シニア花井の韓国余話

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【社説】大統領家族の不正、放置すれば国が滅びる

2012年05月23日 14時01分40秒 | Weblog
韓国大手紙・ 朝鮮日報12年5月22日記事抜粋
昌原地検が、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の実兄、建平(ゴンピョン)氏(70)の資金管理人とみられる廃棄物処理業者の口座から300億ウォン(現在のレートで約20億円、以下同じ)余りの出所不明金を発見し、捜査に当たっている。盧武鉉政権が幕を下ろしてから4年3カ月がたったにもかかわらず、建平氏が関与した贈収賄事件は依然として収束する気配がみられない。
 謎の300億ウォンは、建平氏が公有水面埋立事業に介入し、許認可の口利きの見返りとして埋立業者から賄賂を受け取った収賄事件を捜査する過程で発見された。検察が建平氏と親しい廃棄物処理業者の口座を確認したところ、盧前大統領在任中の2005年から3年間、数千万ウォン(1000万ウォン=約70万円)から数億ウォン(1億ウォン=約680万円)単位の金が数百回にわたり入出金されていたことが明らかになった。盧前大統領退任3カ月後の08年5月以降は、入出金が途絶えている。この業者は「建平氏の執事」とも呼ばれており、盧前大統領が自宅新築候補地として検討していた土地のうち、1カ所を所有していた。
 検察が不審を抱いたのは、建平氏が実際の所有者となる電気機器メーカーが06年に1億ウォンの増資を行った際、書類上の出資者はチョンサン開発の社長となっているにもかかわらず、実際の資金は同業者の妻の口座から出ていたということだ。検察はこの口座を追跡した結果、業者の口座に300億ウォンが入っている事実を突き止めた。検察は現在、この金について「盧前大統領とその子女とは関係がなく、政治資金でもないようだ。盧前大統領を悪く利用した人々がいるようだ」と述べるにとどめている。
 建平氏は、弟が大統領になると金稼ぎを始めた。04年には、大宇建設の社長から再任の口利きの見返りとして3000万ウォン(約200万円)を受け取ったことが発覚し、懲役1年、執行猶予2年の判決を受けた。盧前大統領は当時「(大宇建設の社長のように)いい学校を出られた方が、田舎にいる何の取り得もない老人を訪ねて…」と、兄の肩を持った。この発言が出た日、建平氏に人事の口利きを頼んだとして名前が挙がっていた大宇建設社長が自殺した。
 建平氏は執行猶予中にも、農協の世宗証券買収に介入し、29億6000万ウォン(約2億円)を手にしたことが発覚、懲役2年6月の実刑判決を受けた。慶尚南道知事の補欠選挙では、盧前大統領の後援者だった朴淵次(パク・ヨンチャ)元泰光実業会長を訪ね、知事候補の選挙資金提供を依頼し、8億ウォン(約5400万円)の援助を引き出した。07年には幽霊会社を構え、朴淵次氏と土地売買で出た差益33億ウォン(約2億2000万円)のうち14億ウォン(約9500万円)を横領した疑いが最近浮上し、再び拘置所行きになる状況に追い込まれている。
12月の大統領選に先立ち、各政党と大統領候補は大統領の家族、親族、側近の不正を防ぐための公約を掲げ、国民の審判を受けるべきだ。大統領家族らの不正を放置すれば、国が滅びる。
(投稿者注)
韓国人のDNAを変えるのは一朝一夕には難しいように思う。



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