シニア花井の韓国余話

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大阪で生まれた金正恩氏の実母、生い立ちは

2014年01月30日 08時00分19秒 | Weblog
韓国大手新聞 朝鮮日報 14年1月28日
金正恩第1書記の生母、高英姫氏
妹の高英淑氏はスイスで秘密資金管理…1998年に夫と米国へ亡命
 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記の実母、故・高英姫(コ・ヨンヒ)氏は、1952年6月26日に大阪市生野のコリア・タウンに近い鶴橋で生まれた。外国人登録原票に記載された出生当時の名前は「高姫勲(コ・ヒフン)」で、その後北朝鮮で一時コ・ヨンジャという名前を使ったが、日本風の名前を捨てて高英姫に改名した。
 金正恩第1書記の母方が済州島出身ということで、北朝鮮が「漢拏山(済州島にある山)の血筋」を主張する可能性がある。済州島は、北朝鮮が「4・3人民蜂起」と呼ぶ4・3事件(1948年)の舞台でもあり、高英姫氏の一族を「漢拏山の血筋」という新たな革命の血統として打ち出して「白頭の血統(金氏ファミリー)」と「漢拏山の血筋」を結合させた白頭-漢拏革命血統を作る、というわけだ。
 高京沢(コ・ギョンテク)氏は1929年に済州島から大阪に渡り、陸軍省の軍服工場で働いたと記録されている。高京沢氏は、日本で息子の高相勲(コ・サンフン)氏(1951年生まれ。北朝鮮では〈コ・ドンフン〉と呼ばれた)、娘の高英姫氏、高英淑(コ・ヨンスク)氏をもうけた。高京沢氏は、62年10月21日に家族を連れて第99次北送船に乗り、北朝鮮へ渡った。その後、高英姫氏は71年から万寿台芸術団で舞踊家として活動していたが、金正日(キム・ジョンイル)総書記の目に留まって同居生活を始め、正哲(ジョンチョル)氏・正恩氏・汝貞(ヨジョン)氏の2男1女をもうけた。北朝鮮では2002年から高英姫氏を「平壌の母」と呼び、偶像化が進んだが、04年5月24日に乳がんのためフランスで死去した。高英姫氏の兄のコ・ドンフン氏は、1990年代に海外で北朝鮮の外交官として活動した。また妹の高英淑氏はジュネーブで金正日総書記の秘密資金の管理をしていたが、98年5月に夫と共に米国へ亡命した。





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