TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

TANAKA式カットソーについて

吹上教室閉校後の講習は現在サクラメイトのみで行っています。代わりにYouTubeで簡単な小物作りやカットソー等、動画配信をさせて頂いています。 現在はまだ動画作りの練習段階ですが、来年にはカットソーの基礎から、きちんとした形で皆さんのお役にたてるような動画と、さらに交流も出来たらと思っています。宜しくお願い致します。

 リボン&ドレープを作るときの裁ち方

2014年05月07日 | 洋裁とカットソーの違い

         いつもご覧頂いて、感謝申し上げます。

        今朝は快晴、気持ちの良い1日になりそうです。

 

         さて、昨日の続き、と言いたいところですが・・

        昨日は講習後用事があり、何も出来ずに終わってしまいました。

 

         そこでミニ講習をしたいと思います。

 

         以前ドレープの入ったチュニックの作り方を、ご紹介させて頂きましたが、

        洋裁のお出来になる方は、

        ニットの裁ち方に疑問を持たれたのではないでしょうか? 

 

         これはドレープの入ったTシャツの前身頃ですが、

          布目がバイヤスでなく、縦になっています。

       

 

         普通の生地(ニットでない物)で、

         リボンやドレープを作る際は、

         バイヤスに裁つ、と言うのはご存知だと思います。

 

         ご存じない方の為に、試してみたいと思います。

      

         リボン用に適当に型紙を取り、サテン地で

         下の様に、横長と、正バイヤスに裁断しました。

      

 

         横に三つ折りにして、糸でリボンの形にしてみました。

 

         まず、横長に裁断したものです。

         写真の様に、角が出来て綺麗に出来ませんね。

      

 

          では、正バイヤスに裁ったものはどうでしょう?

 

          角が無く、綺麗な丸みが出ています。

     

 

        これは、普通の生地はバイヤスに伸びる為です。

        その為、リボンやドレープを作る際はバイヤスに裁たないと綺麗に出来ません。

 

           ではニットはどうでしょうか?

      

        実験の結果、横長でもバイヤスでも、あまり差はありませんでした。

       

 

        これは、ほとんどのニットは横に伸びる性質があります。

           (注意、中には立て伸びするニットもあります。)

 

        その為布目は、上記写真の型紙の様になります。

 

        リボンに差が無いのは、

         ニットは横に一番伸びますが、

         その他の方向にも多少の伸びが発生するためと思われます。

 

        勿論、どんな生地やニットでも良いというわけではありません。

   

          特にニットの場合、どんなニットを選んだら良いか迷う場合は、

 

        下の様に、両手で持って、

         綺麗なドレープが出るかどうか試してみると、いいと思います。

       

              ( 後ろの汚いところは見ないで下さいね。)

 

             ミニ講習のつもりが長くなってしまいました。

 

                お付き合い、ありがとうございます。    

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コメント (12)
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