クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

マキシム・ヴェンゲーロフのベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

2016-08-19 09:07:58 | 脊髄損傷


Disc18
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
・ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
・ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50

 マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

2005年録音。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はヴェンゲーロフ初の録音となったもので、音楽の師とも父とも慕っているというロストロポーヴィチ[1927-2007]とともに作品を研究するうち、期が熟したと見たロストロポーヴィチの強い要請で2005年にレコーディングが実現したもの。第1楽章と第3楽章のカデンツァを自ら作曲するなど意気込みも充分、27分20秒をかけてじっくりと練り上げた第1楽章(長大なことで有名なムター/カラヤン盤が26分31秒)でも、線の太い音色と息の長い張り詰めた表現力の持ち主ヴェンゲーロフは弛緩とは無縁で、少しの隙もみせていないあたりはさすが。同時録音された「ロマンス」も詩情豊かな演奏です。
【CD解説より】

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を初めて聴いた時
誰の演奏家は忘れてしまいましたがなんとつまらない曲だろう!
というのが第一印象でした。
その後色々聞いてきたであろうが
カラヤンと16歳のムターの演奏を聴いた時に初めて胸を打つ好印象を覚え
太く堂々としたカラヤンの伴奏に楷書で奏でる丁寧なヴァイオリンで
この曲の良さを再認識させてくれました。



そして今回取り上げる
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮による
ヴェンゲーロフの演奏ですが
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの解釈が大変素晴らしく
ヴェンゲーロフはイマイチこなしきれてないようですが
ヴェートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴くとしたら
この曲の良さがわかりやすい演奏だと思いました。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチは本当に素晴らしい演奏家ですね!

Kakishima



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする