生徒作品のご紹介です。
先日Aさんから、
作品の残りニットで
お孫さん(3歳)用のスカートが
出来ないかと相談を受けました。
初めは見本に飾ってある
段になったスカートがご希望のようでしたが
ニットも足りませんし、時間もかかるため、
ロックミシンの作動を利用して、
かんたんに出来る
ティアードスカートにして頂きました。
作品はこちらです。
ウエストサイズが分からないため、
ゴムはご自宅で入れて頂く事に。
とっても可愛いですね~~!!
お孫さんもきっと
気に入ってくれると思います。
さて、
ロックミシンの作動については
今まで色々とお話しさせて頂いてきましたが、
簡単に言うと、
ニットの伸びを抑えてくれる装置です。
その機能を利用して、
逆にニットにギャザーを入れたり、
いせ込みをしたり、
慣れるととても楽しい機能です。
ギャザーを入れるには、
差動を最大の4にし、
送り目調節も4にします。
ニットによっては
これだけでもギャザーが寄りますが、
ニットの厚みや張り、織り方等により
その出方が変わります。
さらにギャザーを寄せたい場合は
針糸調節を、
好みで6~8に合わせるようにします。
(*、全自動のロックミシンは出来ません)
何れも必ず、試し縫いが必要です。
もっと詳しく知りたい方は、
ブログ、カテゴリー欄の
ロックミシンの使い方(差動について)
を、ご覧下さい。
今日は午前中、月一回の通院日に、
午後は主人のワクチン接種予定です。
では、行ってきます。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
今日は午前午後ともに講習予定です。
今回はどんな作品が出来るのでしょう?
型紙は同じでも、
生徒さんの個性がプラスされて
全てオリジナルな作品が出来上がるのも
手作りの楽しさですね。
さて今回は、
ロックミシンの作動についてのお話しです。
ご存じの方も多いと思いますが、
ロックミシンには、
差動と言う装置が付いています。
(装備されてないものもあります)
エアスルー付きのロックミシンなら
向かって右側のレバーが差動です。
(それ以外のロックミシンは取説をご確認下さい。)
差動は、
ニットが伸びるのを防いでくれる装置で、
2つの送り歯が違う動きをすることで
伸びるのを押えてくれます。
ニットが伸びてしまう場合は、
その伸び具合に応じて
差動の数値を大きくして調整しますが
ニットにより、
逆に縮んでしまう場合があります。
その場合は、
差動の数値を小さくして、調節します。
(端切れで試し縫いをして下さい)
それでも縫ったところが連れてしまう場合は
アイロンで伸ばします。
*、但しこの場合のアイロン技術は少し難しく、
説明しようとすると長くなりますので
時間のあるときにさせて頂きます。
特に下の写真のようなトロンとした
光沢のあるポリエステルニットの場合は
ロックミシンで縫い合わせた際、
縮んでしまいやすいので注意が必要です。
(*、ポリエステルが全て縮む訳ではありません)
とっても綺麗に出来ていますね。
上はNさんのカットソー作品で、
初級カリキュラムの中の
8枚ハギスカートです。
型紙より裾丈を伸ばして
ロングスカートにされました。
*、初級カリキュラムの8枚ハギスカートは
アイロン技術の練習になります。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今日はようやく講習も一段落。
でも次の講習に向けての準備があり、お買い物へ。
ところで皆さん、ロックミシンの差動、使っていますか?
差動ってなに?って言われそうですが、
差動とは、
ニットの伸びるのを押さえたり、逆に縮んでしまうのを調整する機能です。
どこについているかというと、
糸取り物語、衣縫人等のロックミシンは、
右下のレバーが差動レバーになります。
それ以外のロックミシンは、
メーカーや機種により異なりますが、左右どちらかの側面に
下の様なマークがついているのがそうです。
ニット等で縫目が伸びてしまう場合は、数字を大きくします。
端切れなどで試し縫いをして、調整します。
裏地などの薄い生地で縫目が縮んでしまう場合は、数字を小さくします。
また、この機能を利用して、ギャザーを寄せたり、
フレアースカート等の、裾のいせ込み等も出来ます。
差動を上手に利用すると、
カットソーや洋裁、小物作りにも、便利で楽しい機能です。
ぜひ、お試しくださいね。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今日はt-soleildorカットソー教室が午前・午後、あります。
差動送りについては、何度もUPさせて頂いてきましたが、
今読み返すと昨年の記事の方が、その使い方等、具体的に書いてありました。
ただ、PCに慣れなかったせいか、ベターとした書き方で読み難い・・
読みやすいように行間を開け、部分的に色を付けたりして修正しました。
何度もUPした、差動、についてですが、よかったら、ご覧になって下さいね。
これはHさんのカットソー作品です。
地味な色合いのニットだった為、襟と袖口、裾を切り替えて
別布を合わせました。
別布は違う素材に見えますが、パワーネットです。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今朝はどんよりとした曇り空、寒い朝です。
今日は1日カルチャーセンターでの講習があり出かけます。
昨日は、差動、についてお話させて頂きましたが、
実は差動の応用で、ギャザーを寄せることが出来ます。
やり方は簡単、
まず差動を、2、にします。
送り目ダイヤルを最大、4、に合わせます。
出来るだけ薄い生地で試しに縫って見て下さい。
(ジョーゼットシフォンや、ニットならパワーネット等)
薄く柔らかい生地ほど、ギャザーが沢山よると思います。
(張りのある生地や厚地の生地はギャザーはあまり寄りません)
特別に・・
差動無しのロックミシンでギャザーを寄せるには?
針糸ダイヤル(4本ロックなら左側2本、3本ロックの場合は左側1本)を
強く(数値を大きく)してみて下さい。
同じく、薄くて柔らかい生地ほどギャザーがよりますね。
◎ 注 意・・
余り強くしすぎると、糸が切れることがありますので、気を付けましょう!
勿論、上記差動を掛けて、もっとギャザーを寄せたい時にも同じように出来ます。
私のブログ友の遊さんが、カーディガンをアレンジして
素敵な作品を作って下さいました。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今朝はです。冷え性の私は、寒くてエアコンを付けてしまいました。
(勿体ない、着込めばいいのに・・)
さて、昨日の続きです。
ロックミシンの差動とは、
生地の伸びや、つれるのをふせいだりする装置ですね。
では、なんで伸びるのを防ぐことが出来るのか、分かりますか?
え、知らなくても縫えればいい、て・・
そうですけど、一応、 聞いて下さい。
ロックミシンをお持ちの方は押え金具をあげ、下を覗いてみて下さい。
差動のついているものはその送り歯が、前後に2枚ついています。
(差動のない物は1つしかありません。)
で、普通に縫っている時は、その前後2枚の送り歯が同じように動いています。
が、差動の数値を大きくすると、前後の歯が違う動きをします。(なので差動です)
(試しに差動を掛け、はずみ車を動かしてみて下さい。)
要するに手前の送り歯が向こうへ布を送りだそうとするのを、
もう一方の歯が邪魔をして、布を沢山送り出さない様にしているのです。
(それでニット等の伸びるのを防いでいます。)
知らなくても良い情報かもしれませんが、
分かるとロックミシンがもっと楽しくなるかも (え?ならない・・
)
これを利用して、ギャザーを寄せたり、他にもいろんな事が出来ます。
でも長くなるので、この辺で
あ! ブログ友のまろさんが、宮崎県が勝手に決めた365日の誕生花を
記事にしておられました。
私の誕生花はアルチルべ(自由)だそうです。
聞いたことが無いお花なので調べたら、宿根草(ユキノシタ科)の一種だそうです。
興味のある方はこちら →☆
なにも絵がないのは淋しいので、
ピンぼけですがご覧ください。
これは昔(暇だった頃)大人の三分の一縮尺で作りました。
トルソーは、エコクラフト(荷造り用テープ)で私が作ったものです。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今日はカルチャーセンターでの講習があります。
です。
しばらく講習がありませんでしたので、気を引き締めてます。
ロックミシンについてる、差動、てなんだかご存知でしょうか?
勿論カットソーをしている方ならご存知と思いますが、
生地が伸びるのを防いだり、つれるのを押さえたりするものですね。
でも差動って、カットソーだけではなく、洋裁にも便利なんですよ。
例えばフレアースカート等の裾をまつるときに、
差動を大きくして、裾の端かがりをすると生地が詰まってまつりやすくなります。
またいせ込む時などにも便利ですし、
端かがりの際つれる場合には、差動の数値を小さくすれば修正できます。
もっと差動についてお話させて頂きたかったのですが、
時間が無いので続きはまた次回に・・
今までお見せ出来なかった、カットソー生徒作品です。
(クリックで大きく出来ます。)
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、袖口と裾の始末の説明をさせて頂きます。
袖口は、端かがりをして折り(1~1.5㎝) 普通のミシンを掛けて始末をします。
ミシン糸は、ニット用の糸をお勧めします。
裾の始末の仕方は いろいろありますが・・
1、差動を使って端かがりをして折り、ミシンで押さえる。(1.5~3㎝位)
2、ストレッチテープを貼ってから端かがりをし、折ってミシンで押さえる。
3、巻きロックで始末をする。
この場合は、袖ぐりも巻きロックで始末をしても良い。
4、カバーロックミシンで始末をする。
これは既製服の様に、表側が2本 縫目があるものです。
専用のミシン(カバーロックミシン)が必要です。
今回は、1、の差動についてお話しします。
差動とは・・
ロックミシンの押えを上げて その下を覗いてみて下さい。
送り歯(布を送るギザギザの金具)が、前後に二つあるのが分かると思います。
通常は、この二つは同じ動きをします。
差動を最大の2に合わせて、はずみ車を少し動かしてみると、
前後の送り歯が、別々に動くのが分かると分かると思います。
一方の送り歯が、布を送るのを押さえる為、
布が伸びないように調整することが出来ます。
差動はミシンにより、付いている形も場所も違いますが、上記写真のような
マーク(絵)が書いてあります。(衣縫人、糸取り物語等は右下のレバー)
通常はNで、生地が伸びるときは数値を大きくし、つれる時は小さくします。
ニットは横に伸びますので(縦に伸びるものもありますが)、そのまま(N)で端かがり
をすると左下写真の様に、伸びてしまいます。
真ん中は、差動の数値を少し大きくして調整したものです。
右上は差動を最大2にしたものです。
(ニットの厚みや張り具合で変わりますので、試し縫いをしてください。)
このように、差動調節を上手に利用して、
ギャザーを寄せたり、いせ込んだりすることも出来ます。
差動に慣れない方は、2、の様にストレッチテープをアイロンで貼ってから、
端かがりをして折り、普通のミシンで縫ってください。
( 応用については、また後日記事にしたいと思っています。)
* 次回は巻きロックについて、お話しようと思っています。
カットソー生徒作品(上記記事の作品ではありません。)
これはNさんのカットソー作品です。
洋裁教室の生徒さんで、カットソーですが、
型紙からご自分で作られました。
ポケットがポイントになっています。色合いも素敵ですね。
ありがとうございます。