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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

恥の文化

2012年10月15日 | 体験の解釈

 電車で化粧をする事は 恥ずかしいのでしょうか。

 私は、まあ「はしたない」と思うタイプです。

しかし、人前で化粧をする方達は「恥ずかしい」と思っているのかどうか?ちょっと話が違うかも分かりませんが、

 若い頃、叔父さん達が、喫茶店とかで出される「おしぼり」で顔一面を拭い、果ては耳の中までふいている、、、。そんな「恥ずかしい」と思っていましたが、自分が今、おっさんになってしてしまう。

 これは、年齢を経た「図太さ」なのかも知れません。

 何を恥と思い、思わないか。人により、そして、地域社会文化により、時代と共に変わるのでしょう。揺り戻しもあるかも。



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妻に泣かれる。2度目。

2012年10月14日 | 自己愛

自分は自分

他人は他人

実にはっきりしているのだが、私はどうしても他人を意識してしまう。そして、他人から自分がどの様に思われているかを過剰に意識する時がある。非常に弱気な人間である。

この現象は「自己愛」の揺らめきなのだと理解した。自分を愛する事に変調をきたしている自分を認識したのである。

この理解は直感的なもので、正しくないかも分からない。

私には「僕の事を好き?」「こんな僕でゴメンね」と相手に言う癖があるようで、これも、自己愛のゆがんだ傾向だと思い至ったわけだ。

「まだ、若いのでもう一花咲かす事ができる」


と言って下さった先輩の精神科医の言葉を噛みしめながら、

そして何より


「自分に自信を持ってよ」という妻の泣きながらの一言に感じるところがありました。





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Education for Sustainable Development

2012年10月13日 | 「今、ここで」


「持続可能な開発のための教育」Education for Sustainable Development

という概念をご存じだろうか。

私は80年代大学でこの概念を知った。

『Small is beautiful』という書籍に著されているように、持続可能な発展ということを考えないと、我らが地球に未来はない。現代日本の教育はこれに逆行していこうとしていると私には思えてならない。

「誰かが変えてくれそう」という雰囲気だけで、他者に期待するなとは言わないが、まずは、自分自身の身の回りから変えていかないといけない。

持続可能な発展のための教育 はますます大切だ。


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あはれなり

2012年10月10日 | 文学(古典)

敷島の大和心をひととはば朝日ににほふ山桜花


本居宣長のすごさは前から知っていたつもりだったが、改めて、『玉の小櫛』を一部読んでその『源氏物語』解釈の造詣深さに驚き入った次第。

「もののあはれ」を理解するために、紫式部は 恋を多く描いた、とする解釈は僕にとっては再発見の認識であった。

源氏というプレーボーイがチャラチャラと女性と恋愛遍歴を重ねる話のどこがおもしろいねん。という見方を「軽薄」と簡単に切って捨てている。

戦争の頃に『源氏物語』を発禁処分にした保守派の方々は、本居宣長の事は本当には理解していなかった様だ。というか、本当の愛国者ならば、日本人の本質を衝いたこの「もののあはれ」を元にその特性を発揮する方向に進むはずだからだ。

僕は、愛国者だが、『源氏物語』等を発禁処分にしたり、文楽の師匠達を公開の場に引き出す様な感覚は持ち合わさない。芸事に集中してもらうべき人達に市場原理主義で芸事をしろ!と言う感覚は持ち合わせていない。そんなことこそ文楽協会の事務方と話せばすむことである。いや、横道にそれてしまった、、、!

若者に「しみじみとした感動」を理解して!っていうのは無理な事かも分からないが、そういうものなんだよって語りかけることは有効であろう。




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遺伝子、生物、魂

2012年10月09日 | 第六章 螺旋状に上昇する意味


 理系の凄さ

あ、そうそう、ノーベル賞の山中先生ですが、「じゃま中」と言われていた、というエピソードを披露する人間性に関西人気質を感じると共に、同世代ですから中学生の時の「記憶」に関するレポートなど、なかなかやるなぁって感じました。

ノーベル賞獲得を目指して国家予算を支出する国もあるらしいですが、日本の場合、国立大学には医学部がある。昨今、市場原理主義の導入で国立大学も独立行政法人化されて、儲けにならないと基礎研究予算を付けない方向に進んでいますが、どうでしょうねぇ。

日本の誇りは、全国どこに住んでいても「教育・医療・福祉」のサービスが均一、高水準で受けられる点にあると思っています。
世界には病院に行くのに、40㌔も歩かないと行けないって所もあるわけです。

国立大学に医学部があり、また全県に教育大学がある国。しかも高水準の研究を行う。これは、戦後日本が行ってきた世界に誇るべき点であろうと思います。


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