韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が広がっている影響で予約キャンセルが続出していることを受け、大韓航空とアシアナ航空がソウル(仁川)と日本各地を結ぶ路線を大幅に縮小する。
大韓航空は仁川―鹿児島線を6月24日から7月17日まで運休する。また、仁川と小松、秋田を結ぶ便は7月いっぱい運休し、仁川―岡山線は7月8日、11日、15日、仁川―青森線は7月1~17日の運航を取りやめる。
. . . 本文を読む
「予告された失敗」を繰り返しただけ
2012年末に日韓両国で新政権発足、隣国をおとしめるための外交消耗戦始まる
結局は自分の首を絞めることに
この対立を最小限に抑えるべき外交すら閉ざしてしまったのが最大の失策
韓国外交部(省)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が10日前、ドイツを訪れた。今年に入って2度目のドイツ訪問だ。ドイツの外相と会談した翌日、尹長官はクロアチアを公式訪問した。韓国の外相がクロア . . . 本文を読む
昨年の会場提供拒否でしこり
韓日国交正常化50周年を祝う在韓日本大使館の6月22日の記念行事は、ウェスティン朝鮮ホテル(ソウル市中区)で開催された。同ホテルの関係者は「日本大使館が主催する大規模行事の会場となったのは今回が初めて。4月に会場利用の問い合わせがあった」と話す。
同じソウル市中区にあるロッテホテルは、親グループが日本で発足し、都心部に位置していることから、かつては日本大使館関連行事 . . . 本文を読む
韓日関係は国交正常化50周年を機に雪解けムードだが、今後のヤマは日本軍の従軍慰安婦問題に関する日本政府の立場変化や安倍晋三首相による8月の「終戦70年談話」になる見通しだ。この二つの課題をどう調整していくかによって、韓日首脳会談を含む「真の関係正常化」が実現するかどうかが決まる。焦点の一つは安倍談話に植民地支配に関する謝罪と反省が含まれるかどうかだ。韓国政府筋は6月23日、「安倍首相の修正主義的 . . . 本文を読む
「未来に向けての和解」第一歩は踏み出したものの…
朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍首相は韓日国交正常化50周年にあたる22日、韓日関係の改善に対し、これまでになく強い意志を表明した。両首脳はこの日、一日中ソウルと東京で「協力」「和解」「信頼」「未来」などの単語を口にした。
■朴大統領と安倍首相、ひとまず「雪解けムード」に
朴大統領は、ソウルの日本大使館が主催した国交正常化50年記念式典の祝辞で . . . 本文を読む
サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男で同社副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏は6月23日、記者会見を開き、サムスングループ系列のサムスンソウル病院(ソウル市)で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染者が続出したことについて、国民向けの謝罪文を発表した。
李氏が公式の場で謝罪文を読み上げるのは今回が初めて。深々と頭を下げた後、「皆様に多大な苦痛と心配をおかけした。お詫び申し上げる」と . . . 本文を読む
「いっそ、議院内閣制にしましょう」。最近会ったある元経済官僚は「国会が空転して、政府の中心的な経済政策が漂流するということが繰り返されているではないか。立法府と行政府の協力が必要なら、議院内閣制を考えてみるべき時期でもあるようだ」「大統領制は、韓国人の体にはなじまない服らしい。政府がどのような経済政策を打ち出しても、国会の同意がなければ不可能な状況で、それなら内閣制をやろうということ」と語った。こ . . . 本文を読む
対日輸出不振に打開策はあるのか
現代・起亜自、昨年の販売わずか73台
12台―。これは年初から5月末までの現代・起亜自動車による日本での販売台数だ。昨年は通年で73台だった。
それも乗用車はゼロで、大型バスなど商用車が売れただけだ。昨年世界で販売台数が800万台を超える現代・起亜自動車は、ドイツでも約8万5000台を売り上げたが、日本市場では歯が立たない。現代自関係者は「日本の国産車に対するプ . . . 本文を読む
「もうこんな言葉が出てくるの? 国民に嫌われそう」「裁判もまだ終わっていないのに、反省文はどこに行ったの?」「どんな専門性? 客に横暴に振る舞う専門性を生かしてやるということ?」
6月18日、インターネット上にはこうした批判的なコメントが少なくとも1000件近く書き込まれた。韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が先ごろ、フランス・パリで韓国人記者らと会った席で「3人それぞれの役割と専門性を . . . 本文を読む
韓国に25年勤務した日本の元外交官、町田貢氏
「反日感情をなくすのは、薄い紙を1枚1枚はがすようなもの」
韓日国交正常化の前年(1964年)以来、通算25年にわたって韓国に勤務した日本の元外交官、町田貢氏(80)は、時事通信とのインタビューで「国と国の間でも越えてはならない一線があるが、(日本が植民地支配や侵略戦争を謝罪した)村山談話の見直しに言及したり、(韓国が)天皇に対して謝罪を求めたりする . . . 本文を読む
韓日の未来考えるシンポ、東京で開催
韓日国交正常化50周年を翌日に控えた6月21日、韓日の有識者が両国関係を議論するシンポジウム「韓日未来対話」が東京都内で開かれた。シンポジウムは韓国民間シンクタンクの東アジア研究院と日本民間団体の言論NPOの主催で、今回が3回目。近ごろ両政府が関係行き詰まりの打開に動いていることを受け、出席者らは「歴史問題での葛藤(かっとう)を超えた肯定的な韓日関係」を模索し . . . 本文を読む
民間シンクタンク調査
8月に発表される日本の安倍晋三首相の談話について、「歴史認識問題に対する反省が不十分でも韓日首脳会談を開催すべきだ」という意見が過半数を占めていることが分かった。
韓国の民間シンクタンク「峨山政策研究院」が韓日国交正常化50周年を迎えるにあたり、6月5日から6日までと9日から10日まで、満19歳以上の成人男女1000人を対象に「8月の安倍談話で歴史認識問題に対する反省が不 . . . 本文を読む
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、光復・終戦70周年と韓日国交正常化50周年を迎える今年、韓日関係を正常化させたいとの強い意思を抱いているとされる。今年4月に日本の安倍晋三首相が訪米して以降、米日間の「新蜜月関係」が形成されたとの解釈が示され、朴槿恵政権の外交路線は消極的だとする批判も少なくなかった。こうしたムードが最近の韓国政府の最近の対日外交路線に影響を与えたとされる。
これに関連し、日 . . . 本文を読む
中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大で落ち着かない中、映画を見てきた。地震をテーマにした映画『カリフォルニア・ダウン』(原題:SAN ANDREAS)だ。派手なシーンをこれでもかこれでもかと見せつけることで、さほど内容のないストーリーをカバーする典型的な、まさに見るだけで時間の無駄ともいえるような映画だが、ある映画評論家がこの映画と関連してネットでたたかれていることを知った。この映 . . . 本文を読む
韓国を訪問している世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は6月18日、保健福祉部(省、以下同じ)の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官の代わりに外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官と会談した。中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が広がる中、これを管理する保健福祉部のトップと会うのが普通だが、それがかなわなかったのは文長官がソウルではなく中部の世宗市にいたためだ。チャン事務局長は「文長官は忙 . . . 本文を読む