吉ヶ平ブログ

人に感謝自然に感謝・人を愛し自然を愛し・人に育てられ自然を育てる

八十里倶楽部で八十里越NO6

2018-08-31 12:05:55 | 八十里越


木ノ根峠会津側です

幕末には大きな小屋と小さな小屋二棟あったそうです

長岡藩の人々が数千人ここを越えたと言われています

小屋は野戦病院になっていたそうです

そんな状況をさっしてか河井さんは雨の中外にいたそうですが

世話をする人も大変でしたでしょうね

河井さんが乗った担架を一晩中持っていたとか・・・

天保古道はここまで

右古道

左新道

そんなかんじです


これより先は下りばかりですので

少しペースを上げます

5時までに叶津番所に着きたいので



奥に見えるのが黒姫

手前の鞍部が木ノ根峠です

もう少し下ると松ヶ崎

松ヶ崎から木ノ根小屋へ

「今から行くからお茶たのむ!!」

なんて叫んだそうです




松ヶ崎です

会津の山々が綺麗に見えます

越後との国境の山の背がよく見えます

工事道路の遅沢には16時前に着きたいです

13:10



早く下りたいと思っていても

なかなか・・そんないい具合にはゆきません

会津側の沢は深くて・・

5m以上のアップダウンはざらです

体力が奪われますし

踏ん張れなくて滑落したらアウトです



二個目の一等水準点

木ノ根峠とは少し違う??

基礎石は同じですが

周りの囲み石が綺麗に並んでいます

これが本来の姿なんでしょうね

登山道では見られないものです

八十里の道は主要街道と位置付けられていたようだ

2km置きにあるはずだが

見つけたら教えてね♪



名香沢・滑沢などと呼ばれている

毎年であるが斜面の表面が削られ危険である



この沢の源流域に天保古道があるが

もう行くことはないだろうな

14:50 標高730m

工事道路の大麻平は標高500m

もう少しでゴールである


八十里倶楽部で八十里越NO5

2018-08-30 12:49:19 | 八十里越


田代平に到着です

小松横手から望む田代平湿原は眼下にありますが

なぜか20mしか下がっていない・・・

八十里の不思議です

田代平湿原の入口付近におたすけ小屋がありました

明治のころ名下の夫婦が小屋番をしていたそうで

一泊二日で八十里を越えた瞽女さん達の二晩目はここが宿でした

盲目の女性がこの峠を越えていたとは驚きです

湿原に寄る時間がないので先を急ぎます

12:18 標高910m



広い道に出ました

五味沢林道・・・地元の方は田代林道とか

以前はここまで楽に車両が入れましたが

現在は水害で道はボロボロ

正常な車道までここから3時間はかかります



林道から八十里の道に入りました

道のわからない方は林道へ入り込んで迷うみたいです

本当に迷うのはこの先です

魔界の入口です

魔界の入口は電話が繋がります(docomo)

12:30



遠くに見える鞍部が木ノ根峠です

春先は雪渓の上を歩いて真っ直ぐいけますが

今は2mほどの藪で湿地でございます

踏み跡などはありません

歩けば歩くほど不安になります


これより先はわずかな区間ですが古道・新道と

からみあっていてなおさら不安になります

道がわかれば30分ほどで木ノ根ですが

初めて来たときは1時間半もかかり泣きそうでした



さてさてこの藪に入ります

湿地の藪なので踏み跡がない

木も生えていないので

ナタ目がない

普通は引き返しますよね



芳沢の石組です

凄いですよね

何年経っているのか

明治新道であれば130年ですか



一等水準点

この峠道にも多数あるはずだが

確認できるのは・・・二ヶ所かな



木ノ根峠です

ついに来たぞみたいな達成感です

13:05 標高867m

八十里倶楽部で八十里越NO4

2018-08-29 12:28:53 | 八十里越


殿様清水到着です

これからしばらく水場がないので給水

冷たくて美味しい水です

10分ほど休憩です

9:44 標高850m



行く手は藪ですね

ここから鞍掛までが辛いですよね



この時期(6月末)は雪があって楽ですが

秋になると2mほどの草藪になって

歩く場所がわかりづらくなります

そもそも道がない・・・



刀掛が遠くになってきました

30分もトラバースが続くので体力が

消耗します



疲れたところに

最後の急な登り

しんどいです




鞍掛峠に到着です

少し早いですが

お昼ご飯にいたします 30分ほど休憩です

作業がないとここまでは6時間

予定より30分遅れかな

10:45 標高960m



これから小松横手まで

倒木が無いと楽かな・・・

結構倒れています

魚沼領ですが手を抜かずにがんばりましょう




それにしても大きな木が倒れています


水害直前のころは沢筋が荒れて小松横手まで

1時間かかったこともありましたが



小松横手到着です

作業しても45分で到着しました

右側黒姫 奥に守門でございます

この先は倒木が少ないです

下りですし遅れを少し取り返しますか

11:45 標高930m

八十里倶楽部で八十里越NO3

2018-08-28 12:35:57 | 八十里越


ブナ坂を下りきったところがブナ沢です

水害による堰止湖です

なにやら水位が下がっております

吉ヶ平から5km 標高・680m

8:15 アベレージ1,25km/h

アベ2km/hは必要ですが、まああわてない



先週消防団の皆さんが訓練で来たときは水位が高く沢を渡るのに苦労したそうです

事前情報で沢に木の橋を架けてと言われましたが・・・

それより倒木はほとんど無いと聞いていましたが

倒木ばかり・・・

ここまでその処理で20分は予定より遅れています



深層崩壊地

流れ出した地面にようやく緑が戻ってきました

もとのブナ林になるにはあと50年くらいかかるかな



いい感じで倒れていますね

深山の降雪は少なかったのですが

重い雪が降ったのかな~

例年の比ではないです多すぎ・・・ブナですが・・



いつもは水の無い高清水沢ですが



綺麗なブナ林ですが・・・

石がゴロゴロ

綺麗な石積みが・・・



この沢から流れ出てきたんですね



空堀茶屋跡です

市の調査で周りの木が切られてすっきりしています

以前はここで河井さんが敗走のさい泊ったと言われていましたが

真相は・・

最後の瞽女小林ハルもこの空堀の山小屋に泊まっている


9:00 標高760m



空堀に到着です

少し休みますか

10分休憩です

9:08



桜の窟です

以仁王がここで休まれたとか



刀掛

これより先は踏み跡が分かりづらくなります

9:32

八十里倶楽部で八十里越NO2

2018-08-27 12:04:43 | 八十里越


出発します、これより北斜面

日当たりがよくなります

289号線の工事道路も見えてきます



崩れた沢筋が足を止めます

しばらく気が抜けません



火薬跡です

遠くに目指す鞍掛峠が見えます

7:30です



本格的な倒木です

まだ始まったばかりです綺麗に処理しましょう



ちゃんと切ったものは崖に落として

綺麗にしました

たぶん・・・



ブナ坂に到着

緑が綺麗ですね

ブナ林はどこでも自由に歩けます

明治・天保どこの道かわかりにくいですね

大きくうねっているのは明治の新道です



しっかり仕事もしています



明治新道には雪がたくさん

{内容はこの6月末の日曜日でございます

早く書けばよかったのですが・・・}



烏帽子の前にあります刀掛でございます

烏帽子の鼻とも言われています

いつも同じ写真ばかりですみません

少し違うところにピントを合わせるようにいたします

8:05