柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

Cressida クレシダ

2014年02月09日 14時45分46秒 | 日記
この「クレシダ」は、イングリッシュローズ(E)のシュラブ(S)に分類されます。

薔薇は、木立ち性(ブッシュ・ローズ)、半つる性(シュラブ・ローズ)、つる性(クライミング・ローズ)の3タイプに分けられ、わたしは断然クライミング・ローズが好きなんですが、
シュラブ・ローズも何種類か育てています。
シュラブは、枝を長く伸ばせばクライミング・ローズのようにも仕立てられるし、短く切り詰めればブッシュ・ローズのように仕立てることもできるのですよ。

「クレシダ」は、1983年にイギリスで作出された比較的新しい薔薇です。
1602年に書かれたとされるウィリアム・シェイクスピアの悲劇『『トロイラスとクレシダ』(Troilus and Cressida)に因んだ名前なのでしょうね。

昨日の雪にも堪えてくれました。
あと1週間ほどでアプリコットピンクの花を咲かせてくれることでしょう。
(わたしの1番好きな薔薇の色は白、2番目は赤葡萄酒色、杏色は3番目ですかね)

クレシダの台詞です。

この金髪をかきむしり、バラ色の頬を引っかき、
美しい声を嗚咽でひび割らせ、トロイラスの名を叫んで心臓を破裂させましょう。
私はトロイを離れません。

『トロイラスとクレシダ』 訳=小田島雄志 シェイクスピア全集 白水Uブックス

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悪夢のち悪夢のち……

2014年02月09日 10時58分57秒 | 日記
朝起きたら、寝言を注意されました。

「ずっと念仏となえてたよ……恐すぎるよ……ときどきタケ~タケ~って叫ぶんだよ……」

南無阿弥陀仏を称えていた、というのです。

「で、途中で念仏から法華経に変わったんだよ、いい加減にしろよ、と思ったね」

南無阿弥陀仏から南無妙法蓮華経に変わった、というのです。

「しかも、最後は合体したんだよ。『な~む、なむなむ、南無阿弥法蓮華経』って、どんな夢だよ、いったい!」

はっきりとは覚えていないのですが、地震と津波に襲われて、息子とふたりで雲の上に避難したら、狭い雲の上に悪霊がたくさんいたから、手を合わせて祈った……

次は主の祈りだ、と思ったんですよ。

主の祈りまで称えだしたら……

恐い、ですね……

今度、枕の横にICレコーダーを置いて寝てみようかな。

うまく録れたら、アップしますね。

乞うご期待!

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