草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

教師まで派遣するのですか・・・?

2012年11月21日 | Weblog
よく晴れていますが、風が強くて寒いです。 午前中はずっと10度以下、午後3時でやっと10度、これが今日の最高気温です。 これから日に日に寒くなると思うと…外に出かけるのが億劫になりますね。
昨夕、午後7時からのNHKのニュースを見た後そのままにしていましたら、気になる番組がありました。 クローズアップ現代「広がる派遣教師の実態 教育現場でなにが」という番組です。



私は知らなかったのですが、教師を派遣する派遣会社があるのですね。 当然私立の学校に派遣されるわけですが、学校関係者が言っていた言葉、『学校にとって、ある意味救いの神なのです・・』。 つまり、正規の専任教師に比べて、派遣教師の場合、人件費が安く済むし、急な欠員の時に助かるというわけです。 現在の授業時間が何分授業なのか分かりませんが、1コマの授業をすると約2000~3000円が派遣教師に支払われるのです。 それに面接をして採用する時間も省略できるというのです。 教師派遣会社に登録している人は、現在約9000人ほどらしく、文部科学省も私立学校の自主性に任せていて、正確な数字を把握していないとか。 (言い逃れの常套句 ⇒ 自主性に任せる) 



一概に派遣教師がいけないとは言いません。 専門知識を持つプロフェッショナルな人が、学校に出向き教鞭を取るのは大いに歓迎いたします。 特に小学校で一人の教師が全科目受け持つことこそ問題があり、そこに美術、音楽、IT関連、化学、体育等にプロが出向くことは、子どもたちにとっても教師にとっても大いにプラスになると考えます。
 
しかし昨日の事例は私立高校で、しかも教師が足りない上に経費削減のために、1年間派遣教師にお願いしているというのです。 進学組と(名前は 「特進コース」 だったか?)、進学しない 「一般コース」 に別れていて、一般コースに派遣教師があてられている割合がダントツに高いのです。
日本の教育行政はどうなっているのでしょうね~?? 次代を担う子どもたちの教育が、おざなりになっていては、日本の発展はありません。 過日、田中真紀子大臣の、新設大学を巡る一連のドタバタ劇がありましたが、あれはいい問題提起になったのではないでしょうか? 
しかし、教育現場にも経済至上主義が適応されては、日本は教育の発展途上国に、いや既に
そうなっているのかも知れません。
昨日の番組で派遣教師が言われてました。「契約に縛られて、生徒たちに深く関われないのが残念です」

閑話休題、先日Twitterで流れてきた、素敵な話題を紹介しましょう。
⇒東風 @pyrrhula2 【感動・必見です】RT kuco_  小学校で「子供が作る弁当の日」をスタートさせた竹下和男先生。卒業する児童たちに贈った言葉がどれもいい

(画像のリンドウは数年持ち越した鉢の中に咲いていて、切花として花瓶に生けて1週間目)
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