シニア花井の韓国余話

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13年の成長率見通しを3%に下方修正

2012年12月31日 10時46分46秒 | Weblog
  韓国大手紙・朝鮮日報12年12月28日記事抜粋
韓国政府は12月27日に2013年の経済政策方向を発表し、13年の経済成長率見通しを従来の4%から3%に1ポイント引き下げた。
 見通しの下方修正は予想されていたが、引き下げ幅は予測をはるかに上回った。企画財政部(省)の崔相穆(チェ・サンモク)経済政策局長は「先行き不透明な対外経済環境を考慮した」と説明している。政府の見通しは国際通貨基金(IMF)の3.6%や韓国銀行の3.2%を下回り、韓国開発研究院(KDI)の3.0%と同じだ。
 政府が成長率見通しを1ポイントも引き下げたのは、それだけ景気がよくないことを意味する。政府は13年、マクロ経済の安定的な運用など体系的なリスク管理を最優先に経済政策を進める方針だ。
 3%に引き下げたとはいえ、政府の12年の成長率見通し(2.1%)に比べると高い。IMFも、12年の世界経済成長率を13年(3.6%)より低い3.3%と見積もっている。
 問題は、3%という成長率が韓国経済の潜在成長率(物価を刺激することなく達成できる最高水準の経済成長率)に届かないということだ。民間シンクタンクは、韓国経済の潜在成長率がすでに3%台の半ばから後半まで下落したとみているが、実際の成長率はそれさえも下回るというわけだ。企画財政部の関係者は「韓国経済が内部の経済改革を通じ、さらなる成果を出す必要があるということだ」と説明した。
 一方、政府は就業者数の増加幅が12年の44万人から13年には32万人に縮小すると見込んだ。また、13年の物価は2.7%上昇し、経常収支は300億ドル(約2兆6000億円)の黒字を計上すると予測している。






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