第31回みんゆう県民大賞(福島民友新聞社主催)を受賞しました。芸術文化賞ではなく、ふるさと創生賞であることが、とてもうれしいです。
みんゆう県民大賞は、福島県内の各市町村からの推薦によって候補者が選出されます。最終審査は福島県副知事を座長に、福島大学長、JA福島五連会長、福島県商工会議所連合会長、福島県婦人団体連合会長、福島県社会福祉協議会副会長、福島県教育庁参事、福島民友新聞社社長によって行われます。
福島県の出身者ではない、よそもののわたしを「県民大賞」に、しかも「ふるさと創生賞」に選んでくださり、感謝いたします。
毎年、春は、東日本大震災の3月11日と、東由多加の命日の4月20日があるので、心身のバランスを大きく崩します。
今年も寝込んでいました。
仕事に全く手がつけられず、事務的なメールやLINEの返信や、いただきもののお礼状を書くことすらできませんでした。
復調しつつあるので、福島を舞台にした新しい小説を書き始めます。
そして、自宅で営業しているブックカフェ「フルハウス」の裏の倉庫を劇場・ミニシアター「La MaMa ODAKA」として整備する計画を進めていきます。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210430-610657.php
フルハウスの開店4周年記念日、2022年4月9日に、La MaMa ODAKAで柿落としのイベントを実現したい、と考えています。
わたしは、これからも、南相馬市の臨時災害放送局で(2012年2月〜2018年3月)地元の方々600人のお話を自分の全存在を傾けて聴いた時のように、ここ、福島県南相馬市小高区で、この地で生きるひとが歩んできた道程と向かい合います。その道程において歩むことに疲れた時、もう歩けない、歩くのをやめたい、と思った時に、一時的に足を休めることができる魂の避難所のような場所を創ります。
みんゆう県民大賞「ふるさと創生賞」、ありがとうございます。