こんにちは。
今日の滋賀県は晴れ時々曇りです。
めちゃくちゃ寒いです。
来週はそろそろ雪が降りそうですね。
しっかり準備をしておかないと。
新年の御挨拶に大阪・北新地の寿しおおはたさんへ。
リニューアル後としては3回目?4回目?になるのかな?
タコを柔らかく煮てあります。
和からしを付けて頂きます。
カツオも美味しかったです。
寒ブリの煮付け。
ですが、中は半生のミディアムレア。
すごく美味しかったです。
おおはたさんの一番の特長は、
『ネタにシャリを合わせていく』ところ。
一般的なお鮨屋さんは『シャリにネタを合わせて』いきます。
マグロなどは味が濃いため温かいシャリで酢を立たせた方が私は合うと思います。
それを白身の魚やイカなどに合わせるとどうしてもシャリの酢がネタに勝ってしまいます。
そこでおおはたさんは、
『シャリを1種類にする必要はないんじゃないか?』と考えたわけです。
そういう柔軟な考えが素晴らしいと思います。
それが良いか悪いかではなく、
大事なのはそういう柔軟な考えができるかどうかだと思うんです。
鮨職人さんのなかには、
『シャリは1種類でこれを一本の軸にして鮨を握る』と言われる方もいます。
そういうこだわりがあることは本当に素晴らしいと思います。
実際そう言われる職人さんはネタに仕事をしてしっかりとシャリに合わせてますしね。
なのでどちらが良いとか悪いとかではなく私はどちらも良いと思っています。
それがその職人さんの生き様ですから。
それをあの鮨で表現して、それを私たちが頂くわけです。
それがお鮨の醍醐味だと思います。
私がなぜお鮨が大好きなのかと言うと、
あの小さい一貫の鮨の中に、
その職人の思いやドラマや人間味や歴史が詰まっているからです。
それが鮨を食べたら感じられるんですよね。
それをあの小さい鮨で表現するからお鮨って楽しいし美味しいと思うんです。
美味しいお鮨を頂いて、今後もますます勉強していきます。
食せる喜びを感じながら今日もご飯を頂きます。
株式会社 ys-style
代表取締役 須 山 洋 平