また、息子の夢を見た。
息子は幼稚園の年中組だった。
幼稚園から帰るバスの中、息子と同じ組の男の子が二人並んで最前列に座っている。
わたしは何故かバスの真ん中ぐらいに座っていて、ときどき腰を浮かせて、2人がきちんと座っていることを確認する。
と、いつ間にか、フロントガラスに額をつけて見ているような映像に変わるのだが、水の中を走っている。走り方からして、バスではなく、電車? でも、線路は見えない。海を切り開くように走っている。左右からの波が高いーー、怖い、と思った瞬間、呑まれた。呑まれながら、子どもたちは? たけ! たけ!と叫んでいた。
次の場面は、陸地。
わたしは、助かっていた。
目の前にバスの運転士がいて、2人のずぶ濡れの子どもを片腕に1人ずつ大きなぬいぐるみみたいに抱えていた。
2人の子どもは顔が血だらけだ。
たけが言う。
「ぼく、みずにのまれて、そとにでられなかったんだけど、あしでおもいっきりけったら、ガラスがわれて、ガラスのあいだからそとににげた」
まず息子、次に男の子を抱き寄せて顔を見てみると、ざっくりと大きな傷口が開いている。
病院に連れて行かないとーー。
わたしは辺りを見回し、大変! 病院! 誰か!誰か!と叫ぶ。
自分の叫び声で目を覚ました。
春は、死が濃くなる。
辛い夢ばかりみる。
まだ、6時半。
二度寝してみます。
おやすみなさい。
息子は幼稚園の年中組だった。
幼稚園から帰るバスの中、息子と同じ組の男の子が二人並んで最前列に座っている。
わたしは何故かバスの真ん中ぐらいに座っていて、ときどき腰を浮かせて、2人がきちんと座っていることを確認する。
と、いつ間にか、フロントガラスに額をつけて見ているような映像に変わるのだが、水の中を走っている。走り方からして、バスではなく、電車? でも、線路は見えない。海を切り開くように走っている。左右からの波が高いーー、怖い、と思った瞬間、呑まれた。呑まれながら、子どもたちは? たけ! たけ!と叫んでいた。
次の場面は、陸地。
わたしは、助かっていた。
目の前にバスの運転士がいて、2人のずぶ濡れの子どもを片腕に1人ずつ大きなぬいぐるみみたいに抱えていた。
2人の子どもは顔が血だらけだ。
たけが言う。
「ぼく、みずにのまれて、そとにでられなかったんだけど、あしでおもいっきりけったら、ガラスがわれて、ガラスのあいだからそとににげた」
まず息子、次に男の子を抱き寄せて顔を見てみると、ざっくりと大きな傷口が開いている。
病院に連れて行かないとーー。
わたしは辺りを見回し、大変! 病院! 誰か!誰か!と叫ぶ。
自分の叫び声で目を覚ました。
春は、死が濃くなる。
辛い夢ばかりみる。
まだ、6時半。
二度寝してみます。
おやすみなさい。