昨日、日暮里の繊維街に行ってきました。
日暮里中央通りを中心に、両側約1キロにわたり、生地織物の店が軒を連ねています。
私の教室では生地の持ち込みは自由なのですが、仕事やその他の理由で生地を用意出来ない方の為に
できるだけ作り安く、出来栄えがして、価格も手頃なものを探し歩きます。
あいにく小雨が降り続く蒸し暑い一日でしたが、人出が少なく、その分ゆっくり買い物が出来ました。
私のことを覚えていて下さる、素敵な女性のいるお店につい足が向きます。
気が付くと、ついつい買いすぎてしまいます。
帰りの電車の中。
ある駅でちょっとBigなおばさまが乗って来られました。
座席に、ほんの少し(10センチ位)の隙間を見つけて、謝りながらもお尻ふりふり、無理やり座ろうとなさいます。
隣に座っている細身の青年が肩をすぼませ、けげんな顔をしています。
でもそのおばさま、愛嬌があって憎めないんです。きっと、足腰でも辛くて、どうしても座りたかったのでしょうか。
私が席を譲ろうかとも思いましたが、私より若いかも知れない方に譲るのは失礼かと思い、やめました。
これは、Hさんの作ったチュニックです。丈が長すぎたので直しますとのことでした。
これは、小学一年生の作った ジャンパースカートです。
名前はkちゃん。目のくりっとした可愛い女の子です。
裁断と仕上げのみ、おばあちゃんの手を借りましたが、それ以外は全て本人が作りました。
Kちゃんと初めて会ったのは3年ほど前。おばあちゃんがミシンを掛けているのを、おとなしく
見ていたり、時々おばあちゃんのお手伝いをしたり、、、。
カットソーをするようになってから2年足らず、、、。
巻きロックが得意で、今ではおばあちゃんに 巻きロックのやり方を教えられる位、上達しました。
フリルは、作動を使ってギャザーを寄せてから、縫い合わせました。
最後に赤いハート形のボタンをつけて、可愛らしさを出しました。
将来が楽しみですネ。