旅と宝塚と写真好きジジ

現在、過去、未来の旅日記、花や風景写真、宝塚、相撲、ポケモン、ハリポタゲーム等について投稿しています。

ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」第3週。

2018-01-27 12:57:24 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

日本全国氷漬け状態。インフルも爆発的に蔓延。皆様お変わりなくお過ごしですか。

kihara様、いつもコメントアリガト。この前のコメントでお母様とコーちゃんの生コンサートを見に行かれたと言われましたが、そこって昔の厚生年金会館でしたか?もしそうならジジも見た記憶があります。日生版を更にダイジェスト化したような内容だったような???

さて宝塚大劇場の緞帳が去年に続いて又新調されたとか。メルヘンチックなデザインだとかで、26日珠城りょう、愛希れいかさんに、憧花ゆりの組長が出席。緞帳開きを祝いました。月組公演を観た時にカメラでパチリとし皆様にお見せします。、

さて第3週に突入した「越路吹雪物語」。戦時色が濃くなる時代背景に、コーちゃんの初恋?、初舞台、岩谷時子さんとの出会い、親友八重子の物語等、縦糸と横糸が入り混じる展開となり結構面白い。まだ見ていない方は第4週を是非ご覧ください。

ただこうなると宝塚やコーちゃんを知らない視聴者は何とも思わないでしょうが、ジジや宝塚フアンにはチトしんどい面も出てきます。ジジも素の生徒さんがどんなのか全然知らないのでとやかく言えませんが、宝塚出身の咲妃みゆさんの演じる乙羽信子さんには、さもありなんと納得の演技。適役です。

でもコーちゃん役や月丘夢路さん役には上手く演じれば演じるほどなんか違う?と思ってしまいます。特に歌やダンス場面には無理がある。一方で全部が宝塚出身者だとそれはそれで仲間内過ぎていて難しい所。その点スター役の音月さんはピッタリのはまり役で見ていて無理がない。

河野美保子も漸く宝塚音楽学校を無事卒業。卒業公演で初舞台を踏むが駆け付けた家族や新潟の下宿のオバサンといじめっこの大介君の中に一番待っていた親友の八重子の姿が無くガックリ。この八重子さん役も子役の時は良かったのに、農家出で、且つ炭屋に奉公に出ているにしては華奢過ぎてこれも少々違和感あり。

新潟時代のいじめで吹雪の中で立ち往生し、父親が助けたエピソードがヒントになり付けられた名前が「越路吹雪」。サインを考えるのに手助けしたのは岩谷時子さん(木南晴夏)は適役。その時子さんはフアン時代の投稿が縁で出版部の「歌劇」編集員に。

花組に配属されたコーちゃん。憧れのトップさんが音月さんでもうこれだけで満足。紅茶をよばれたり、自宅に呼んでもらってツルゲーネフの「初恋」なる本まで借りてもう有頂天。おまけに食堂で見かけた阪大生にコロリ。コレ初恋?天真爛漫過ぎてホンマかいな。

岩谷時子さんも才能を認められて徐々にコラムなど任されるが、先輩の男子にいじめを受けて遂に切れ「あほんだら!」と叫んだ瞬間、電話で実父が臨終近い事を知らされる。偶然か突然か新潟から八重子がやって来てコーちゃんと大劇場前で再会。さて第4週は?

 

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ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」第2週。

2018-01-24 11:06:48 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

第2週には大地真央さんに続き、音月桂、月船さらら、咲妃みゆさん等宝塚出身者が続々と登場します。コーちゃん役も幼少期の岩淵心咲さんから、瀧本美織さんにバトンタッチ、場面もいよいよ宝塚時代に移ります。

新潟へ父親転勤に同行したコ-ちゃん。いじめにあい雪中で倒れていた所を父親に発見され命拾いをした後、小学校を卒業し高等女学校に進学。しかしここでも勉強が嫌いで歌ってばかり。ツイに東京から母親が呼び出されてこのままだと落第間違いなしと言われ、窮余の一策で父親は「歌って踊って楽しい宝塚歌劇団」の受験を勧める。コーちゃんはただ歌が出来るだけで受験したが、声楽教師の「この子の歌は何か違う」との強い推薦で合格入学。

しかし乍ら、ダンスも日舞も出来ないのに歌以外は不熱心で遂に2年生の最後にここでも「落第」の烙印をおされてしまう。同期生で後の乙羽信子、月丘夢路さんの真摯な応援で何とか「追試」の機会を与えられる。その時奇跡が。

ダンスの得意な時のスター(架空の)「天代 麗」さん(音月桂さん)が声楽教師に頼まれてコーちゃんに「自分も歌えなくて苦労した」と打ち明ける。一目で憧れたコ-チャンは一念発起、ダンス(月船さららさん)と日舞教師に直談判して個人レッスンを受け、ナントか追試を通過。初舞台に向けて意気軒高となる。

この時期、宝塚出版部に勤める生涯の友「岩谷時子」さんとの出会いがあった。一方新潟の同級生の親友片桐八重子さんは進学希望するも貧しさ故に断念。漸く父の許可が出た直後その父が熊に襲われて急死。炭屋へ奉公に出される。彼女とも文通を続けてお互い励ましあい、初舞台は是非観に行くと約束する。

青年期のコーちゃん役瀧本美織さんは宝塚に慣れてきて生来の天真爛漫な性格を発揮し始める過程を上手く演じ第3週が楽しみ。難を言えばコーちゃんは男役だったから、月丘、乙羽さんとはもう少し身長差があったはず。

実はジジは「生コーチヤン」をたった一度だけ見たことがるんですよ。中学生で宝塚を始めて母に連れられて見たのが花組公演で以後コーちゃんフアンに。ある時観劇後阪急電車での帰途、途中の駅で人身事故が発生。暫し停車中の同じ車両にナントコーちゃんがお友達と吊革にぶら下がっているのを発見。

少し離れていたがドキドキして恥ずかしくて余りシッカリとは見ることが出来ませんでした。スラリとして飾り気が無く色白の素顔にニキビがちょっとあったのが意外でした。当時宝塚の生徒さん達は阪急電車の準社員とかで定期券を持っていたが社員なので座席には座れなかったとか。勿論スターと言えども当時は多分車なんか使えない時代でした。

 

 

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ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」は既に第3週へ。

2018-01-22 14:03:16 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

あっと言う間に第3週に飛び込んだ「コーちゃん物語」。レポートが遅れてしまいゴメンなさい。で兎に角第1周目の録画を見ました。子供時代から高等女学校へ行くまでのコーちゃん。勉強が嫌いで歌が好き。その気になったらどこでも、教室の中でも歌ってしまうコーちゃん、河野美保子サン。これがのちの宝塚スターでシャンソンの女王になった越路吹雪サンです。

彼女は新潟出身だとばかり思っていたジジですが、このドラマでれっきとした東京出身女子であることを知りました。道理で訛りなんかなかったはず。4人姉弟の2番目に産れたコーちゃん。姉が病弱なのである意味ではしっかり者。でも小学校では歌ばかり歌って失敗が多く、両親はハラハラ。

そうこうする内に父親が新潟に転勤することになったが、病弱の姉を連れて行くことが出来ず一人だけで父親と転勤族に。新潟の学校ではいつの時代にもある「いじめ」にも合うが、ひょんな事で優しく親切な同級生の片桐八重子と友達になり学校生活も順調になるかと思いきや、成績は音楽以外はサッパリ。

そうしたある日、父親に連れられ街に出かけ、ご褒美に「ブローチ」を買ってもらう。その時自分から八重子に刺繍ハンカチを買い贈り友情は更に深まる。雪の季節が近づいたある日学校帰りにわんぱく坊主の3人組に、落第点をからかわれ、おまけに大切なブローチを奪われて投げ捨てられる。

雪が降り始める中必死で探すコーちゃん。やがて夜になっても帰らないコーちゃんに村中が大騒ぎに。投げ捨てたわんぱく坊主がコーちゃんの父親に、土手にいたと告げる。降り積もった雪の中からか細い歌声が聞こえコーちゃんは父親に助け出され無事に回復する。

この様な東京・新潟での少女時代の物語を軸に話が進んでいく。どこまでがフィクションんでどこが実話かは判らないが、後に父親が付けたと言う「越路吹雪」と言う芸名の由来が新潟時代にあった事はよく知られていると思う。第2週からは「歌って踊って勉強せず」で良い宝塚入団後に話は進む。

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ホッ稀勢の里関 & ショック宝塚月組娘役トップ愛希れいかさん退団!

2018-01-16 11:03:28 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

昨日初春場所2日目で稀勢の里にも白星が舞い込んだ。関脇以上全員が2勝に勝ち進んだから、彼はこれから負けられない。少なくと下位陣に負ける事なく、上位陣と対戦する時まで持ち堪えられれば、優勝も夢ではないかもしれない。白鵬も張り手禁でも2勝目を挙げた。

それよりもShockなのは、ツイに宝塚月組娘役トップの「愛希れいか」さんが退団のニュース。2009年初舞台で2012年には男役から転向して月組の娘役トップについた優れ者。娘役トップで6年目を迎える矢先での事。

宝塚の本命は男役トップスターの存在にある事は疑うべきもない事実。過酷な肉体労働を強いられる男役トップは命が短い。従って寄り添う娘役トップも命は短く咲いてパッと散るのが多い。今迄では長くつづけたのは「花總まり」さん位しか記憶にない。

愛希さんを始めて意識したのは、TVの探訪番組で神戸の御影界隈を訪れた風景にそのボーイッシュで清潔な姿がピッタリでした。やがて娘役に転向してからは存在感が徐々に増して来て、長身とダンスの巧手を生かせた2017年の「グランドホテル」公演でのバレリーナグルージンスカヤ役で魅せました。特に珠城りょうさんと組んでからはのびのびと個性を出せて幸せそう。

2014年の宝塚100周年公演「花詩集」ではショーガールとしての片鱗をシッカリ見せ、2015年の「1789・バスティーユの恋人」では本筋ではない「マリーアントワネット」役であたかも彼女が主役であるかのような存在感抜群の演技を見せ、これが押しも押されぬ存在になった一つのきっかけだったと思う。

彼女は人気も高く劇団も異例とも言える扱いで退団公演に「エリザベート」を当て、加えてバウホールですが娘役の扱いではこれも異例の単独主演公演を贈りその功績に応える扱いで喜ばしい事です。

宝塚は華のある内に去るのが宝塚流の美学。彼女も例外ではない。宝塚で彼女を見ることが出来なくなるのは寂しい限りですが、退団後は上手く芸能界を泳いで成功した宝塚出身の女優の一人となれるよう片隅で祈ってます。それとももしかして「壽」?

 

 

 

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宝塚花組公演「ポーの一族」観劇記

2018-01-12 14:58:17 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

一般前売りではチケットが買えず、無理して探してゲットできたチケットの期日が、ナント今期最悪の厳冬日11日(木)。完全防寒にマスク姿で行って来ました。チケットは完売だとかで連日立見席目当ての列が出来るこの公演。さぞや客席は熱気ムンムンと思いきやそれ程でもない。でもいつもより圧倒的に女性、特に原作者「萩尾望都」さん時代の愛読者世代だと思われる40‐50代が目立った。

ジジは少女コミックなるものは一度も読んだ事もないし、劇画とも縁が無い世代。今までも「るろうに剣心」や「ルパン3世」&「ベルばら」なんかの舞台は見ていません。でも今はコノブログに書きたい一心で今回初めて観ました。

ウーンなんて言ったらいいのか。現宝塚一番の作者で演出家、小池修一郎さんが入団以来いつかはと温め続けてきたコノ題材をどのように2幕35場の大作に展開するのかと言う興味が先行。それと現時点で最適役と言われる「明日海りお」さんがどう演じるのかと言う興味とで何となく落ち着かない気分で1Fセンターの見やすい席につきました。

梗概は「宝塚公式HP」から拝借したものをごらんください。と言っても1972年から始まり最近も最新作が出たと言う、永遠の命を繋ぐバンパネラ(吸血鬼の一種か?)のポー一族の膨大な長ーい物語。2時間30分に纏めるのは大変だし、数ある場面の何処を取り上げるか課題が一杯あった事と推察します。

永遠の時を生きる主人公のエドガー(明日海りお)とエドガーにバンパネラの一族に引き入れられるアラン(柚香光)が年を取らないバンパネラとして生き続けるまでの物語は恐らく連載物として多くのエピソードが綴られているのであろう。

そのせいか取り上げられた部分だけではコミックを一度も読んでない人々には全体像が判りずらいし、又歴史や社会の変化に伴う山場がこれと言って見当たらないから、何だかもう一つピンとこなかった。

主演の明日海りおさんは確かにビジュアル的にはピッタリで演技歌唱とも適役だったし、柚香光さんにも同じ事がいえる。座付き作者らしく多くの配役で生徒を生かしていたが、これでもかと主役だけを見せるのではなく、男爵役の「瀬戸かずや」さん、その夫人役の「仙名彩世」さん、医師役の「鳳月 杏」さんも見せ場たっぷりで活躍。

ポー一族の長老役「一樹千尋」さんの存在感が大きくバンパネラがあたかも実在したかの感を抱かせる演技で流石。ベテランの高翔、飛鳥、花野さん達の支え、若手の水美、華、和海、天真、優波、飛龍さん達の溌剌とした演技、それ以外にも役の付いた生徒さん達熱演アリガト。今回作曲の太田健さん、素晴らしい楽曲で感銘を受けました。それと音響効果が特によかった。生徒の皆さんお風邪を召さないように!

只前述した様に大きな物語の山場が無いので、強いて言えば大きなクレーンに乗り天空の彼方か、次世代にかへ天かけるエドガーとアランの場面でThe endにした方が判りやすいと思う。永遠に年を取らず若いままの姿を見せるための「ケルン」の場面は蛇足。

ミュージカル・ゴシック 『ポーの一族』(宝塚公式HPより)

原作/萩尾 望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス)脚本・演出/小池 修一郎

1972年に「別冊少女コミック」に第1作目を発表以来、少女まんがの枠を超えて幅広い読者を獲得してきた、漫画史上の傑作・萩尾望都の「ポーの一族」が宝塚歌劇に登場する。
永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”。
 
その一族に加わったエドガーが、アランやメリーベルを仲間に加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けるゴシック・ロマン。同作品をミュージカル化したいと夢見て宝塚歌劇団に入団した小池修一郎が、1985年に「いつか劇化させて欲しい」と申し出て以来30年余り、萩尾望都があらゆる上演希望を断り続けた幻の舞台が遂に実現する。
 
 
 
と言っても衣装、装置、照明、振り付け、オケ等総てが素晴らしく一見の価値ありと思う。ただチケット完売が残念。最後に熱烈な「萩尾ポー」フアンの皆様、的外れかもしれないジジのたわごと大目に見てください。
 
 
 
 
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