旅と宝塚と写真好きジジ

現在、過去、未来の旅日記、花や風景写真、宝塚、相撲、ポケモン、ハリポタゲーム等について投稿しています。

ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」第12週(最終週)。

2018-03-31 11:59:42 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

59話目でツイに最後を迎えた「越路吹雪物語」。この帯ドラマを見てコーちゃんの人となりや周りの方々との関わり、舞台に対する飽く事無き向上心を知り改めてスゴイ人だった出会えてよかったと思えました。コーちゃんが1980年に亡くなった翌年、ジジも最後の肉親だった母と別れました。同じ胃がんでやはり胃潰瘍だと告げ真実を話せませんでした。今回身につまされてツイ目頭が熱くなってしまいました。

最後にコーちゃんを演じた大地真央さん。最初は瀧本美織さんの天真爛漫ぶりに比べチョット控えめな演技だなと思っていましたが、最終回が近づくにつれて、コーちゃんってこういう人だったんだと等身大に感じるようになったのは彼女の演技力。はたまた演出の力か、脚本が良かったのか。その他の出演者も殆どが適役でさもありなんと言う演技で、良く上手く役者さんを集めたとこれも感心しました。ご苦労様。

時子さんの母秋子さんが亡くなり、コーちゃんは「貴女は一人ではない、私や法美さんがいるからね」と励ます。東宝を退社し浅利慶太氏と組んだ日生劇場のロングリサイタルも成功を続けドラマチックリサイタルと名付けられた「エディット・ピアフ」の生涯をなぞった公演が大成功の裡に千秋楽を迎えた日、コーちゃんは浅利氏、法美さん、時子さんを前にミュージカルから卒業し純演劇の舞台で自分を磨きたいと宣言。民芸の宇野重吉氏の懐に飛び込む。米倉斉加年さんと組んだ二人芝居が成功し、重吉氏から次回は「桜の園」をと勧められて有頂天に。

その頃からしきりに胃痛を訴え始めたコーちゃん。芝居を打ち上げて健診を受け、末期がんを告げられる。両親をガンで相次ぎ失い法美さんや時子さんに「私がガンになれば正直に告げて」と約束さされていた法美さんも時子さんも矢張り真実を告げられませんでした。真実を隠して看病をする辛さはジジも同体験をしたので大変でした。

手術をし一度は小康状態を取り戻したコーちゃんも1980年11月7日「人生に悔いはない」との言葉を残し帰らぬ人となりました。宝塚出身者って意外に短命の方って多いですね。やはり舞台で心身をすり減らし、ストレスに常にさらされ、観客の満足度やチケットの売れ方まで気を配り、更に新しいジャンルや出しものに向かう向上心を持ち続けるのはいかに大変な事か今になりジジにもよく判ります。合掌。

宮ちゃんさんその後花粉症の状態は如何ですか? 今迄何ともなかったジジも昨日から何だかおかしい。鼻水にくしゃみ、今朝は涙まで出て左目が腫れてます。そう言えば6年前位にも今頃一度そういう症状が出たっけ。

今朝トレトレ桜第2弾ご覧下さい。

 

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ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」第11週。

2018-03-28 16:17:19 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

3月になっても季節外れの大雪や暴風雪が襲った日本列島、今年はいつになったら春が来るのかなと思いきや、西の方から次々と春を運ぶ移動性高気圧がやってきて一挙に春到来を通り過ぎてまるで初夏。大慌てで各地の桜が開き始めてあっと言う間に満開にまで。ジジの近くにも咲きました。まさか北の金さんが俄かに軟化して韓国、中国、アメリカの首脳と会談し一気に雪解けムードを演出する背景にと合わせたのではないでしょうね? 兎も角も今年の桜です。ご覧アレ!

向こうは咲いてるのにこちらは未だツボミ なんで?

桜と桃の饗宴

散歩する人ものーんびりと

さて「越路吹雪物語」も第12週に突入中。11週では両親を相次いで亡くした傷心のコーちゃん。中々立ち直れませんでしたが、内藤さんや時子さんに支えられて徐々に回復。そんなある日改まってコーちゃん、二人に「もし私がガンに罹ったら隠さずに言ってね」と迫る。相次いだ両親の死でコーちゃんの潜在意識に自分もいつかガンになるかもと言う恐怖心が漂うようになる。

そんなある日時子さんに誘われて、ある芝居を見に行く。演出は最近頓に才能を買われ始めた日生劇場の「浅利慶太」さん。この作品や演出に痛く感動したコーちゃん。いつかは彼の演出で舞台に立ちたいと思うようになっていった。しかし東宝専属のコーちゃんが言わばライバルの日生劇場に属する浅利さんの舞台に出ることなど叶いそうになかった。

が例によって時子さんを説き伏せて下ならし行動開始、最後は直談判で東宝の社長に面談し東宝退社を承認してもらう。越路も45歳、歌手として女優としても違った分野、舞台、環境で勝負したいと言う兼ねてからの念願が叶う時が来た。手始めに日生劇場で始めたリサイタルを浅利氏の演出で始める。今までにない厳しい指導でリアルな心理的な歌い方をすることを教えられ新しい刺激に目からうろこの毎日が続く。

そして迎えた初日、いつもにもまして落ち着かないコーちゃんの背中に時子さんは「貴女は大きい虎」と書いて送り出し舞台は大成功。これから続くロングリサイタルシリーズの幕開けとなった。内藤さんも一緒に日生の舞台でピアノを弾きコーちゃんの応援をする。時子さんも次々と作詞家としてヒット作を出し、ゆるぎない地位を確立していた。そしてコーちゃんは年末恒例の紅白歌合戦もツイニ卒業し新天地に挑む事に。

一方で才能がありながら作曲家としてまだ広く認められていない夫内藤さんの事を案じ、時子さんとも相談して彼の曲に時子さんが作詞してコーちゃんが歌うと言うレコードを発売したがどうやら不発に。コーちゃんが紅白最後で歌った法美氏作曲の「イカルスの星」がトワエモアと競作となり皮肉にもトワエモア版がヒット、内藤法美さんの知名度が上がる切っ掛けなりコーちゃんも愁眉を開けた。そんなある日時子さんの母の容体が急変しツイに帰らぬ人に。天涯孤独になった時子さんをコーちゃんは「貴女には私がいる、決して一人ではない」と励ます。

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宝塚星組公演 チケット購入奮闘記

2018-03-25 14:36:28 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

と題名はチト大袈裟ですが、宝塚フアンの皆様、ご自分が見たい席で見る事が出来るっていつの時代もなかなか大変ですよね。大昔はプレイガイドや大劇場の窓口へ始発電車で駆け付けたのも懐かしい思い出です。ジジは端っこでなければあまり気にならないタイプです。好きな場所は1F10列目から16列目くらいのセンターブロック。

例えスターさんのお顔がハッキリ見えなくっても、セリフが良く聞こえて、装置や群舞全体が見渡せる席が一番。2Fのセンターブロックの3列目まででもいいです。昨日は星組公演の一般販売日。システムが変わったのでパソコン2台を待機させて発売時間10時を今や遅しと待ちました。今までいつもは中々ネットで繋がらずイライラして待つこと数十分、やっと繋がった時はお目当ての席はSold out.

で時によりJRミドリの窓口で並んで買うが、これ女性ばかりでチトハズカシ。所が今回回線が増えたのか待機したPCを10時きっかりにタッチした所一発で繋がり2Fセンターの3列目をゲット出来て何だか拍子抜け気味。演目は落語ミュージカル「Another world」と「Killer Rouge」とどちらも横文字の2本立て。特に落語ミュージカルって紅さんに当てた感じがするけど、大いに笑える内容なのかな。

因みに一度だけコネでセンター近くの最前列の席で見ましたが、スターさんをまじかに見る事が出来ても、オケの音や舞台からの雑音に風や匂いが漂って来て何だか落ち着きませんし、舞台全体が良く見えない。まあ2Fの最後列の左右端よりはましですが。と気に入った席で毎回見る事は中々ムツカシイ。イヤ宝塚観るのも大変です。

 

 

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宝塚宙組公演 NHKBSプレミアム放映

2018-03-20 15:57:19 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

昨年9月の朝夏まなとさんサヨナラ公演が19日NHKで放映されました。観劇記はその時に書いたので今回特に書きません。TVと舞台はそもそも視点が違うし、編集とアップでどうにでもなるモノ。だからやはり舞台を見る時の満足感とはチト違う。良い点は台詞が殆ど良く聞こえるので生で観るより細かい点が理解できること。それと普段余り名前と顔が一致しない方も瞬間でもアップになれば納得がいく点です。

それにしてもいつも思うのですが退団公演のトップスターさんっていつもなんでこんなに輝くのでしょうね。惜しい、もっといて欲しいと思うのが毎度のこと。とわ言うものの次のスターに受け継がれて新しい舞台が見られるのも宝塚の良さ。今回の朝夏さん、何よりもかっこいい。特に最初の出で鉄砲を撃つ姿、歴代一だと思います。また今迄の公演より男らしさが際立っていました。勿論ショーで踊る姿もいつもより抜群でした。

﨟たけた美しさの伶美うららさんも退団されてこれも残念。今回は適役でしたが何故トップ娘役に遇されなかったかが何となくわかりました。フィナーレでのデュエットもリフトなど無くてもとても素敵でした。どなたかが書かれていましたが、宝塚で踊りながらの激しいリフトは必要ないとのご意見、ジジも大賛成です。

振り付けと構成とダンス技術で十分魅せられるし、あれは何よりも危険だ。それと前にも書いたが、宝塚は年次を大事にして生徒をコントロールする伝統はよく判るが、日本中に放映されるTVで普段舞台で余り目立たない人達もアッピール出来るチャンスなのに、年次が下だったり、序列が低いと名前を出さないのは何故か。OSK等娘役の一声、ダンスの1ポーズでもアップになれば名前が出てアアこういう人なんだと判る。

この公演でも星風ひとみさんは年次が低いからか重要な役なのに最初のスター名が一覧で出るテロップでは名前が出ていない。宝塚は学校制度に基づき運営される歴史は判るが、商業演劇として見る者の立場を往々にして無視する傾向がある。アップやソロのある生徒、特に娘役の場合でも名前はサッと出して欲しい。舞台を一度しか見ない場合折角上手いなと思っても名前と顔が一致しない。特に後方で見た場合。是非ご一考願いたい。皆さんどう思われます?

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ABC昼帯ドラで「越路吹雪物語」第10週。

2018-03-18 14:36:11 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

第10週でイヨイヨこのドラマも佳境に入って来ましたね。このドラマで宝塚時代のコーちゃんは感情の起伏は激しいが、何だか只の健康優良児みたいな印象が強かった。正直言ってコーちゃんの真の姿は知らないものの、明るく輝くスター性の裏側でもっと曲折したエキセントリックで我儘な性格ではなかったのではなかったかなと思うジジです。

そういう意味で大地さんに替わってからコーちゃんらしさが増してきて、さもありなんと言う場面も多くなりました。歌唱も最初に比べ「らしく」歌おうと言う意気込みが感じられるがチョットまだ弱い感じ。歌のキー自体が違うのか、声質が違うのではないかと推測します。この間コーちゃんはミュージカル「王様と私」に出演。ジジは梅田のコマ劇場で見ましたが、これは適役でしたね。

自称「越路吹雪の生涯マネージャー」を常に意識し宣言する岩谷時子さん。二人の宝塚時代から続く友情とだけでは言い切れない固い絆、それが時子が作詞家としての地位を獲得して超多忙になり、見かねたコーちゃんが内藤さんの助言もあり「付け人」を紹介しようとした所から二人の間に微妙な隙間風が強くなり始める。そんな時いつも迎えに来る時子が来られないと電話だけがありコーちゃんは何故?と思う。

そしてTVの歌番組収録の場に遅れてきた時子に不快感を抱き、二人にお互いが不満の持つと言う噂が耳に入る。コーちゃんは敏感に時子が昨夜自宅に帰らず疲れている事を見抜き、時子の自宅へ行くと隣人から時子の母が入院した事を告げられ、そんな水臭い嘘をついた時子に怒りに任せて頬をひっぱたいてしまう。でも真実は時子の母が痴呆の症状が進み、大怪我で入院したとの事実を主治医から聞かされる。

一方内藤さんも藤本プロダクション社長から「二人の友情を壊さないように」との忠告を受ける。時子は毎夜病院で看病しつつ作詞を続けた無理がたたって録音中のコーちゃんの目前で倒れてしまい、そのショックでコーちゃんも失神。二人仲良く病院のベッドに並ぶことになりお互いが正直に自分の気持ちを述べ合う機会となり二人の感情も治まり元の様に成れそうな状態に戻る。

そんな時コーちゃんの母益代さんが末期がんに、間もなく父までもががんで倒れる悲劇に見舞われる。しかしココでお互いの超多忙な生活を見直し、コーちゃんは「東宝」から独立し内藤さんや時子さんに支えられて力強く歌の道に進み始める事になり、次のコンサートの準備が着々と進み始めた。第11週はいよいよ浅利圭太さんとの出会いで伝説の「ロングリサイタル」への道が開かれるとか。

 

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