シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

マンション価格、ソウルの1戸=地方の3、4戸分

2011年04月03日 14時17分15秒 | Weblog
 (韓国大手新聞、東亜日報 11.3.24記事抜粋)
ソウル地域のマンション1戸の価格なら地方のマンション3、4戸を買えるほど、ソウルと地方との住宅価格の格差が大きいことが分かった。また、全国で売買価格が最も高いソウル江南区(カンナムグ)のマンション1戸を売れば、売買価格が最も安い全羅南道寶城郡(チョンラナムド・ボソングン)で25戸買えることが調査で分かった。
23日、不動産情報会社「ドクターアパート」が全国のマンションを対象に、地域別に3.3平方メートル当たりの売買価格を調査した結果、ソウル地域の平均は1820万ウォン(約135万円)と5大広域市や中小都市を合計した地方平均(499万ウォン(約37万円))の3.65倍に上った。また、首都圏の平均は3.3平方メートル=1254万ウォン(約93万円)と、地方の2.51倍だった。
地域別ではソウルが最も高く、新都市=1310万ウォン(約97万円)、京畿(キョンギ)=903万ウォン(約67万円)、仁川(インチョン)=799万ウォン(約59万円)の順だった。地方では、釜山(プサン)=617万ウォン(約46万円)、蔚山(ウルサン)=605万ウォン(約45万円)の順だった。市郡区別では、ソウル江南(3337万ウォン(約247万円))がトップで、京畿果川市(クァチョンシ=2897万ウォン(約214万円))が2位、瑞草区(ソチョグ=2892万ウォン(約214万円))、龍山区(ヨンサング=2544万ウォン(約188万円))、板橋(パンギョ)新都市(2430万ウォン(約180万円))、松波区(ソンパグ=2422万ウォン(約179万円))の順だった。
一方、売買価格が最も安い地域は全羅南道で、3.3平方メートル=299万ウォン(約22万円)だった。全羅南道寶城郡(133万ウォン(約10万円))が最も安く、全羅北道茂朱(チョンラブクド・ムジュグン=153万ウォン(約11万円))、靈巖郡(ヨンアムグン)と全羅北道高敞郡(コチャングン=それぞれ163万ウォン(約12万円))、忠北道報恩郡(チュンチョンブクド・ボウングン=164万ウォン(約12万円))などの順だった。 江南区のマンション1戸で寶城郡では25.1戸買える。
しかし、供給不足やテナント需要の売買への転換などで売買価格が値上がりしている地方に比べ、ソウル首都圏のマンション価格は下落し、ソウル首都圏と地方との売買価格の差は前年同期より減少したことが分かった。昨年3月、ソウルと地方との売買価格の差額は3.3平方メートル当たり1381万ウォン(約102万円)だったが、今年3月は1321万ウォン(約98万円)とその格差が60万ウォン(約4.4万円)減り、首都圏と地方との売買価格の格差も昨年の809万ウォン(約60万円)から今月は755万ウォン(約56万円)へと縮まった。(投稿者注)
ソウル江南区(カンナムグ)=漢江の南側の高級住宅地域



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