いつもご覧頂いてありがとうございます。
今日は私個人のカットソー教室が1日あります。
昨日の続きですが・・
洋裁でも、小物や仮縫をしない洋服等は、工業的な作り方をすれば、
早く綺麗に出来ると申し上げました。
今回は小物(巾着作り)でご説明しています。
裁断した生地に、上から10センチ開けて両側に1センチの印を付けます。
印付けには色々な物がありますが、
私は、細く正確な線が書けるので、これを使っています。
チャコナーです。
1センチに切った厚紙を置いて、印を付けます。
細い線が書けます。
ところで、
慣れないうちは、上の様に正確に印付けをして頂いて良いのですが・・
もっと簡単な方法があります。
それは・・
印を付けずに、ミシンで縫ってしまうことです。(最低限必要な印付けはします。)
ミシンの押え金具の右下に、
下の様に線が引いてあるのをご存知でしょうか?
ミシンにより、線の引き方は様々ですが、
ほとんどのミシンに付いていますので、見て下さいね。
(古いミシンには付いてないのもあります。)
ミシンのラインに沿って縫って行けば、
印付けをしなくても、1センチのところを縫うことが出来ますね。
これは洋裁(洋服)でも同じ事です。
線に沿って縫っています。
ただし、裁断が正確でなければ出来ません。
既製服等、工業的な作り方は
カットソーと同じく、縫い代を含んだ型紙を作り、
裁断専門の方が、まとめて正確に裁断します。
しかし、1枚しか作らないのに 洋裁の型紙に縫い代を付けて
もう一度、型紙を取るのは面倒ですよね。
私は仮縫のいらない洋服や小物、あるいは仮縫して補正が終わった後は
各サイズに切った厚紙を置いて、正確に裁断して頂いています。
続きはまた明日・・
ありがとうございます。
いつもブログをご覧頂いて感謝申し上げます。
今朝はです。午後から気温が急上昇するそうです。
昨日は洋裁の縫製方法について少しお話させて頂きました。
その中で、仮縫が不要なものなら、工業的な作り方をすれば、
洋裁でも早く綺麗に仕上がると申し上げました。
それは洋服でなくとも、バッグ等小物作りにも役立つと思います。
ではどんな作り方をするのか?
まずは簡単な小物(巾着作り)でご説明出来たらと思います。
え! 簡単すぎる、て、
いえいえ、簡単な物でも大切な基礎があります。
ただ、専門の工場や機械で、
熟練した方がやるのと、同じことをしようとしても無理がありますよね。
ですので、無理の無い範囲でご説明したいと思います。
まず大切なのは、裁断です。
効率よく作る為には、無駄な縫い代はとらず、
必要な縫い代だけを、正確に裁断する必要があります。
家でも カッターボードとカッターで裁断すれば、ある程度正確に裁断できます。
小物作りでしたら、100均で買ったこんなカッターボードでも、役に立ちます。
では、巾着の大きさを決め、縫い代を含めた大きさに布を裁断します。
縦50センチ(半分に折っています) × 横20センチにしました。
以前にもUPしましたが、厚紙で下の様に、作っておきます。
長くなるので今回はこの辺で・・
次回に続きます。
ありがとうございます。