正装のギャルソン

スーツも嫌いだし、びらびらチャラチャラしたパーティードレスも嫌い。
１０代の頃から、正装(冠婚葬祭・文学賞のパーティー)はギャルソンかヨージかダナ・キャランですね。
今日の服は、１０年前、「石に泳ぐ魚」最高裁判決後の記者会見のときに着たギャルソンです。
スタイリストのえなみ眞理子さんに選んでいただいたんですが、えなみさん「テーマはイノセント」と言い切っていました。
えなみさんは、たとえば、宮沢りえさんの婚約破棄会見や篠山紀信写真集『santa fe』を担当していて、その場のテーマを的確に掴むスタイリストで、尊敬しています。

でも来年は、朝鮮半島情勢が非常に緊張し、朝鮮学校に対する風当たりが強くなっているので、公の場に出るときは、朝鮮民族の心、チマチョゴリを着たい、と思っています。