韓国大手新聞 朝鮮日報14年7月21日記事抜粋
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が、仁川アジア大会に参加するサッカー北朝鮮男子代表の試合を観戦し「アジア大会への参加は北南間の関係改善と不信解消の重要なきっかけ」と述べたことが分かった。朝鮮中央通信が7月20日に報じた。韓国と北朝鮮は17日、仁川アジア大会への北朝鮮選手団・応援団の参加をめぐって実務協議を行ったが、話し合いは決裂。金第1書記の発言には、実務協議再開と韓国側の譲歩を求めて韓国に圧力をかける狙いがあるとみられる。
金正恩氏はサッカー北朝鮮男子代表と朝鮮人民軍所属のサッカーチームの試合を観戦した後「神聖なスポーツが不純な勢力の政治的な道具になってはならない、というのがわれわれの原則的な立場」だとして「選手たちは崇高なスポーツマンシップと民族の気概を高く発揮し、同族の和合、世界各国の親善と平和に積極的に寄与しなければならない」と述べた。仁川アジア大会に参加する意向をあらためて示すとともに、韓国を間接的に非難した格好だ。
北朝鮮はこれに先立ち、仁川アジア大会参加をめぐる南北実務協議(17日)が決裂したことについて「韓国側が(北朝鮮側)応援団の規模と滞在費用などについて不当な態度を示した。態度を変えないのであれば、大会参加を根本的に見直す」としていた。
黄大振(ファン・デジン)記者
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が、仁川アジア大会に参加するサッカー北朝鮮男子代表の試合を観戦し「アジア大会への参加は北南間の関係改善と不信解消の重要なきっかけ」と述べたことが分かった。朝鮮中央通信が7月20日に報じた。韓国と北朝鮮は17日、仁川アジア大会への北朝鮮選手団・応援団の参加をめぐって実務協議を行ったが、話し合いは決裂。金第1書記の発言には、実務協議再開と韓国側の譲歩を求めて韓国に圧力をかける狙いがあるとみられる。
金正恩氏はサッカー北朝鮮男子代表と朝鮮人民軍所属のサッカーチームの試合を観戦した後「神聖なスポーツが不純な勢力の政治的な道具になってはならない、というのがわれわれの原則的な立場」だとして「選手たちは崇高なスポーツマンシップと民族の気概を高く発揮し、同族の和合、世界各国の親善と平和に積極的に寄与しなければならない」と述べた。仁川アジア大会に参加する意向をあらためて示すとともに、韓国を間接的に非難した格好だ。
北朝鮮はこれに先立ち、仁川アジア大会参加をめぐる南北実務協議(17日)が決裂したことについて「韓国側が(北朝鮮側)応援団の規模と滞在費用などについて不当な態度を示した。態度を変えないのであれば、大会参加を根本的に見直す」としていた。
黄大振(ファン・デジン)記者