
そういえば、もうずい分前になりますが、私が絵の講師をするようになった頃、アート&クラフト部門は「絵手紙」が一番人気のある教室だったのです

それで、私は水彩なのですが、書道が少々出来たので

、絵手紙の生徒さんも教えて欲しいとカルチャーセンターに言われ、いろいろな本やネットで「絵手紙とはなんぞや??

」と調べたものでした

まぁ、絵の手紙ですから、なんでもいいんですね

一応墨で書いて、絵を単純化して描いて・・・落款を捺す・・・のが一般的なのでしょうが、別にボールペンで描いたり、絵もリアルに写生したり・・・あら、これだったら私でも教えられそうだわ

・・・と思い、その頃は生徒さんも、水彩と絵手紙の方が半々位でした
↑絵手紙がやりたい生徒さんは、気軽にちょっと描いてみたいとか、絵が描けたらいいのになというような、そんな軽い感じだと思います。
でも絵って、「私には絶対無理

」という呪縛を解いてあげると、上手い下手は関係なく誰でも描けるものなので、すぐに描けるようになり、それから水彩に移行される方や、もうやめてしまわれる方などがいて、今はもう一人も絵手紙の生徒さんはおられなくなりました

そしていつの間にか、よその絵手紙の教室は無くなってしまっていました

知らない間に無くなっている教室って結構あるのですが、割合簡単に習得出来るドライフラワーなんかの教室も、生徒さんが長続きしませんね
今日は久しぶりに絵手紙の体験をしたいと言われる生徒さんがおられるという電話が入って、

ちょっとさっき絵手紙を引っ張り出してみました

でも、しばらく教えていないので

あら?前はどうやって教えていたのかしら・・・・?と、ちょっと教え方を勉強しなくては・・と思っています

水彩はずっと教えているので慣れてしまい、特に初心者の方はお手のもので、こちらも慣れていると生徒さんも安心して受講していただけるようです

やっぱり絵を描くのもそうですが、教える事や何でも同様で、継続は力なのだと、改めて思います

それにしても、絵手紙って何故少なくなったのでしょう?気軽に絵に親しみたい人が少なくなったのでしょうか?
それとも、不況の影響もあるのでしょうか?気軽に絵の楽しみを知る、とっても良い事のように思うのですが・・・
今日は絵の教室の後、鴨茄子とベーコンのパスタを食べました