吉ヶ平ブログ

人に感謝自然に感謝・人を愛し自然を愛し・人に育てられ自然を育てる

只見の方々と八十里~12

2013-06-29 19:25:01 | 八十里越え


さくさくと降りてまいりました、田代のブナ林です、枯れていますが堂々としていますね



みるみるうちにガスがかかってきて幻想的な感じです



こんなところで一人になったら泣きそうです・・・



雪が多くて田代湿原の入口もわかりませんでした、時間があったら寄るかそんな会話があったかどうか

たぶん行っても真っ白ですね



林道の終点らしきところを過ぎてそろそろ木の根峠に行く分岐点・・・

なんと埋まっていました、確か1mくらいはあったような・・・あやうく見逃すところでした



ここから先が昨年苦しめられた区間です、雪が助けてくれるのか



上の林から降りてきたのですが左の方へ道が付いています、我々はショートカットしたような形です

滑り落ちたと言ってもいいような感じです



雪の合間から水芭蕉が出ています、ここらへんは群生地ですね



向こうに見える山の手前を左に入ったところが木の根峠です、なんか楽勝ムードですか



結局本来の道かどうかわからないような所を上がったり下がったり、藪漕ぎないだけ楽ですか



江戸時代に組まれた石組みですたぶん上には橋が架かっていたはずです、気が付かないと通り過ぎてしまいますが

歴史の上を歩いている再認識いたしました





只見の方々と八十里~11

2013-06-28 21:51:33 | 八十里越え


11:00になりましたようやく殿様清水に到着です、ここは雪もないので少し早いですがお昼ご飯にしましょう



ここは清水と名前が付くようにいい湧き水が・・・雪解け水でイッパイですね、そんな突っ込みは無しで



刀掛は見えませんね、素敵な景色はまったくダメです、始めての方々すいませんね、30分ほど休憩していざ出発~



ここから鞍掛までは急な斜面が続きます、さらに過酷になりますね



ついに秘密兵器登場です、アイゼンですが持っている人は3人だけ



足が疲れてきたのか踏ん張りが利きません・・・滑って落ちたら・・・



一番の難所を無事通過しました、下を見てもなにも見えません・・・安堵の表情です



ようやく鞍掛です12:18道中沢が埋まっていたので凄い時間短縮です50分かかりませんでした



ここにあがる最後の坂が心臓破りですがウドが沢山出ています、1本いただいてかじっていたら只見の方から

山に行ってウドを食べると腹が減るからやめたほうがいいと言われました・・・面白い



小松横手までも沢が埋まっていて楽です、昨年はザイルまで出して苦労したような



鑿跡が残る岩場です小松横手までもうすぐ



12:55到着です~でも景色が・・・残念



南斜面ですね、先ほどの雪景色が嘘のようです

ヒメサユリがそっと咲いていました、少し色が濃いような気がしますね

さてこれからは下りが続きます、この先まだまだ長いです気合を入れてゆきましょう



只見の方々と八十里~10

2013-06-27 23:50:51 | 八十里越え


桜の窟から殿様清水に向けて歩いている事実・・・・



倒木が激しいそんな状況より激しい世界が目の前に・・・ここが道なのかどうかはどうでもいい

倒れているのか埋もれているのかどうでもいい事実、そんなことは春になってわかればいい

冷えた身体を奮い立たせて歩こう



刀掛の下を歩いている間違いなくそこに(会津)行こうとしている

間違ってはいない、そう信じて歩こう



いつか向こうに見える山に向かって歩きたいそんな衝動を振り切って・・・・




只見の方々と八十里~9

2013-06-26 22:41:17 | 八十里越え


普段は水が流れていない枯沢ですが雪解け水で水量があります



10:20空堀茶屋跡です、長岡藩敗走時はひどく混みあったのでしょうね



草丈がまだ低いので茶屋の基礎石が良く見えます



10:31空堀に到着順調に進んでいます



空堀三叉路から右に曲がったらブナの巨木が・・・道を塞いでいます・・・次回の整備が大変です



御所平辺りには巨木が多いです、いちどよく計ってみたいですね



年寄りのセミがとまっています、大きさの比較でしたがなにか「木から感じるものは?」

と、問いかけましたが「全然」と悲しい回答でした・・・



日当たりの悪いところにはびっしりと雪があります、歩きやすくていいのですが



つづら折れの斜面いつもですと何気なく通り過ぎます、草がびっしり覆っていますから

石垣が組んであります、明治の改修跡でしょうか



いい大人がそろってにやけています、山の中に可愛い子がいたのか・・・



桜の窟です、以仁王逃亡時ここに桜の木があり舞を舞ったとか

10:44いや~歩くのって気持ちがいいですね



只見の方々と八十里~8

2013-06-25 22:57:16 | 八十里越え


9:50になりました、崩落現場到着



去年の草刈のときはぬかるんで大変でした、今回はいかに・・・・降りる場所が・・・せまくなってます



まあハイキングではないので道がないなどとおたおたしている暇はありません、雪の重みでしまったのか

歩きやすくなっています



小沢の上は雪がビッシリですが・・・ぬけたら怖いですね、ここは慎重に




あくまでも慎重にここではまだ心のゆとりがありましたよね・・・



崩落現場を抜けて通常ルートに入るのですが少し迷って・・・以前はもう少し上から行きましたが

沢が広がって



ここで少し迷ったふりをしてわき道に、以前から左に捲いている昔の道跡が見えるんです

木がじゃまで歩きずらいですが、あきらかに旧道です

これがあるから八十里は楽しいですね

さてさて冒険はこれくらいにして皆のあとについてゆきましょう~