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梅芸 「魔界転生」 観劇記(20181211)

2018-12-12 09:50:35 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

梅田芸術劇場ではパンフ品切れ、HPのコピー不可で仕方なく劇場外のポスターパチリ。

見やすいパンフは11月明治座のを拝借

パンフの裏(拡大して見てね)

何年振りかな梅芸の客席A

B

幕間満員のロビー 女性は一体何に並んでいるのでしょうか?

梅芸公式HPより

奇想天外、快刀乱麻、魑魅魍魎、歴史上の剣豪たちが次々と甦り、現世での怨念を晴らさんと、
時空を超え、悪鬼となり、徳川幕府と対決する! 豪華絢爛、空前絶後、迫力満点、
アクションとカルトとスペクタクルの世界が融合した勇猛、壮絶、壮大な
エンターテインメント時代劇の最高傑作、今ここに誕生!

と判りやすく簡単明瞭だがこれだけで判る人は天才だ.

原作
山田風太郎 (角川文庫刊)

脚本
マキノノゾミ

演出
堤幸彦

出演
◇柳生十兵衛   上川隆也
◇天草四郎    溝端淳平
◇お 品     高岡早紀
◇根津甚八    村井良大
◇北条主税    松田 凌
◇田宮坊太郎   玉城裕規
◇柳生又十郎   木村達成
◇荒木又右衛門  猪塚健太
◇小栗丈馬    栗山 航
◇戸田五太夫   丸山敦史
◇由比正雪    山口馬木也
◇宮本武蔵    藤本隆宏
◇淀 殿     浅野ゆう子
◇柳生宗矩    松平 健
 

企画・製作
日本テレビ

主催
読売テレビ・梅田芸術劇場

で懇切丁寧な明治座11月公演のHPから詳細を拝借(Thanks)

イントロダクション

悪霊となり蘇った恐ろしい魔界衆たちと、剣豪・柳生十兵衛とその配下の勇猛な柳生衆たち。
個性的な登場人物が織りなす人間ドラマ、柳生宗矩と十兵衛との親子の絆、そして葛藤、
天草四郎たち黄泉の世界から蘇生した魔物たちの心の叫び…。
アクションとカルトとスペクタクルの世界が融合した、壮絶、壮大なエンターテインメント時代劇の最高傑作。
豪華絢爛、空前絶後、予測不能、「日本テレビ開局65年記念舞台」として、不朽の名作に新たな命が吹き込まれます!

あらすじ

徳川幕府に反発するキリシタン一揆が肥前国(長崎県)南島原の原城に立て籠もり、
寛永15年(1638年)4月12日(旧暦2月28日)に幕府軍の総攻撃により、落城し、
およそ3万7千人が惨殺されるという悲劇が起きた──。

やがて、「魔界転生」という死者再生の術によって、「島原の乱」の総大将・天草四郎【溝端淳平】がこの世に蘇る。
四郎は怒りと憎しみに燃え、幕府への復讐を決意する。

隻眼の剣豪・柳生十兵衛【上川隆也】は江戸の屋敷で、北条主税【松田凌】、小栗丈馬【栗山航】、
戸田五太夫【丸山敦史】ら、配下の「柳生衆」たちと日夜、剣術の稽古に明け暮れていた。
幕府惣目付の父・柳生宗矩【松平健】は「島原の乱」後の視察を十兵衛に命じ、
怪しい動きを見せる軍学者・由比正雪【山口馬木也】を息子・柳生又十郎【木村達成】に探らせる。
長崎に赴いた十兵衛は、「真田十勇士」の生き残り・根津甚八【村井良大】と出会い、
捕えられていた四郎の姉・お品【高岡早紀】を救い出す。

一方、「魔界転生」の妖術により、荒木又右衛門【猪塚健太】、田宮坊太郎【玉城裕規】、
そして宮本武蔵【藤本隆宏】まで、歴史に名を残す猛者たちが次々と甦る。
武蔵の呼び出しに応じ、宗矩は剣を交えるが、無念の想いから魔性の者に転生する。
四郎は大坂城に眠る淀殿【浅野ゆう子】の霊を呼び覚まし、遂に「魔界衆」としてこの世に姿を現す──。

錚々たる強敵が黄泉の国から転生し、魔物たちに対して、柳生十兵衛を中心とする勇猛果敢な「柳生衆」が立ち向かう。
十兵衛は魑魅魍魎が跋扈する悪魔の恐ろしい企てを阻止すべく、「魔界衆」と激突を繰り返す。
悪鬼として甦った父・宗矩と十兵衛との闘いの結末は?四郎の本当の狙いは何なのか?
果たして、十兵衛は魔界衆を討ち滅ぼせるのか…?(HPはここまで)

ジジの席は1F20列37番。列の端で前が通路で見易く楽な席だがチョット舞台が遠い。12時開演、休憩30分、4時前終演はチト長過ぎる。その上上記の様に荒筋ですら複雑怪奇で途中ウトウト。

最近長い間宝塚以外の演劇を見ていないので出演者も上川隆也、溝畑桔平、松平健、浅野ゆう子、高岡早紀さんしか知らないしおまけに舞台では初見参。それ以外の方々は全員初お目見え、でも皆さん迫力あり、見応えのある舞台演技で堪能しました。ただジジは耳が悪いので松平、上川さんの小声のセリフがよく聞き取れませんでした。圧巻は中村梅雀さんのナレーション。言語明瞭、情感たっぷりで特筆もの。松健さんどこかで一寸だけサンバ踊って欲しかったね。

先ず原作の山田風太郎作品を上手くアレンジした脚本、演出が立派。基本歌舞伎のケレン芝居風だが今風ミュージカル調あり、笑いもあり、転生した天草四郎や柳生十兵衛中心に剣豪、武芸者入り乱れ魑魅魍魎の世界を現出。溝端さんもう少し細面ならなお良し。

舞台転換や意表を突く照明、装置、効果も的確だし、特にCGを多用した各場面が梅雀さんのモノローグと共に理解を助けてくれました。後音楽や衣装も良かったね。でもチャンバラやトンボの戦闘場面多過ぎませんか?それと舞台が暗すぎる。淀君の浅野ゆう子さんもう少しキリリと貫禄も出して貰えば最高。高岡早紀さん流石に美女。久し振りの梅芸の舞台楽しく拝見しました。

 

 

 


 

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