シニア花井の韓国余話

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北賛美トークショーの韓国系米国人、再入国拒否へ

2014年11月30日 10時54分47秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年11月28日記事抜粋
 韓国法務部(省)は11月27日までに、最近北朝鮮追従論を展開して論議を呼んだ韓国系米国人のシン・ウンミ氏(53)と夫(58)の再入国を拒否する方針を固めた。
 法務部関係者は「シン氏が韓国全土を回り、北朝鮮の体制を賛美するトークコンサートの開催を続けていることから、シン氏は現在韓国に滞在中だが、いったん外国に出た時点で再入国を拒否する方針だ」と述べた。シン氏夫婦は米国の市民権を保有している。
 現行の出入国管理法は、外国人について「韓国の利益や公共の安全を害する行動をする恐れがある人物の入国を拒否できる」と定めている。市民団体「ブルーユニオン」は10月、6回の北朝鮮訪問歴があるシン氏夫婦を含め、ノ・ギルナム民族通信代表(70)ら北朝鮮追従・反政府傾向がある韓国系米国人30人の入国を拒否するよう求める請願書を法務部出入国審査課に提出していた。
 『在米僑胞のおばちゃん、北朝鮮に行く』という著書もあるシン氏は、請願書が提出されて以降も民主労働党の元副広報、ファン・ソン氏(40)とともに韓国全土を回り、北朝鮮追従の性格が強いトークコンサートを強行したため、法務部はシン氏夫婦の再入国禁止を検討してきた。
 シン氏はファン氏と共同でのトークコンサートとは別に全国を回り「外から描いた統一の夢」という親北朝鮮的なトークコンサートも開いた。このコンサートは今年4月に蔚山、ソウル、仁川、大田、光州などで20回余り行われた。シン氏は講演で「驚いたことに、餓死する人が多い国だというのに花を売るスタンドが多かった。食べるものもないというのに」「平壌の教会で礼拝に参加し、自由に悔恨と祈りを行えるなど、(宗教の自由が認められるという)衝撃的な経験をした」などと北朝鮮を賛美する発言を行った。
 仁川地方警察庁はシン氏の発言内容を検討し、国家保安法違反に当たるかどうか内偵を進めている。
 シン氏は著書で、訪朝を最初に勧めた人物として夫を挙げた。夫はあるインターネットメディアのインタビューで「北朝鮮が韓民族として生きていくことができないような情勢、体制ならば、われわれも反北朝鮮運動を行い、そうでないならば、北の情報を皆に知ってもらおうという思いで訪朝した」と述べている。
キム・ヒョンウォン記者




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