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吉ヶ平ブログ

人に感謝自然に感謝・人を愛し自然を愛し・人に育てられ自然を育てる

八十里古道調査最終章~2

2015-06-10 22:41:01 | 八十里越


え~眠いです、10時頃床に就きまして

番所前にあります池でケロケロの大合唱・・・雨は止んでいますがこれから降るのか、凄い勢いで鳴いています

ほとんど眠れず2時半に起きましたテンカラの翁に起こしてくださいとお願いしましたが

先に起きてコタツで待機されていた翁を起こし朝食を作っていただきました

(色々面倒掛けましてすみませんでした)

朝食を食べながら翁と世間話に盛り上がりお迎えを待たせてしまいました (ごめんなさい)



只見からは叶津番所の御当主様と明和山岳会の会長ゴムダムさん

下田からは私の計三名で調査に向かいます、午前中は雨との事でユックリの出発です

当主の奥様から吉ヶ平まで送っていただき7時出発です



いつも見えます守門は雲の中です



よく写っていませんが山鳥のヒナが道の脇を走っています、親鳥はヒナを逃がそうと必死ですが

我々の先々と進んで困ったものです



上の沢に到着です、先日までは雪が多かったですが今はコゴミ畑です



椿尾根に到着約1時間ですね雨こそ降っていませんが露でじっとりしています

予定ではここから天保古道に入る予定でしたが雨が降りそうなので中止です



あとでわかったのですが来週大勢で峠越えするのか八十里友会か下田山岳会の皆様が道の整備をされています(どちらの会かは不明です)

多分我々より2時間ほど前を歩いているようです、ステップが切ってありまして歩きやすいです



山ノ神に到着です、看板がすっかりなくなっています??どこにいったのか??

杉の木の皮が剥かれています?熊の仕業か、看板も??

9時になりました

八十里古道調査最終章~1

2015-06-09 22:20:07 | 八十里越


八十里古道を只見の皆さんと調査いたします

いつもは事前に車を只見に運んで越えた後で乗って帰るのですが

こちらからの参加は私だけですし車を運ぶ時間も無く



金曜の夕方仕事を早めに上がりまして252号線を只見に向かっております



県境から雨にうたれ明日の天気が不安です

只見ダムが見えました、ホッといたします



まだ暗くならないうちに入叶津番所に到着しました

番所の御当主様と明日の打ち合わせしまして



飲んで寝るだけでしたがこちらに逗留されている渓流釣りの神様から手料理をもてなされ

ガッチリ飲んでしまいました、明日起きれるのかな・・・

煌きの丸倉山

2015-05-28 11:00:00 | 八十里越


皆さんに聞かれるんです、どこに行って来たの?

丸倉山はどこ?

「9号トンネルの上なんですけど}

「??」

「粟ヶ岳と守門岳をつなぐ県境の稜線上で左肩が上がったなめらかな山」

「???」

そんな会話が続くので写真を載せました


大崎の渡良瀬橋から撮った絵です、下田からも見えます

大崎のスカイツリーの左側にあります雪を抱いた山です

左から右にゆるく稜線が下がった山


右端は烏帽子です、これでわかってもらえるかな

遠くにある山でokかな

ヨロヒコ!

裏八十里から天空の煌き~最終回

2015-05-27 21:38:42 | 八十里越


お腹もいっぱいになりましたしルンルン気分で下山しましょう



新潟県のブナ林100選に下田地域で2カ所選ばれておりまして

大谷川のブナ林(丸倉)と雨生ヶ池のブナ林(吉ヶ平)なっております

丸倉は多くの方に見ていただける環境ではないのが残念ですね

また鉱山周辺は何度も伐採されているので細い木が多いです



烏帽子、刀掛も上に見上げるようになってきました



ブナ林を出てから左側に行かないといけないのですが・・・つい楽なほうに足が動きまして

道がわからなくなりました(どちらにしても雪で踏み跡が見えないですし、下に降れば道にでます)



オォ~7号トンネルが見えてきました、もうすぐです



工事現場脇に出てきました、長い道のりでしたね



丸倉鉱山そこに見えます、次回は奥の尾根に取り付いて高小屋越えにチャレンジです



まだ雪が多いですね



なごり惜しいですね



向こう側も雪がいっぱい、手堀のトンネルです



俎板倉、関屋ツンネ、あんなに高くなりました



榾橋上から~沢に雪が残っています、冬場はみんな埋まっているんでしょうかね



昨日歩いた稜線が見えます、感慨深いですね、当初あそこを歩いて帰ろうかと思ってましたが、体力が・・・



平らな道なので楽なんですが、なかなか長い道のりですね地面の硬さが骨にしみます



ようやくカワクルミ沢です



おサルがお出迎えです、このたび始めて野生に接しました



この度の調査でわかったことは昔の人は尋常じゃない体力と根気があったことですね

春先の雪の上を溶鉱炉をソリで運んだ・・信じられないです

里から眺める県境の稜線が身近なものになりました、またひとつ点線道が繋がりました

次回はもう少し深く探りたいと思います

長々ありがとうございました、こうしているうちに次回の調査日が近づいてきました

また少しブログを書く日が来ると思います、そのときはヨロヒコ


4時到着、初日10時間 二日目9時間




裏八十里から天空の煌き~17

2015-05-25 22:03:34 | 八十里越


不安の中での尾根探し、ようやくそれらしき尾根に取り付き

順調に下山が進んでいます



丸倉鉱山跡はなんどか来ている私が先頭を歩いています

なにやら見たことのある景色が

それにしても凄い!ブナの若芽サヤと花がびっしり埋め尽くしています



ブナの隙間から鉱山跡が見えてきました、突然尾根をすべり降りたのでみんな「どうしたどうした!!」

状態でした



間違いないです、ようやく知っている場所に到着です



江戸末期から明治にかけて栄えた鉱山です

鉛が多く取れたそうです、八十里で只見に荷を運んで帰り荷がないとこちらに寄って行ったそうです



裏八十里からの旅ももうすこしで終わりです

最後の食事です



八十里明治新道がハッキリ見えます、尾根の上にあります道が天保古道、あの河井さんが逃げた道です



あの尾根から駆け下りてきたんですね



さてさて出発します、あとは下るだけゴールはすぐそこです・・・・


1時15分です