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ハンク・ジョーンズ ラストレコーディング

2014-01-21 07:28:09 | ジャズ


ラスト・レコーディング
ハンク・ジョーンズ

ジャズ界の現役最長老ピアニスト、ハンク・ジョーンズが率いるグレイト・ジャズ・トリオの最新であり、最後のアルバム!亡くなる直前における、益々冴え渡るパワフルな演奏はまさにミラクル!!!東京 BlueNote 公演の最終日に飛び入りした現代ジャズのトップ・トランペット奏者の人気者ロイ・ハーグローヴが、急遽そのままレコーディングに参加した話題作。ロンカーターの愛弟子である若干26歳のベーシストであるデヴィッド・ウォンと、デュークエリントン楽団などで演奏経験を積んできたドラマーであるリー・ピアソンの強力なトリオ編成に、ホレス・シルヴァーとも共演してきた期待のテナー奏者レイモンド・マックモーリンを加え、更にハンク・ジョーンズのピアノソロも収録されており、非常に充実した聴きごたえのあるメモリアル・アルバムになっています。【Amazon解説】

【収録曲】
1. チュニジアの夜 A Night In Tunisia
2. オパス・デ・ファンク Opus De Funk
3. カンタロープ・アイランド Cantaloupe Island
4. おもいでの夏 The Summer Knows
5. クレオパトラの夢 Cleopatra's Dream
6. 誰かが私をみつめてる Someone To Watch Over Me
7. ビギン・ザ・ビギン Begin The Beguine
8. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン Fly Me To The Moon
9. 愚かなりわが心 My Foolish Heart
10. サヴォイでストンプ Stompin' At The Savoy
11. 君を想いて The Very Thought Of You

【パーソネル】
Hank Jones piano
Lee Pearson drums
Roy Hargrove trumpet
Raymond McMornin tenor sax

2010年2月24日 ソニーミュージック乃木坂スタジオにて録音

ベースが素晴らしく張りがあって柔らかく包み込んでくれる録音で最近の日本のスタジオは良い機材が揃っているのか大変裕福な音楽を聴かせてもらえます。
ドラムはデューク・エリントンに所属していたなんてのはそれらしい演奏!
私としては煩雑に聞こえるがドラム好きにはこれくらいが音楽に参加している感覚なのかもしれません。

さて
ハンク・ジョーンズ!
どうでしょう?
流石に指の力は衰えてしまってますし
ツヤも消えてしまってますが
腐っても鯛?
錆びてもキャデラックの乗り心地とでも言いましょうか


ミラーが落っこちる!
タイヤはパンクはしないが空気圧が足りない?

そんな風に感じますが
音楽自体本当に録音が綺麗ですし
それで聞くに耐えうる音楽なのですから素晴らしいと思います

ハンク・ジョーンズといえば和倉温泉のジャズフェスに来た時聴きに行った時は
最初の音がなり出した途端周りの空気が変化したことが思い出されます
私にとってあの時の演奏がラストかもしれませんが
こんな演奏者とずっと一緒にいられたら幸せだろうと思います

このジャケットは最高に輝いているのは
ハンク・ジョーンズの人生が伝わってくるからだと思います
ジャズを作り上げてきた巨星と言った方ですね

Kakishima