シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国の結婚式

2010年01月19日 16時14分20秒 | Weblog
韓国の結婚式は、日本と同じく結婚式場やホテルを使用するし、教会の場合もある。
金持ちはホテルを使用する場合が多いが、一般には結婚式場を利用することが多い。
しかし、その実態は日本とは似て非なるものがある。
参加案内は、ホテルのようなセットメニューの場合を除き、友人や会社関係者など、少し知っている程度の知人まで、案内書を配布する。
しかし、出欠は確認しない。
結婚式場内の結婚式会場は、広いスペースで、中央の通路にカーペットが敷かれており、通路の両側に椅子席がある。
中央の通路の奥で結婚式のセレモニーが執り行われる。
参加者は、日本のような家族と親族だけではなく、友人や会社関係者など当日の参加者が適当に座って式を見守ることになる。
そして皆の前で結婚式が執り行われる。
しかし、参加者全員が式を見ているのではなく、真剣に式を見ているのは家族や親戚だけで、その他の参加者は、友達・知り合い同士で適当に話していることが多い。
結婚式の後は、日本では披露宴になるのだが、韓国では食事会になる。
食事は一般的にはバイキングスタイルである。
当日受付でもらった食券を会場入口の係員に渡し、座席は決まっていないので、知合いのグループで適当にかたまって座る。
会場には新郎新婦はおらず、バイキングなので適当に飲み食いをして終わることになる。
結婚式場とは、会場入り口で受け取った食券の枚数で精算することになるので、出席の確認を取らなくても問題が無いのである。
新郎新婦が各テーブルに挨拶に来る場合もあるが、特別なセレモニーはない。
披露宴では無く、結婚式がセレモニーであり披露の場になる。
ホテルのバンケットの場合は、バイキングではなくセットメニューが一般的だが、これも座席は決まっていないので、適当に座るのが一般的。
主賓などがある場合は、主賓だけは座席を決めるが、その他の人は適当に座ることになる。
ここでも特別なセレモニーはないが、新郎新婦と両親の紹介がある場合がある。
韓国では一般的に引出物はない。
いずれの場合も、参加者の服装は日本のような礼服ではなく、平服が一般的だ。
ただし、両親は礼服だし、親戚の女性はチマチョゴリを着る場合もある。
どちらにしても韓国の結婚式は、堅苦しくない。(修正再投稿)


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