クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

アルトゥール・ルービンシュタイン ショパンバラード&スケルツォ

2014-05-31 08:38:27 | クラシック音楽
アルトゥール・ルービンシュタイン

ショパン:バラード&スケルツォ(全曲)
【60 CD COLLECTION】より

ボックスで購入するといつの録音かわからなくなりますが
こんな演奏出来るルービンシュタインが我々の誰よりもうまいと言わしめた
ポリーニの最近の録音よりは随分評価は上でも良い

ここ最近ルービンシュタインの演奏を聞き直すと
どれを聴いても堂々として
なおかつ録音が綺麗なので
倍音が綺麗に絡み合っているのが伝わってきますし
演奏全てに意味があるんだぞと言わんべく
隅々に渡って気を使った演奏がなされています。

以前ショパンのバラード集色々聴き比べましたが
その時はルービンシュタインの演奏は抜けていたのでしょう
これほど安定して穏やかに演奏されてるバラード集は初めてかもしれません

大御所は
流石ですよね
まだピンクのBOX一枚も聴いていないのに
ワルツやノクターンやマズルカまで良い演奏なさる!

バラード第4番
良い曲ですが

ルービンシュタイン

決して勢いや流れで演奏しません
たとえ水が流れる様な場面でも
ルービンシュタインはそれをコントロールして演奏してる
そういうところが安心感に繋がっているのでしょう。

いやー最高ですね!



この演奏聞くと
楽譜に書かれている音符一つ一つに役割があるのだから
決しておろそかに弾いてはいけないし
全ての音符の役割が決まっていない演奏はあり得ない

何てことを
考えていた頃を思い出されますね。

スケルツォも隅々まで丁寧に
ここ最近はヴァイオリン演奏ばかり聴いていましたが
久しぶりにピアノ曲は良いですね

Kakishima
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脊髄損傷ですが前向きに生き... | トップ | ヴァン・クライバーン ラフマ... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (ひさへ)
2014-05-31 10:15:24
以前からひっそりとブログを読ませて頂いていました。
初めてコメントさせて頂きます。

楽譜に書かれている音符一つ一つに役割があるのだから
決しておろそかに弾いてはいけないし

というKakishimaさんの言葉が、胸にグサグサ突き刺さります・・・。
自分で自分の指10本をコントロールする事に苦労しています。

こんな事を言うなんて、Kakishimaさんもピアノを弾かれるのでしょうか?

ルービンシュタインの演奏は正統派・模範的というイメージがあります。
今度バラード聴いてみよう。

また伺います!
返信する
追伸 (ひさへ)
2014-05-31 17:46:05
登録、ありがとうございました。

一番コレを伝えたかった。
返信する
いらっしゃいませ! (Kakishima)
2014-06-01 08:47:36
ひさへさん

愛の夢はいい曲です
リストやらショパン
漫画が実に素敵なブログ

ただし
小さい手でオクターブの練習を無理やりすると
腱鞘炎になる可能性は高いと学生時代によく言われてました

私はピアノを始めたのが遅いので
よく弾ける人より
弾けない人の気持ちがわかったりするかも

最近
そんな気がしてきました

よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

クラシック音楽」カテゴリの最新記事