シニア花井の韓国余話

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カカオトークの傍受令状拒否、公安捜査に障害

2014年11月15日 08時37分00秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年11月13日記事抜粋
 モバイルメッセンジャー「カカオトーク」を運営するダウムカカオが今年7月から捜査機関による通信傍受令状の執行に応じず、検察や国家情報院による公安事件の捜査が全面的にストップしていることが分かった。
 これに先立ち、ダウムカカオの李碩祐(イ・ソクウ)代表は10月13日に記者会見を開き、令状の執行拒否を公言したことから波紋が広がっている。
 「政府がサイバー査察を行っている」といううわさがきっかけで、令状拒否という事態が現実となり、国家の存立に脅威を与える公安事案の捜査ができない状態になっている格好だ。
 検察によると、ソウル中央地検は国家保安法関連事件で裁判所から通信傍受令状7件の交付を受けたが、執行できずにいる。裁判所は一般に一度の令状交付で2カ月の通信傍受を認めている。今回ダウムカカオが拒否した7件の令状は、「サイバー査察」論争が起きる前の段階で検察が交付を受け、一時執行されていたが、ダウムカカオは10月7日から突然通信傍受を拒否し、捜査は中断状態となっている。
 検察関係者は「有線電話、携帯電話、電子メール、メッセンジャー(カカオトークを含む)など主な四つの通信手段に対する通信傍受令状の執行が無力化される危機を迎えている。捜査に障害が生じるというレベルではなく、捜査が全面的にストップした」と述べた。
尹柱憲(ユン・ジュホン)記者



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