シニア花井の韓国余話

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中国漁船の違法操業、韓中が共同監視へ

2013年06月29日 01時09分08秒 | Weblog
韓国大手紙・朝鮮日報13年6月27記事抜粋
 韓中両国はこのほど、朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪中に先立ち行った海洋水産閣僚会談で、相次ぐ中国漁船の違法操業を共同で監視していくことに合意した。
 韓国政府の高官は6月26日、韓国海洋水産部(省に相当)と中国国家海洋局が西海(黄海)の韓中暫定水域(共同操業水域)での違法操業を共同で監視することで合意したと説明した。同高官は「共通認識を確認した段階だが、正式な協定となるよう、双方が努力していくことで一致した」と述べた。
 韓国政府はこれまで、中国漁船の違法操業に頭を痛めてきた。取り締まりに対する抵抗が激しく、韓国の海洋警察が大きな被害を受けただけでなく、取り締まりの過程で死亡した中国の漁民も出て、両国の外交問題に発展するケースもあったからだ。
 韓国政府は問題が浮上した2000年代半ば以降「少なくとも暫定水域では両国が共同で取り締まりを行いたい」と主張してきたが、中国はなかなか応じなかった。11年12月に海洋警察官が取り締まり中に死亡する事件が起きて以降、昨年上半期には韓国の海洋警察官が中国の取り締まり船に同乗し、取り締まりを監視する試みは行われたが、定例化されることはなかった。
 韓国政府はこれまで、中国漁船の違法操業を監視するため、海洋警察庁の取り締まり船を拡充し、装備を強化するなどの措置を講じた。しかし、中国漁船は魚が豊富な韓国側水域へと越境する前に阻止する方法はなく、取り締まりは実効性を発揮していなかった。今回の措置で暫定水域での共同取り締まりが実現すれば、違法操業の開始前に中国漁船の動きを封じる効果が期待される。







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