
寝る努力をしてみます。
夢の詳細は、寝て起きたら、ということで、
おやすみなさい。

風邪と掃除と衣替え

風邪がさらに悪化して、
今日は午前中に小高診療所に行き、薬を処方してもらった。

具合が悪いなりに、掃除と衣替えと断捨離をせっせと行った。

仕事は出来なかった。

明日は、具合が良くなりますように。

仕事したい。

風邪ひいた。

風邪の症状が出るのって、決まって緊張がほどけた時なんだよな。

いま、くしゃみと鼻水と喉の痛みがひどいです。

でも、寝込んでいる暇はないので仕事をしています。

今年もあと1ヶ月半で終わり、と思うと焦るけど、わたしは一人しかいない。仕事は一つ一つしか出来ないので、目の前に迫っている仕事をやります。その仕事が終われば、次の仕事に取り掛かることが出来る。

一つ、一つ。