IKEA（イケア）のカタログが届いていました！

少し前ですが自宅のポスト（郵便受け）に分厚いカタログが入っていました。私の住んでいるマンションは150戸以上ある大きめのマンションなのですが全戸に入っていました。皆さんのご自宅ポストにも配布されている人もいらっしゃるのではないでしょうか？

「IKEA　2013」　と書かれています。

そう、イケアが無料配布しているカタログなのです。320ページ以上のフルカラー印刷のカタログを無差別に配布しているので、コストはかなりかかっていますが面白い企業戦略だと思いました。
私の自宅マンションだけでなく周辺のマンションなどにも配布していました。配布スタッフが台車を重たそうに押しながら、あちらこちらで配布しているところを目撃しました。

イケアは新宿周辺には店舗が有りません。千葉県の船橋店、埼玉県の新三郷店が関東に有り、立川駅の北口に2015年に出店する予定です。
船橋店はザウスというバブル期に出来た屋内スキー場（狭くて単調で高価なのでリピーターが定着せず廃止になりました）跡地に出来ています。

郊外型の大型店舗なので、東京のベッドタウンに出店することになるのでしょうが、都心部にも出店して欲しいです。まだ一度も行ったことが有りませんので。

イケアというネーミングから、「社長が池田さん？」又は「池上さんと足立さんの共同経営？」などと想像しがちですが、本社がオランダの外資系企業なのです。

まあ特に今欲しい家具は無いですが、カタログは保存しておくことになると思います。捨てるのはもったいないような立派なカタログですから。
「薄っぺらなカタログでは無いので捨てないだろう」という人間心理をイケアの経営陣が予想して作っていると思いますので、相手（イケア）の術中にはまりかけていますね。すぐに買ってくれなくても、1年以内にイケアの商品を買う人が10冊配布したうち1つでも有れば十分に利益は出るでしょうから。
家具は家電のように新製品に対して人気が有る訳でも無く、モデルチェンジでスペックが変わるわけでも無いので、こういう戦略が出来るのでしょうね。