10代半ばから、息子を妊娠した31歳の時まで、タバコを1日7箱吸っていました。
キャスター、キャビン、キャメル、マルボロ、ゴールデンバッド、いろいろ吸ったけど、20代半ばからはメンソールのバージニアスリムでしたね。
息子を出産した3ヶ月後に、伴侶だった(師でもあった)東由多加を癌で亡くしました。
息子が幼稚園に通いはじめたあたりから、トイレに行く時以外は寝たきりの鬱状態になりましたが、タバコには手を出さなかった。
(精神科に処方された薬はのんでいました)
鬱が躁転すると、
フルマラソン、山岳耐久レース、登山、モダンバレエ、テコンドーで、
自分の体を限界まで追い込み、
それも精神的に辛かった。
もう、許してください、ちょっと休ませて、と思うんだけど、自分が許さないんですよね、自分を。
1日のうちにね、
午前中、ボディービルダーに指導してもらい体育館でハードな筋トレ60分、鎌倉の山道や海沿いの道を20km走る、シャワーを浴びてバレエスタジオに行って個人レッスン90分、夜は往復60分走ってテコンドー教室に行ってテコンドーを90分、というようなめちゃくちゃなスケジュールで、自分の体をいじめ抜いていました。
で、その後、徹夜で仕事するんですよ。
それをしばらく続けると、精神が振り切れて鬱状態になり、寝込む、とーー。
そのあたりのことは、
『柳美里不幸全記録』(わたしが考えたタイトルではありません。新潮社の担当編集者が考えました)という本に書いてあるので、興味がある方は図書館で借りて読んでみてください。
ものごころついた頃から、10代、20代、30代、ずっと暗黒の日々だったな……